昔ながらの言葉遊びで発達障害・グレーゾーンの子どもの脳の発達トレーニング

 

昔ながらの言葉遊びの「しりとり」が発達障害・グレーゾーンの子どもの脳の発達に良いことをご存知ですか?「しりとり」は家の中でも車の中でもすぐ始めることができ、楽しく簡単にトレーニングができますよ。我が家でオススメのアレンジもご紹介します。
 

【目次】

 
 

1.「しりとり」が発達障害・グレーゾーンの子どもの脳の発達に良いことをご存知ですか?

 
 
昔ながらの言葉遊びの「しりとり」が脳の発達に良いことをご存知ですか?
 
 
私は発コミュ(発達科学コミュニケーション)で脳科学の勉強を始めるまで、身近な言葉遊びが脳のどんな発達に良いのか?
 
 
なんて考えることはありませんでした。脳は楽しい!ことをしなくちゃ発達しないので、子どもたちにあった言葉遊びはないかと考えました。
 
 
 
 
そこで選んだのが「しりとり」です。
 

「しりとり」はこれといった準備の必要がなく、家の中でも車の中でも思い立ったらすぐ始めることができますよね。

 
これもポイントです!子どもがやる気になった時がチャンスです!
 
 

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2.我が家にぴったりな脳の発達トレーニングは「しりとり」です

 
 
どうして「しりとり」を選んだのかというと子どもの「聞く力」を育てるためです。
 
 
長男はADHDグレーゾーンで話を聞けない男子。私の話を聞いているようで聞いていないことはよくあることで
 
 
「ママ、もう一回言って!」
「なんて言ったの?」
 
 
なんて返事が返ってきます。
 
 
 
 
その一方で次男は発達ゆっくりで言語の弱さがあり、言語発達を促すためにも同じく「聞く力」を育てる必要があるんです。
 
 
なにより、息子達は言葉遊びの中でも「しりとり」が大好き!わざわざ、トレーニング!と意識しなくても 子どもが気づかないうちに脳の発達トレーニングができちゃうんです。
 
 
まさに我が家にぴったりなんです!
 
 

3.聞く力は大切な力です

 
 
「しりとり」は聞く力を育てることができます。
 
 
この聞く力(聴覚認知)とは話を聞く時や会話をする時に役立つ脳の働きでこの力はとっても大切です。
 
 
 
 
脳の働きの中でも言葉を理解する(理解系)や言葉を発する(伝達系)などとの関係が強いためこの聞く力を伸ばすと言語発達にもつながるのです。
 
 
低年齢の男の子はこの聴覚認知が苦手なことも多く、女の子より発語が遅くなるのはこのためです。
 
 
聞く力が育ち、話が聞けるようになると言葉の理解が進み、話すことが上手になっていくのです。
 
 

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4.我が家のオススメ「しりとり」アレンジ

 
 
子どもの言語発達にいいと始めた「しりとり」ですが、我が家で好評のおすすめアレンジもご紹介します。
 
 
言語発達以外の力も鍛えられそうですよ。とにかく楽しいのでお試しくださいね。
 
 

◆普通のしりとり

 
 
普通のしりとりは小さなお子さんでもでき、ルール説明も要らず家族みんなですぐに始められます。我が家では次男が
 
 
「しりとりやろう!」と声をかけると「いいね!やろう!」と家族でしりとりが始まります。
 
 
様々な言葉のやり取りで子どもの語彙が増えていきますよ。大人は時々、長めの単語を使ったり、聞き慣れない言葉を使ってみたりして子どもの反応を見てもいいですね。
 
 
また、子どもの言葉の間違いにも気がつくことができます。
 
 
ただし、子どもに直接、間違いを訂正せずに「〇〇〇かぁ」と正しい言葉を聞こえるように言い直してから自分が答えるようにしています。
 
 
せっかく楽しく過ごしているのに否定の声かけはNGです。
 
 
大きいお子さんなどで、難易度を上げるのであれば文字数しばりや2文字しりとり、逆さしりとりなんていうのもありますよ。
 
 
 
 

◆絵しりとり 

 
 
文字どおり、絵だけでしりとりを続けていきます。(原則は声を出さない)これは紙とペンが必要になってしまいますが、これも子どもとやると面白いです。
 
 
・絵を見て、相手が何を書いたのか想像する
・自分が何を描くか考える
・何を書いたのか解るように絵にする
 
 
想像力や発想力が鍛えられますよ。思いもかけない絵を描き出したり、何を描いたのか想像するのが楽しいですよ。
 
 
声を出さないので、病院の診察待ちにおススメです。
 
 

◆AIスピーカーしりとり

 
 
お家にAIスピーカーがある方は試されたことがありますか?AIスピーカーとしりとりするのは面白いうえに思った以上に効果がありそうです。
 
 
ある日、私がすぐ手を離せない時に「しりとりやろう!」と言われ、とっさに「〇〇〇〇(AIスピーカー)ってしりとりやってくれるかな?」と始めたのですが
 
 
これが意外と面白い!うちのAIスピーカーは難易度のレベルが3段階選べますよ。
 
 
AIスピーカーが「では私から始めます。し・り・と・り」と始まりました。簡単な言葉のやり取りが続いていくとだんだん子どもには聞き慣れない言葉も出てきます。
 
 
・しっかり聞き取らないといけないので聞き取りに集中
・続けて子ども達が答えると、すぐに答えが帰ってきます
・子どもたちはまた続きの言葉を考える
 
 
結構スピード感があってそれだけでも脳はフル回転していることでしょう。
 
 
また、時々言葉を聞き取れないと「聞き取れません。」とクールに対応されます。
 
 
子どもたちはAIスピーカーに聞き取ってもらおうとはっきり・ゆっくり話してみたり、ちょっと声を大きくしてみたり工夫して話しかけていました。
 
 
何度か「聞き取れません。」と言われてもイライラせずに諭すように話しかけているんです!普段はすぐイライラして怒り出す子どもたちの様子からは考えられません。
 
 
AIスピーカーとのしりとりは集中力も忍耐力も鍛えられる可能性がありそうですよ。
 
 

5.トレーニングをするというより親子のコミュニケーションを楽しむ

 
 
子どもは親がトレーニングしなくちゃと意気込んでいる時こそ親の誘いには乗ってこないものですよね?
 
 
ママも準備したトレーニングをやってくれないなんて…とうまくいかないことに落ち込んでしまうこともあるでしょう。
 
 
今回、ご紹介した「しりとり」などをはじめとする言葉遊びは脳の発達にいいんです。トレーニング!と意気込まずに子どもと一緒に楽しむことが大切です。
 
 
 
 
「こんな言葉知ってたの?」と子どもに驚くかも! 珍回答に思わず笑っちゃうことも。ママが困っていると子どもがヒントをくれたりすることもあるんです。
 
 
この楽しい時間だって、コミュニケーションを学ぶ時間なんですよ。
 
 
ママがちょっと意識して一緒に行えば昔ながらの言葉遊びが「楽しい脳のトレーニング」に変わるんです!早速、試してみてくださいね。
 
 
 
 
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執筆者:嘉山葉子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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