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うちの子、反抗期!?脳の発達のしくみを知れば、この時期の発達障害&グレーゾーンのお子さんの対応策が見つかります!

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この時期、お子さんに反抗的な態度が見られたら要注意!行事がもっとも多い2学期は、発達障害&グレーゾーンのお子さんにとっては、ストレスがかかりやすい時期です。脳の発達のしくみを知って、お子さんに合った対応策をみつけましょう!
 

【目次】

 

1.この時期、発達障害&グレーゾーンのお子さんの反抗的な態度には、こんな要因があるかもしれません

 
 
突然ですが、あなたのお子さんは、毎日お家でどのように過ごしていますか?
 
 
穏やかに過ごしていますか?それとも反抗的な態度がみられるでしょうか?
 
 
2学期が始まって約1ヶ月。お家で反抗的な態度が見られるようでしたら、次の2つが関係している可能性があるかもしれません。
 
 

◆①環境の変化によるストレス

 
 
長い夏休みが終わり、夏の疲れが残ったまま始まった2学期は、1年の中でもっとも行事が多く、それだけ疲れが溜まりやすくなります
 
 
また、運動会が秋に開催される学校では、2学期が始まったこの時期は、運動会の練習一色になります。
 
 
発達障害&グレーゾーンの特性があるお子さんは、環境の変化が苦手なことが多いので、普段の時間割とは異なるイレギュラーな授業内容に、戸惑う子もいるでしょう。
 
 
この戸惑いにより、精神的に不安定になり、友達とのトラブルが起こりやすくなったり、授業を受けることが辛くなっていきます。
 
 
発達の特性があるお子さんは、私たち大人が思う以上に、緊張や不安を感じ、過度のストレスを抱えているのです。この状態が続くと、「学校に行きたくない!」と言い始めるお子さんも出てきます。
 
 

◆②学習面でのストレス

 
 
小学生になると学習がつきもの。しかも、2学期はその学年の中でも難しい分野が多いと言われています。宿題問題が出てくるのも、このタイミングが多いようです。
 
 
発達障害&グレーゾーンの特性のあるお子さんは、
 
 
・集中力が続かない
 
・授業が聞きにくい
 
・読み書きが苦手
 
・嫌なことの取り組みに時間がかかる
 
 
など、学習面において学校や家庭でのサポートが必要になることが多くなります。
 
 
以上のことから、お子さんがお家で反抗的になっているということは、お子さんが何らかのストレスを抱えているサインである可能性が高いのです。
 
 
 
 

2.子どものストレスから来る反抗は、脳の発達スピードを減速させてしまう

 
 
ここで、皆さんに質問です。
 
 
あなたが苦手なことを頑張ろうとしたとき、
 
 
A.いつも褒めてくれる、仲のよい先生
 
B.その先生の言うことは素直に聞き入れたくないと感じている先生
 
 
どちらの先生なら頑張ろうと思えますか?
 
 
どちらの先生なら話を聞こうと思いますか?
 
 
答えは明白、「A」ですよね!これは、子どもにとっても同じこと
 
 
「嫌だなあ」とストレスを感じている学習に、「あの先生は苦手」などと反抗的な気持ちが伴うと、学習がさらに嫌な記憶として脳にインプットされます。
 
 
また、宿題や家庭学習のたびに「やりたくない!」「できない!」と親に反抗し、親子喧嘩が起きたとしたらどうでしょうか?親子ともにぐったり疲弊してしまい、親子関係も悪くなり、お子さんの反抗が止まらない「悪循環」に陥ってしまいます。
 
 
このような反抗的な状態が続き、先生や親の指示に従わず学習や行動が減ってくると、お子さんの脳の発達スピードは減速していくのです。
 
 
 
 

3.脳のしくみを知って、苦手よりも得意なことに目を向けた対応をしましょう!

 
 
子どもは、とにかく大人よりも苦手なことを頑張らないといけない場面が多いように思います。
 
 
「学校」と呼ばれる教育現場では、発達特性の有無に関わらず、苦手なことにもあえてチャレンジすること・努力することが良いとされています。
 
 
一方、家庭では、子どもは規則正しい生活を求められ、好きなことばかりはできず、我慢を強いられる場面も多いのではないでしょうか。
 
 
これは、先生や親など周りの大人が、子どもの将来のために、苦手を克服させ、より良く生きて欲しいと願う「親切心・親心」がそうさせているのだと思います。
 
 
しかし、あえて苦手なものにチャレンジすることは、脳科学の視点からすると、脳の発達には遠回りな方法かもしれません。脳は、情報処理をする場所に情報が入ると、刺激を受け、入ってきた情報を処理する過程で、発達していきます。
 
 
ここで重要なのは、入れる情報の内容です。
 
 
得意なことの情報はテンポよくたくさん入るのですが、苦手なことの情報は、情報を入れること自体に時間がかかってしまい、結果、情報の入る量は少なくなるということです。
 
 
例えば、聞くことが得意で、読むのが苦手なお子さんの場合。
 
 
読むのが苦手だからといって、本を読ませることにこだわっていると、子どもはストレスを感じ、脳の発達スピードは減速します。
 
 
この場合は、親が本を読み聞かせしてあげることで、何倍も速いスピードで脳にたくさんの情報を入れることができます。
 
 
脳は、ストレスなく楽しく取り組んている時、発達がぐ〜んと加速します。つまり、脳を発達させたかったら、楽しいことや得意なことに取り組んで、脳をどんどん使っていくことが大切なのです。
 
 
苦手なことにストレスを感じながら取り組むことを減らし、楽しく取り組むことが増えるようになると、自然と反抗的な態度は変化していきます。
 
 
あなたのお子さんの得意なことは何ですか?苦手なことは何ですか?
 
 
まずは、お子さんを観察することから始めて、お子さんの脳の発達を加速させる対応法をみつけてくださいね!
 
 
 
 
執筆者:水本しおり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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