対応 発達障害

発達障害・グレーゾーンの子どもがどんどん片付けはじめる魔法の声かけとは?

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片付けなさい!と言っても片付けない発達障害・グレーゾーンの子どもにイライラしていませんか。それ、お母さんの声かけに原因があるかもしれませんよ?いつもの会話をちょっと変えるだけで片付けがどんどんすすむ魔法の声かけについてお伝えします。
 

【目次】

 

1.そのイライラ、いったいどこからやってくる?

 
 
「片付けなさい!」と言っても片付けない、発達障害・グレーゾーンの子どもにイライラしていませんか。
 
 
子どもたちにとっては楽しいことがいっぱいの夏休み。でもお母さんのストレスは休みが進むにつれてMAX…そんな夏休み、今年はぜひ避けて欲しいと思っています。
 
 
そもそも、片付けに限らず、言うことを聞かない子どもに対して、なぜお母さんはストレスを感じるのでしょうか?
 
 
それはストレスを感じることの大半が「自分がコントロールできないこと」に対して生じているからなんです。
 
 
・片付けなさい!
・ご飯食べなさい!
・お風呂入りなさい!
 
 
私たち母親が毎日何気なく子どもに対して使っている言葉は、全て他人をコントロールして動かそうとする「指示」です。
 
 
ですから、もし、おもちゃの片付けで「バトル」になっているのなら、子どもへの声かけをちょっと振り返ってみてください。もしかして、
 
 
「あれしなさい」
「これしなさい」
 
 
という「指示」ばかりになっていませんか?
 
 
 
 
実は子どもの脳は、年齢が低ければ低いほど、お母さんの「指示」を聞いて行動に移せるだけの発達が進んでいないことがほとんど。
 
 
特に発達障害・グレーゾーンの子どもでは、脳の発達のアンバランスさから、さらに指示が通りにくかったりします。
 
 
ですから、お母さんの目には「何度言っても言うことを聞かない」ように見えてしまうのです。
 
 
実はこれがお母さんのイライラの元凶なのです。
 
 
子どものためを思って言った言葉が、子どもに届かないときの虚しさや悲しさは、イライラに繋がりやすいですから、つい感情的になってしまうのもうなずけると思います。
 
 
じゃあ、発達障害・グレーゾーンの子どもにどんなふうに指示すればいいの?と思われる方に、チェックリストをご用意しました!あなたの「指示力」を次の章でチェックしてみましょう!
 
 

2.3つの質問で、お母さんの「指示力」を簡単チェック!

 
 
ではここで、お母さんにフォーカスを当てたチェックリストをやってみたいと思います。
 
 
発達科学コミュニケーションでは3つのスキルを大切にします。
 
 
1つ目は「肯定」のスキル
2つ目は「指示」のスキル
3つ目は「距離感」のスキル
 
 
子どもをぐんぐん発達させるためには、3つのスキルを全て習得することが一番の近道です。今回は、2つ目にあげた「指示」のスキルをあなたが今どのくらいお持ちかをチェックしてみましょう。
 
 
次のチェックに「はい」か「いいえ」でお答えください。迷った場合は「いいえ」でお願いしますね!
 
 
1.具体的でわかりやすい短い言葉で指示をしている
2.子どものをじっくり聞いたり会話をしたりする時間をとっている
3.言葉を選んで励ましたり子どもの視野を広げてやる気を引き出したりしている
 
 
 
 
 
いかがでしたか?もしも、あなたがひとつでも「いいえ」に当てはまったとしたら、黄色信号です。
 
 
なぜなら、この指示のスキルが十分でないと、子どもにとっては、
 
 
「お母さんの言ってること、わかんない!」
 
 
という状態に陥りやすいからです。
 
 
実は脳は「わからない」ということに対して、面倒くさい!という反応を示し、処理が追いつかなくなります。
 
 
そして、処理が追いつかなくなると、感情として「イライラ」が湧いてきます。ですから子どもにやみくもにあれしなさい、これしなさいと言い続けると
 
 
「そんなにあれこれ言わないで!」
「今やろうと思ったところ!」
 
 
と、子どももイライラします。それに反応して、お母さんもさらにイライラ…最後には
 
 
「何度言ったらわかるの!」
 
 
親子バトルに展開していってしまうというわけです。
 
 
つまり、逆に言うと、お母さんが上手に「指示」を出せるスキルを身につければ、お子さんがスッと片付けられるように導いてあげることができます。
 
 
そこで、次の章では発達障害・グレーゾーンの子どもがどんどん片付けはじめる魔法の声かけをご紹介します。
 
 

3.発達障害・グレーゾーンの子どもがどんどん片付けはじめる魔法の声かけとは?

 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもがどんどん片付けはじめる魔法の声かけとは…名付けて
 
 
ワンツーテクニック!
 
 
あなたは子どもに片付けて欲しいとき、こんな指示をしていませんか?
 
 
・ブロック片付けなさい
・絵本、本棚にしまってね
・色鉛筆を元に戻そう!
 
 
これ、一見わかりやすい指示に見えますよね?しかし、これだけでは発達障害・グレーゾーンの子どもの脳にはエンジンがかかりにくいのです!
 
 
そこで!彼らの脳をいきなりフルスロットルに持って行く方法がワンツーテクニックなのです。
 
 
 
 
 
・もうお片づけ始めたの?じゃあブロックも箱に入れちゃおう!
・わ〜綺麗になってきたね!絵本も本棚に戻せるかな?
・さすが〇〇!お片づけ名人だね!色鉛筆戻せたら完璧!
 
 
こんな感じで、指示の前に褒めのワンクッションを入れるだけ!褒めと指示を、ワンツー!と出していきます。
 
 
たったこれだけで、子どもの行動力は驚くほどUPします。
 
 
特に発達障害・注意欠陥多動性障害タイプの子どもは、ご褒美褒め言葉があるとがぜんやる気になる!という子が多いので、このワンツールールは効果抜群です。
 
 
いかがでしたか?長い夏休み、片付けを通じてお子さんの成長を感じながら、楽しく過ごせることを祈っています。
 
 
そして、発達障害・グレーゾーンの子どもたちのお片付けについて、以下の電子書籍『発達でこぼこの子どもが暮らしやすい家づくり』で、もっと詳しく解説しています。
 
 
 
 
ぜひダウンロードしてご覧くださいね!
 
 
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執筆者:石澤 かずこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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