グレーゾーン 対応

発達障害グレーゾーンの「時間がない!できない!」パニックにはこう対応!適切な声かけで子どもは落ち着いて行動し始めます。

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発達障害・グレーゾーンの子どもの「時間がない!できない!」というパニックの対応で悩んでいませんか?大丈夫!発達障害の特性を理解して適切な声かけをすれば、子どもは落ち着いて行動し始めますよ。
 

【目次】

 

1.発達障害・グレーゾーンの子どものパニックで悩んでいませんか?

 
 
朝、なかなか遊ぶのをやめずやっと食卓に来たと思ったら「時間がない!遅刻しちゃう!」とパニックを起こす…。
 
 
帰宅後、なかなか宿題に取りかからず、やっとやり始めたと思ったら「テレビに間に合わない!できない!」とパニックを起こす…。
 
 
発達障害・グレーゾーンの子どものこんなパニックの対応に悩んでいるお母さんはいませんか?
 
 
お母さんからすれば、「いつまでも遊んでいるからでしょ!」「そんな大騒ぎしてないでさっさとやればすぐ終わるでしょ!」と言いたくなりますよね…。
 
 
お母さんの気持ちはよく分かります。でも、この声かけでは発達障害・グレーゾーンの子どものパニックを悪化させるだけ子どものパニックに対応するためには、発達障害・グレーゾーンの子どもの特性について理解する必要があるんです。
 
 
 
 

2.発達障害・グレーゾーンのパニックの原因は?

 
 
そもそも、どうして発達障害・グレーゾーンの子どもはパニックを起こしやすいのでしょうか?
 
 
その原因は
・行動の切り替えが苦手なため、取りかかるのがぎりぎりになってしまう
 
・不安が強く、ネガティブなことで頭がいっぱいになってしまう 
という特性を持っていることにあります。
 
 

◆行動の切り替えが苦手なため、取りかかるのがぎりぎりになってしまう

 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもは好きなことに過集中になりやすい、嫌なことをやるときに大人の何倍ものエネルギーを必要とするなどの特性があります。
 
 
そのため、遊ぶのをなかなかやめられずに次の行動に取りかかるのが遅くなってしまい、「時間がない!」という状況を自ら作り出してしまうことになるのです。
 
 

不安が強く、ネガティブなことで頭がいっぱいになってしまう

 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもは不安が強かったり、嫌な記憶をいつまでも覚えていたりするなどネガティブなことで頭がいっぱいになりやすい傾向があります。
 
 
そのため、少しの不安が一気に大きくなってしまい、パニックを起こすことになってしまうのです。
 
 
こういった理由から、「いつまでも遊んでいるから時間がなくなるんでしょ!」「大騒ぎしていないでさっさとやりなさい!」という言葉は子どもの特性を責めているだけで、パニックを治めることはできないのです。
 
 
 
 

3.子どもが落ち着いて行動し始めるお母さんの対応とは

 
 
では、発達障害・グレーゾーンの子どもの「時間がない!」「できない!」のパニックにはどう対応すればいいのでしょうか?
 
 

パニックに対応する時のポイントは2つ

 
 
発達障害・グレーゾーンの子どものパニックに対応する時のポイントは
①お母さんは冷静に対応する
 
子どもを安心させ行動を促す声かけを行う
 
の2つです。
 
 
ここで大事なことは「いかに子どものパニックを悪化させずに、行動させることができるか」です。そのためにお母さんは子どもの感情に巻き込まれないようにして冷静に対応してください。
 
 
大抵、発達障害・グレーゾーンの子どもがパニックを起こす原因となるできごとは、落ち着いて取り組めば案外すぐに終わるようなことだったりします。
 
 
お母さんにはポジティブな言葉を使って、子どもの不安を減らしてあげてほしいのです。
 
 

実際にどうやって声かけをすればいい?

 
 
では『朝、なかなか遊ぶのをやめずやっと食卓に来たと思ったら「時間がない!遅刻しちゃう!」とパニックを起こす』という場面を例に対応を考えてみます。
 
 
まずお母さんは落ち着いて、「大丈夫大丈夫!○○君ならこれくらいすぐ食べ終わるよ!」など、子どもに「あなたはできる!」というメッセージが伝わるような声かけをしてあげてください。
 
 
声かけと一緒に背中をさすってあげたりすると効果的です。
 
 
ここで注意してほしいことがあります。
 
 
それは「いつまでも遊んでいるからでしょ!」などと子どもの行動を蒸し返して責めるようなことは絶対にしないでほしいということです。
 
 
子どものやる気を引き出すために必要なのはネガティブな言葉ではなく、ポジティブな言葉だからです!
 
 
そして食べ始めたら「お、食べ始めれたね!」とすかさず声をかけ、「おかず食べてるね」「ご飯もう半分も食べれたね!」子どもがしていることをどんどんそのまま口に出してあげてください。
 
 
子どもの行動をこうやって実況中継するのは、子どものことを肯定していることになります。子どもは肯定されると自信がつきやる気を出すので、どんどん行動するようになっていくんです。
 
 
そして食べ終わったら「さすが○○君!あっという間に食べれたね!」とたくさん褒めてあげてくださいね。
 
 
子どもがパニックを起こした場面以外でも、お母さんには普段から心がけてほしいことがあります。それは、子どもの失敗を責めないようにするということです。
 
 
例えば、子どもがコップの水をこぼしてしまったとします。ここで「もー、何やってるの!」なんて言うのはNGです。
 
 
お母さんは「何が起きてもなんとかなる!」というメッセージを伝えるために、「あー、大丈夫大丈夫!こんなの○○君ならあっという間に拭ける!」と言う感じで声かけをしてほしいのです。
 
 
そして拭けたら「もう拭けたね!さすがだね!」と褒めてあげてください。実際に「できた!」という成功体験を重ねることで、子どもに自信をつけてあげることができるんです。
 
 
パニックを起こしやすい子どもは、自分に自信がないことから不安を強くしています。だからこそお母さんが自信をつけてあげられるような声かけをすることで、子どもは落ち着いて行動できるようになっていくのです。
 
 
いかがでしたか?発達障害・グレーゾーンの子どものパニックにはお母さんは冷静に対応する、子どもを安心させ行動を促す声かけを行うことの2つが必要です。
 
 
お母さんの適切な声かけで、子どもが自信を持って行動できるようにしてあげてくださいね!
 
 
 
 
執筆者:森あや
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
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