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発達障害・ADHDタイプの困りごとを減らすために担任の先生にお願いした、たったひとつのこととは?

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発達障害・ADHDタイプの授業中のお悩みと言えば、「授業に集中してない・ウロウロしてしまう・勝手に発言してしまう」などですね。これらの困りごとを減らすために私が担任の先生にお願いした、たったひとつのこととは一体何でしょうか?
 

【目次】

 

1.学校からのお叱りの電話に一人で悩んでいませんか?

 
 
こんにちは!!夏休みが終わりましたね。お子さんの様子はいかがですか?そろそろ夏休み気分も抜けて落ち着きを取り戻してきた頃でしょうか?
 
 
この前PTAのお仕事で学校に行く機会がありました。たまたま1年生の教室の前を通ったのですが、チャイムが鳴っても先生が来ていないクラスがありました。そんな中でもみんなきちんと着席して静かに先生を待っていたんです。
 
 
1年生でも2学期になるとこんなに成長した姿が見られるんですね!!ちょっと感動してしまいました。
 
 
さて数年前、うちの息子はというとこんな立派な姿からは程遠く…。 毎日のように担任の先生からお叱りの電話がかかってきたものです。
 
 
当時の私はひたすら謝りつつ、「そんなこと言われたって…」と悩んでいました。だって家では何万回も注意していましたし、学校には親の目も手も届かないのですから。
 
 
でも、授業参観での息子の様子を見て、親と先生とがお互いに協力する必要があると思うようになりました。
 
 
なぜだと思いますか?家庭と学校の両方で子どもの困りごとに寄り添い、自信をつけさせることができたら、効果は2倍です。これはやらない手はない!そう確信したからです。
 
 
 
 

2.発達障害・ADHDタイプの子ども達、学校でもう充分に頑張っています。

 
 
我が家の息子は小学校4年生。注意欠陥多動性障害(ADHD)のグレーゾーンです。
 
 
2年前、当時の息子の主な困りごとは…
 
 
「不注意」 
指示の聞き漏らしがあるので授業についていくことが難しい。
 
「多動性」 
授業中にソワソワ、モジモジ、ウロウロしてしまう。集中してないように見えてしまう。
 
「衝動性」 
授業中に勝手に発言したり行動したりしてしまう。
 
 
この3つの困りごとにはある共通点があるのですが、なんだと思いますか?
 
 
それは「ふるまい(行動)が先生の目につきやすく、怒られやすい」ということなんです。 では「怒られやすい」ことが、子どもにどんな影響を与えるのでしょうか?
 
 
発達障害・ADHDタイプのお子さんは3つの症状以外にも、感覚が敏感すぎたり、逆に鈍感すぎたりと、見た目にはわかりにくい困りごとを抱えていることが多いのです。
 
 
それなのに先生から毎日毎日「集中してない」「また間違えた」「みんなはできているのになぜあなたはできないの?」とクラスメイトの前で言われ続けたらどうなると思いますか?
 
 
「僕(わたし)は、できない子、ダメな子なんだ」という自己肯定感の低下につながります。そうするとやる気がどんどん奪われて、自暴自棄になり、学校への行きしぶりや不登校につながってしまうのです。
 
 
不注意・多動性・衝動性を自分の力でコントロールすることは大人でも難しいことです。そしてこれらは、しつけや叱ることでなんとかなるものではありません。
 
 
叱ることは一時的に効果があるかもしれませんが、相手に対する反発心や傷つき体験に繋がり、いいことはひとつもありません。
 
 
 
 

3.たったひとつ!学校での困りごとを減らすために担任の先生にお願いしたこととは?

 
 
ここで、我が家のエピソードをお話しさせて下さい。
 
 
数年前、長男がどんな様子だったかというと、学校でも家でも駄目なことばかり指摘されているうちに、とても反抗的になってしまいました。
 
 
授業態度は悪い、宿題もやらない、超・問題児だったんです。
 
 
ちょうどその頃発達検査も受けて、日常生活で息子がどんなことに苦手を感じているかは分かったのです が、具体的にどうすればいいのかはわかりませんでした。
 
 
そんなときに発達科学コミュニケーション(発コミュ)に出会い、学びを深めていきました。
 
 
そして、私が先生にお願いしたたった1つのこと…それは「できていることに注目してもらう」ことでした。
 
 
具体的にどうアプローチしたかというと、先生には検査結果をもとに、息子が得意なこと、苦手なことをお伝えし、学校でできる最大限の配慮をしてもらえるようにお願いしました。
 
 
そして息子の自信を回復するためにも、学校で頑張ったことが本人にも周りの人にもわかるようにシール表を作成しました。
 
 
これはあらかじめ目標を先生と決めておき、息子が頑張れていればご褒美として1時間の授業が終わるごとにシールを貼ってもらえるシステムです。
 
 
シールは息子の大好きな虫のシールにし、モチベーションがあがるように配慮しました。
 
 
このシール表は、学校で息子がどれくらい頑張れているのかが私にもわかり、先生とも情報共有が図れ、とても役に立ちました。
 
 
 
 

4.【実録】親子のコミュニケーションを見直して息子が自信を取り戻した、その軌跡

 
 
その頃、先生に息子のことをお願いすると同時に自宅でやっていたことがあります。
 
 
それは、彼の行動をよく見て「できていることを声に出して伝える」ことでした。
 
 
学校から帰宅したら、
 
〇毎日頑張って学校に行っているね
 
〇ちゃんと水筒持って帰ってきたんだね
 
〇連絡帳のこの字、綺麗に書けてるよ!(他の字は読めないほど汚いですが)
 
こんな感じです。
 
 
実は、この日、彼は帰宅して靴も揃えていませんでしたし、カバンの中のプリントはグチャグチャでした。連絡帳の字はめちゃめちゃで何が書いてあるかわからないくらい!
 
 
以前の私なら、 ●靴、揃えてないよ! ●プリント、グチャグチャじゃん。ファイルに入れてって何度言ったらわかるの! ●連絡帳の字、もう少し綺麗に書いたら? と叱っているところでした。
 
 
こんな風に、できていることに注目し、できていないことをスルーすること2週間。
 
 
気がつくとあんなに反抗的だった息子が、そういえば最近素直になってきたなと感じるようになってきました。 そして、宿題なども渋々ながらも、以前のように取り組むようになりました。
 
 
特に嫌がっていた作文は、こまめに褒めながら一緒に取り組むことで、だんだん得意になってきました。
 
 
さらに続けること1ヶ月。 その頃にはほとんど反抗することもなくなりました。自分が悪かったことはちゃんと受け入れ、反省の言葉を自主的に伝えにきてくれるようにもなりました。
 
 
そうすると学校での息子の様子も変わってきました。授業も意欲的に受けるようになり、その良い変化を先生も気がついてくださり、以前よりも積極的に褒めてくれるようになったのです。
 
 
いかがでしたか?先生からのお叱りの電話に悩み、お子さんに毎日怒っているお母さん。以前の私もそんな母親の一人でした。
 
 
でも、ずっと怒っているのに状況が変わらないということは、もしかしたら方法が間違っているだけかもしれません。
 
 
わが子にあったアプローチを知りたい。うちの子もそんな風に変わって欲しい。子どもと穏やかな関係を築いていきたい…。
 
 
そう思うなら、まずはお母さんであるあなたが本気で変わりたい!と思って行動していきましょう!
 
 
行動するあなたを全力でサポートします!
 
 
 
 
執筆者:水本しおり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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