お風呂で遊ぼう!発達障害・グレーゾーンの発達を加速させるお風呂遊び

一斉休校中、お子さんの遊びのネタに困っていませんか?水が嫌いでないなら、お風呂は立派な遊び場になります。発達障害・グレーゾーンの子どもの発達を加速させ、生活自立にもつながる遊びを4つご紹介します。
 

【目次】

 
【アンケート概要】
調査期間:2020年3月28日〜4月6日
調査方法:インターネット調査
対象:発達科学コミュニケーショントレーナーまたはリサーチャー、受講生、メルマガ会員、パステル総研・SNS読者 計385名
 

1.一斉休校中、遊びのネタが尽きたお母さん多数!

 
 
新型コロナウィルス感染防止のため、一斉休校になって早2か月が経とうとしています。
 
 
この2か月という長さ、夏休みを超えました。普段の夏休みならお出かけや旅行など、楽しいイベントをたくさん作ることができますが、今回の一斉休校は外出することが難しいですよね。
 
 
毎日お子さんから「暇!」と言われているお母さん、いらっしゃいませんか?
 
 
お母さんもなるべく毎日工夫して過ごそうと努力されているかと思いますが、なかなか遊びが続かない、という方も多いと思います。
 
 
まさに「時間をつぶす」状態になっていませんか?
 
 
パステル総研が実施したアンケートでも、87人のママが「遊びに飽きる、やることがない」というお悩みを持っていました。
 
 
 
 
悩んでいるのはあなただけではないんです。
 
 
時間を持て余すって本当につらいですよね。「今何時?」と思って時計を見たら、実際は5分も経っていないとき…地味にショックですよね。
 
 
今日は、お部屋で遊び飽きたご家庭にオススメ!発達を加速する上に生活自立にもつながる、お風呂で楽しく遊ぶ方法についてご紹介します。
 
 
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2.発達障害・グレーゾーンの子どもにお風呂遊びがおすすめなワケ

 
 
発達障害・グレーゾーンのお子さんで、水にぬれることが嫌いでないなら、お風呂は最高の遊び場になります。
 
 
特に「感覚探求」と言って、皮膚に何か接触していることが安心するタイプのお子さんにオススメ!全身が水に触れるので安心するだけでなく、ボディイメージの発達にも役立ちます。
 
 
そのほかにも、お風呂遊びはお母さんにうれしい要素が満載!
 
 
汚れても洗い流せばいい!
多少騒いでもうるさくない!
 
 
お子さんがバタバタ走り回ってイライラする、おもちゃで広がった部屋を見ると泣きたくなる、という方には特におすすめです。多少外が寒くても、お湯が入れられるので季節を問わず遊べます。
 
 
お風呂で大騒ぎして、水遊びするだけでもいいのですが、せっかくですから発達を加速させたり、生活自立につながったりする遊びを準備するとなおよし!です。
 
 
 
 
私が考えるお風呂遊びの最大のメリットは、「刺激が少ないこと」です。
 
 
リビングだと、おもちゃやテレビなど刺激がたくさんあり、発達障害・注意欠陥多動性障害(ADHD)タイプのお子さんだと、ついつい刺激につられて動き回ってしまいます。
 
 
お風呂だと、限られた空間の中で子どもを刺激するものが少ないので、お母さんが意図的に用意した遊びに集中しやすくなります。
 
 
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3.お風呂遊びが楽しくなる!発達が加速する!生活自立に直結する!遊び

 
 
それでは、お風呂遊びがもっと楽しくなるうえに、発達が加速して生活自立にもつながる一石三鳥の遊びを4つご紹介します!
 
 
ちなみに、透明なお湯よりも色がついているほうがお子さんのテンションアップ!入浴剤もぜひご用意くださいね。泡風呂もおすすめです!
 
 
安全を確保したうえで試してみてくださいね。
 
 

◆①ペットボトルでコップに水をそそぐ

 
 
空のペットボトルを数本とコップ準備します。できれば、異なるペットボトルや、大きさの違うコップを用意しましょう。2リットル、1.5リットル、500ミリリットルなど、市販されているもので大丈夫です。コップはプラスチック製だと割れないので安心です。
 
 
まず、ここで身に着けたいのが重さに関する実践的な経験です。
 
 
大きさが異なるペットボトルですが、当然どのぐらい水を入れるかで重さは変わります。2リットルのペットボトルに少量の水を入れるのと、 500ミリリットルのペットボトルに満杯に水を入れるのでは、当然500ミリリットルのペットボトルの方が重くなります。
 
 
容器が大きいからと言ってすごく重たいわけではない。
容器が小さいからと言って、軽々持てるわけではない。
 
 
容器の見た感じで持とうとすると、違和感がありますよね。 最初に持った感覚で、重いのか軽いのかを判断する。こういった経験をたくさんさせてあげることで、触覚の発達につながります。
 
 
次に、ペットボトルからコップに水を注ぎます。
 
 
水をこぼさずに入れるためには、水がどこまで入っているのか確認する見る力と、水の入れ方を調整する手のコントロール力のコンビネーション力が必要です。また、上手に入れられるようになれば、自分で牛乳やジュースを注ぐこともできるようになりますから、生活自立にも役立ちます。
 
 
お子さんがやりがちな、ダイニングで牛乳や水をこぼしてしまうシーンも、こうしたお風呂でも練習を積み重ねればクリアできますよ!
 
 
最初は思いっきりこぼしてOK!楽しくやるのが一番です。 お母さんも時々参加して、「いっぱい注いでくださ~い!」「あ!あふれちゃった~!」と盛り上げてくださいね。
 
 
徐々に、コップにこぼさずに入れるようにコントロールしていくこと、大きさの違うペットボトルで試してみること、水の量を変えること、などでより実生活に近づいた遊びになります。
 
 
私の息子はお風呂で毎日こうして遊んでいたため、今では新品のパック牛乳もこぼさずに注ぐことができます!
 
 

◆②水鉄砲で的あて

 
 
水遊びで欠かせないものといえば、水鉄砲! 私の息子も下の子と一緒に水鉄砲の打ち合いをして大盛り上がりです。
 
 
ここで発達を加速させるポイント! しっかりねらって打てているか、ということです。
 
 
的に狙いを定める見る力、的に向かって真っすぐ水鉄砲を保つ腕のコントロール力や筋肉、引き金を引く指の動き。この3つのコンビネーションになります。
 
 
人の体の一部を狙うのはちょっと気が進みませんから、お風呂の壁に貼れるポスターを使うのがおすすめです。
 
 
我が家は息子が大好きな鉄道が掲載されている日本地図のポスターを使っています。
 
 
「東京、いくぞー!」 「こまちを狙え!」
 
 
など、息子も喜んでやっています。
 
 

◆③雑巾しぼり

 
 
次にオススメするのが、雑巾しぼりです。
 
 
しっかり雑巾をしぼるには、手首のスナップや力が必要です。さらに、しっかりしぼれたか、目と触感で確認します。これも目と手のコンビネーションです!
 
 
お母さんは毎日当たり前のようにやっている雑巾しぼりですが、小学校低学年ぐらいの発達障害・グレーゾーンのお子さんにとっては結構難しいのです。
 
 
雑巾をしぼる前にうまくたためず、しぼってもしぼりきれない場合などがあります。さらに、学校で使う雑巾は大きいので、子どもの小さな手ではなかなか難しいもの。
 
 
お風呂で練習してみましょう!
 
 
まず最初は、いきなり雑巾を使うのではなく、ガーゼやハンドタオルなど、小さくて水切れのいいものでチャレンジします。
 
 
最初はたたんでからやらなくても大丈夫!両手でぎゅっとしぼってみましょう。
 
 
湯船にガーゼを浮かべて遊んだり、しぼった水が湯船に落ちる「ジャー!」という音が楽しかったりして、息子はドはまりしました。
 
 
まだまだしぼりきるには手首の動きが足りませんが、しぼる手順(たたんで、両手でもってひねる)はマスターしました。
 
 

◆④お絵描き

 
 
最後にご紹介するのは、お絵描きです。
 
 
小さいころからお絵描きが大好きなお子さんもいらっしゃると思いますが、発達障害・自閉症スペクトラムの息子は、6歳になるまでほぼお絵描きをしませんでした。
 
 
お絵描きにあまり興味がなく、私が絵心がないために日常的に絵を描く習慣も持ちづらい状況。お絵描きよりもプラレールで遊ぶほうが好き、白い紙を渡されたら絵ではなく文字を書く子でした。
 
 
そんな息子がお絵描きをするのが、幼稚園の設定保育中と、お風呂のなかだけ。
 
 
お風呂のなかだと刺激が少ないので、集中してお絵描きをすることができました。興味を広げるきっかけとしてやってみるのはおすすめです。
 
 
今息子は小学校1年生、ついにお絵描きブームがやってきました。つい2か月前までは顔しか書かなかったのに、今では猫の体まで描けるようになりました(猫限定ですが)。
 
 
 
 
お風呂での遊びを4つご紹介しました。今日から試していただけるものばかりだと思います。
 
 
ぜひお子さんにはお風呂で新しい遊びを、お母さんはちょっと一息つく時間を持っていただければと思います。
 
 
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執筆者:丸山香緒里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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