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友達とのトラブルの原因は、これ!親子の○○で、発達障害・グレーゾーンの子どものコミュニケーション力をあげよう!

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お子さんの対人トラブルに悩んでいませんか?友達や先生との関係がうまくいかないのは、発達特性が関係している場合があります。あるポイントを意識した親子の会話を続けることで、お子さんのコミュニケーション力は格段にアップしますよ!
 

【目次】

 

1.発達障害・グレーゾーンの子どもに多い、友達や先生とうまくいかない原因と発達特性について

 
 
突然ですが、あなたのお子さんは、友達や先生、きょうだいなどとの「対人トラブル」はありますか?
 
 
「なんでうちの子こんなにもめるんだろう?」
 
「なんでうまく関わることができないの?」
 
 
と思ったことはありませんか?
 
 
こんなとき、お子さんをよく観察してみると、次のようなことが原因となっている可能性があります。
 
 
・周囲にあまり配慮せずに、自分が好きなことを好きなようにしてしまう
 
・人の気持ちや意図を汲み取ることが苦手である
 
・自分の気持ちや他人の気持ちを言葉にしたり、想像するのが苦手で、説明がうまくできない
 
・突然話しかけて、他の人の邪魔をする
 
・突発的な行動をおこすことがあり、自分の怒りの感情をコントロールできない
 
・気持ちをコントロールできず、喧嘩になりやすい
 
・空気が読めない
 
・嫌なことがあると、すぐかんしゃくを起こす
 
・衝動的に友達に手を出す、物を壊す
 
・人との距離感が近い
 
 
あなたのお子さんに当てはまるものはありましたか?
 
 
わが子もよく友達とトラブルを起こす子でしたので、何個も当てはまるところがあります。
 
 
これらの原因、実は脳の発達凸凹の特性からきています
 
 

◆①自閉スペクトラム症(ASD)タイプ

 
 
主な特性のひとつがコミュニケーションの障害です。
 
 
相手の気持ちや意図を想像することや、自分の感情を表現することが苦手などの特性があります。
 
 

◆②注意欠陥・多動性障害(ADHD)タイプ

 
 
細かいことに気づきにくく、集中が苦手です。一方で何かに集中しすぎると周りの声が耳に入らなくなります。
 
 
衝動性などの特性があり、無意識に動いてしまうことがあります。また、感情や要求のコントロールが苦手な特性があります。
 
 
このほか、両タイプに共通して言えることは、人と感じ方や捉え方が違うので、ミスコミュニケーションが起こりやすくなります。
 
 
また、ニュアンストークができなかったりすることから、誤解を招いてしまうことがあります。
 
 
これらの発達の特性による対人トラブルは、自分自身ではどうすることもできないので、いくら叱っても治る事はありません。
 
 
 
 

2.対人トラブルを防ぐコミュニケーション力は年齢とともに上がる?

 
 
対人トラブルを防ぐためのコミュニケーション力。
 
 
皆さんは、苦手なまま放っておくとどうなると思いますか?
 
 
年齢が上がると共に、できるようになると思いますか?
 
 
学校や社会に出て、多くの人と関わることで、コミュニケーション力は上がると思いますか?
 
 
ここでは視点を変えて「コミュニケーションがうまく取れないと、どういうことが起こるのか?」ということを考えていきたいと思います。
 
 
小学校低学年では、友達も幼いので、友達との関係がうまくいかず、けんかが絶えないことが想像できます。そうなると、友達や先生・保護者からトラブルメーカーのレッテルを貼られ、学校生活が送りにくくなることが考えられます。
 
 
小学校高学年になると、子どもは周りと自分との違いを明確に感じ取るようになります。すると、自分がうまくコミュニケーションが取れていないことに気付き、自信を無くしてしまうことが考えられます。
 
 
自信を無くし自己肯定感が下がってしまうと、あまり人と関わらなくなったり、行きしぶりや不登校になってしまうこともあります。
 
 
または、友達や先生などから誤解されたり、疑われたり、攻撃的な反応に多く触れることで投げやりになることや、どうせ何をやっても分かってもらえないと素行不良の方へ進んだりすることも考えられるのです。
 
 
そればかりか、コミュニケーションがうまく取れないまま大人になると、いわゆる「コミュ障(コミュニケーション障害)」と言われる状態になり、社会や仕事で苦労することが想像できます。
 
 
親として、そうなるのは絶対に避けたいですよね。
 
 
脳は、良い方にも悪い方にも、1分1秒単位で発達しています。 ですから、発達(脳科学)の世界では、成長とともに自然に変わるだろうと様子見するなんてことはナンセンスなんです!
 
 
つまり、コミュニケーション力は発達凸凹の特性のある子どもにとって、成長とともに自然に備わるものではない!ということなんです。
 
 
 
 

3.コミュニケーション力を上げるカギは、親子の〇〇にあり!

 
 
ここで、我が家の長男の話をさせてください。
 
 
先日、家族で外食に出かけました。
 
 
お水が欲しくなった長男は、店員さんに「お水お願いします!」と言おうとしたところ、店員さんが忙しそうにしていたのに気づき、
 
 
「今忙しそうだから、もう少し待つわ!」
 
 
と、しっかり空気を読むことができたんです!
 
 
私が発達科学コミュニケーションを学ぶ前の長男なら、相手の都合なんておかまい無しに大きな声で「すみませーん!」だったと思います。
 
 
息子がこのようにコミュニケーション力があがったのは、ズバリ、親子での「会話」が増えたからなんです。
 
 
と言っても、単に会話をするのではありません。お子さんにしっかりコミュニケーションの成功体験を積ませる親子の会話です。
 
 
もし、お子さんが、相手の気持ちがくみとれていないような様子の時は、
 
 
「お友達、〇〇ちゃんが叩いたから、今とても痛くて悲しい気持ちになっているよ。」
 
「お友達も〇〇ちゃんの使っているものを使いたくて、待ってるよ。」
 
 
といった感じで、親が相手の気持ちを代弁してあげるのです。
 
 
これを繰り返していくと、
 
 
「あっそうか!」
 
「こうすればうまくできるんだ!」
 
 
と、お子さんが気づけるようになります。
 
 
ここで大事なポイントがあります。
 
 
お子さんが相手の気持ちを汲み取る発言があったら、すかさず、「〇〇ちゃん、お友達の嫌だって思う気持ちがよくわかったね!すごい!」など、肯定の褒めをしてあげてください。
 
 
すると、お子さんの脳の中でこれは良いことなのだとインプットされ、脳が発達していきます。
 
 
脳が発達する事で、空気を読めたり、相手の気持ちを感じられる機能も発達するので、よりコミュニケーション力が上がるんです!
 
 
だから、発達障害・グレーゾーンのお子さんを持つお母さんにこそ、コミュニケーション力を上げる親子の会話を大切にして欲しいのです。
 
 
それにより、お子さんは空気の読める大人へと成長し、多くの人と関わり、また、人に恵まれる人生を歩んでくれることでしょう。
 
 
明るい未来のために、ぜひ、脳が発達する親子の会話を楽しんでくださいね!
 
 
 
 
執筆者:水本しおり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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