夏休み明け登校しぶりになったADHD傾向の息子が立ち直ったホームカウンセリング

 

〇〇部に入部した息子が、ADHD傾向の特性から誤解を招き、先生や先輩とトラブルが発生。家でも注意されることが増え、夏休み明けに息子は登校しぶりに。息子の将来を不安に感じていましたが、立ち直ることができた発コミュのカウンセリングをお伝えします
 

【目次】

1.非難と叱責からますます暴言暴力が増える!
2.先回りの声かけは火に油を注ぐ行動だった
3.褒めと息子の思いを傾聴するカウンセリング
4.心を壊してまでやることはない

 
 

1.非難と叱責からますます暴言暴力が増える!

 
 
私は、ワーキングマザーで注意欠陥多動性障害(ADHD傾向)の長男、中学1年生と小学2年生の息子がいます。
 
 
長男は、中学に入ると〇〇球部に入部しました。最初は楽しく活動をしていたのですが…。
 
 
息子の発達の特性から、「話を聞いていない、さぼっているようにみえる。」と先輩から非難され、トラブル発生!また先生からも、息子は毎日常に強い叱責を受けていたようです。
 
 
挙句の果て、家庭内でもできていないことを注意してしまい、息子は心休まる場所がありませんでした。その結果、暴言や暴力が増え、キレやすくなってしまったのです。
 
 
そして、夏休み明けには、「学校に行きたくない。部活をやめたい。」と登校しぶりがみられるようになってしまったのです。
 
 
私も欠席が続くと高校進学に影響があると焦って、
 
 
「早退してもいいから学校へ行こう。」
 
「今日は休んでも明日は必ず学校へ行こう。」
 
 
となんとか登校させることに必死でした。
 
 
暴言暴力がますます激しくなる息子をどう育てていけばいいのか不安にかられ、夜な夜なネットサーフィンする中、発達科学コミュニケーションに出会いました。
 
 
 
 
この記事では、反抗期で一番子育てを変えることができた方法をお伝えします。
 
 
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2.先回りの声かけは火に油を注ぐ行動だった

 
 
発コミュを学び始めると、今までの自分の対応がまずかったことに気づきました。
 
 
息子の発達の特性については、幼少のころから理解していたつもりでした。「環境の変化に気を付けましょう。」という医師からのアドバイスを履き違え、私は、りした声かけや対応をしていたのです。
 
 
肯定的な注目についてもペアレントトレーニングで知っていたものの、できないことが多い息子には、会話よりも予告や指示だしの言葉のかけの方が多くなっていました。
 
 
この先回りの行動は、特に思春期の子には悪影響で、やりすぎると反発心から暴言・暴力へ発展してしまうそうです。暴言・暴力の原因を考え、どうしたらいいのか考えまくりました。
 
 
・反抗期だから、暴言も増えてしかたないのかな?
 
・環境が変わってイライラしているのかな?
 
・外では暴力はふるっていないからいいのかな?
 
・YouTubeの見過ぎだから暴言が増えるのかな?
 
 
暴言を理由付けすることで現状から回避していたのですが、息子の感情に巻き込まれて口論が絶えませんでした。
 
 
怒りに満ちた息子の未熟な脳は、興奮状態で、冷静な判断ができないのです。
 
 
では、暴言暴力をそのまま放置していいのでしょうか?子どもの言いなりママでいいのでしょうか?
 
 
答えはNO!です。
 
 
 
 

3.褒めと息子の思いを傾聴するカウンセリング

 
 
子どもの年齢に応じて、指示だしや声かけ、対応を変えていく必要があるのです。そして発コミュの褒めの肯定のテクニックホームカウンセリングでギスギスしている親子関係を修復します。
 
 
まず、発コミュの肯定のテクニックを使って、YouTubeやゲームをやっているときは、「面白そうだね。どうやるの?」と関心を示しました。
 
 
また、当たり前のできている行動に注目し、
 
「ごはんを食べたんだね。」
 
「お風呂に入ったんだね。」
 
認める言葉かけやグッジョブサインのジェスチャーで伝え、親子関係の修復を図りました。
 
 
親子の会話も復活し、いい雰囲気のときもあれば、「そろそろ寝る時間だよ。ゲームをやめる時間だよ。」と声かけると「うるせー、くそばばぁ。●ね。」と暴言を吐かれ反発されることもあります。
 
 
しかし、そんなときはスルーし感情を巻き込まれないで過ごしていると、しだいに息子がリビングで過ごす時間が増え、日常会話も増えてきました。
 
 
それでも、学校や友達関係で息子がイライラしているときは、話をじっと聞く“カウンセリングモード”を徹底しました。
 
 
発コミュを始めたころは、息子の暴言暴力などの反発が強く、褒めトレと同時にカウンセリングモードで息子に接していきました。
 
 
たとえば、「こんどあいつをボコボコにしてやる!」「なぐってもいいよね?」と声を荒げて言う息子に、
 
 
「そうだったのね。そのぐらい頭にきたことがあったんだね。」
 
 
と無意味な説得はせずに息子の思いをありのまま受け入れ、共感するようにしました。ただし、自己否定をする言葉が聞かれたときだけは、全否定をします。
 
 
耳を塞ぎたくなような言動も、「そう思うんだね。」とだけ、聞き役に徹するのです。
 
 
すると、次第に息子の怒りはおさまり、
 
 
「僕は、手は出さないから。わかっているから。」
 
 
と言って自分の部屋へ戻っていきました。冷静になれば、子どもだって何が正しくて、何がいけないことなのかわかっているのです。
 
 
 
 
人は苦しいときやつらいときは、「そうだよね」と共感してほしいものですよね。
 
 
悩み相談しているのに、「こうしたらいいんじゃない?こうすべきだよ。」って解決策を言われたらカチンときちゃいますよね?
 
 
話を聞いてもらえたことで、モヤモヤした気持ちがスーッと晴れて、次のステップに進めるってことってありますよね。
 
 
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4.心を壊してまでやることなんてない

 
 
息子と話し合いを続け、個人競技の部活へ転部しました。環境を変えたことで、登校しぶりはなくなりました。
 
 
 先日、転部した部活のミーティングが昼休みにありましたが、息子は集合場所が変更になったことを忘れてしまい、出られなかったそうです。
 
 
友人から、「顧問の先生が怒っていたよ。」と聞いた息子は、自分の非を認め、「●●先生に謝る。話せばわかってもらるよね。」と翌日、顧問の先生に謝罪しに行くことができました。
 
 
コミュニケーションが苦手な彼が、自分から謝るという 1つ大きな壁を乗り越えた経験となりました。
 
 
学校という集団生活の中で、みんなと同じことができなくて、注意ばかりされているのです。多少の暴言は、スルーしてあげて、せめてお家だけは、心と体を休める場所であってほしいと思います。
 
 
そして、息子の心を壊してまでやることなんてないという新たな価値基準をもって、他人の目を気にすることなく、ママが自分軸を持つことが大切だと気づきました。
 
 
暴言は、心のストレスのはけ口です。不安を抱えているお子さんに
 
 
ママはいつでも君のみかただよ」
 
 
と伝えてあげてほしいなと思います
 
 
 
 
 「もっと早く発コミュに出会えていれば、もっと楽しく子育てできていたかも」
 
 
10年以上暴言に苦しみながら子育てをした私の経験からの感想です。
 
 
あなたも発コミュで一緒に子育てを楽しみませんか?
 
 
 
 
暴言暴力のある思春期男子の子育でのヒントをお伝えしています

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執筆者:神田久美子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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