コミュニケーション 幼児

発達障害・グレーゾーンの子どもが友達とうまくいかない理由と対策

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発達障害・グレーゾーンの子ども達の特徴として、コミュニケーションの困難さ、が挙げられます。お友達とうまくいかない、と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。今回は、我が家の事例と共に、他者理解を深めるやり取りをご紹介します。
 

【目次】

 

1.発達障害・グレーソーンの子どもはコミュニケーションが苦手

 
 
発達障害・グレーゾーンの子ども達の特徴として、コミュニケーションが苦手、ということがよく言われています。
 
 
特に幼児期は、お友達とうまくいかないケースが多く見られます。
 
 
私の息子もまさしくそのうちの一人です。お友達とうまくいかない場面を何度も目の当たりにし、悩んで来ました。
 
 
発達障害やグレーゾーンの子どもがお友達とうまくいかない!!と悩んでいるママ達に、と我が家での出来事を事例として相手の気持ちを想像する力を高める具体的な方法をお伝えしますね。
 
 

 
 

2.発達障害・グレーゾーンの子どもがお友達とうまく行かない理由

 
 
私の5歳の息子には発達障害があり、保育園ではそれなりに皆と一緒に遊べています。でもその他にはお友達と言えるほど仲の良い子は近所にいません…
 
 
お隣に住む、年の近い兄弟の子たちとは、たまに一緒に遊ぶのですが、不器用な息子は、野球のグローブやバットなどをうまく使えません。
 
 
また、年相応のルール遊びもルール自体をきちんと理解していなかったり、独自の理解で独自のルールを作っていたり、となかなかうまくいかないことも。
 
 
先日の我が家での出来事を事例としてご紹介します。
 
 
家の前で遊んでいたお隣の兄弟を見付けた息子は、大喜びで家を飛び出しました。
 
 
「一緒に遊ぼう!」と自ら声をかけてそれはもう嬉しそうに駆け寄って行き、2人を自宅の庭に招き入れました。
 
 
セミの抜け殻を集めたり、バッタや蝶を捕えようと3人で走り回っていました。
 
 
しばらくすると・・・
 
「ギャー!!●△□×♯!?▼!!!!!」
 
何やら息子の叫び声にも近い怒鳴り声が聞こえて来ます。
 
 
慌てて外に出ると、息子1人顔を真っ赤にして涙を浮かべながら怒っています。 お隣の兄弟2人は、私に視線を向けて苦笑しながら固まっていました。。
 
 
話を聞いてみると、始めは虫取り網を貸し借りしながら虫捕りを楽しんでいたのですが、兄弟の弟君が使っている時に「貸して」と言っても貸してくれなくなったとのこと。。
 
 
弟君はまだやりたかっただけなのですが、息子は自分の網なのに返してくれない!と怒っていたようです。
 
 
どちらの気持ちも間違いではありません。順番に使って遊べばいいだけの話です。
 
 
「自分もやりたいけれど、相手も同じ気持ちだ」ということが考えられるようになれば 貸し借りが上手になってきます。
 
 
ただ、息子にはまだそれが難しい場面が多々あります。
 
 
このように、発達障害やグレーゾーンの子どもがお友達とうまくいかない理由の1つに、相手の立場になって考えることが難しい、ということが挙げられます。
 
 
他者視点に立つことは、大人だって時には難しいことですよね。特に幼児期にはそもそもハードルが高い課題となります。
 
 
しかしながら、他者に対する想像力の欠如が原因でトラブルが増えてくると、身勝手でワガママな子ども、と周りから誤解されてしまうこともあります。
 
 
大人になるまでには、他者理解は大事に育てたい要素だと私は考えています。
 
 

 
 

3.お友達の気持ちが分かるようになる親子の会話

 
 
さて、今回のケースでは息子にどんな声かけをすると良いでしょうか?
 
 
例えば、「●●君(相手)は、どんな気持ちだったかな?」と聞いてみたらどうだったでしょうか。
 
 
息子はその子に腹が立っているので、自分の怒りにフォーカスしてしまい、また怒り出す…ということになりがちです。これでは逆効果ですね。
 
 
そんな時には、ぬいぐるみでも人形でも、実在する人でもなんでも良いので、本人のお気に入りを相手に客観的に考えられるようにします
 
 
息子の場合は、大事にしている気に入りのクマのぬいぐるみに登場してもらいました。
 
 
「このクマちゃんとさ、〇〇君(本人)と一緒に虫捕りしてたとしてさ。もし、〇〇君が網をかしてくれなくて、虫捕りが出来なかったらどんな気持ちだと思う?」
 
 
と問いかけてみました。
 
 
「悲しい気持ち!」と泣きながら即答しました。
 
 
もうこの時点で、息子は本当はちゃんと相手の気持ちが分かる子なのだと私は感じることができました。
 
 
そして、「そうだよね、悲しい気持ちだよね。ママもそう思うよ。」と共感の言葉と共に褒めました。
 
 
ここまででも十分効果はあるのですが、成長度合いによっては次のステップとして当事者に置き換えて、「だったらさ、●●君はさっきどんな気持ちだったと思う?」と聞いてみてください。
 
 
そこで初めてハッとする子もいます。
 
 
発達障害やグレーゾーンの子どもの中にはそもそも他者への関心が低い、というケースも多いです。
 
 
ですので、強い関心を持っているものやお気に入りの人形など、できれば擬人化できるものを選ぶことで相手にも自分と同じように感情があるのだ、と気づかせることができますよ。
 
 

 
 
執筆者:瀬名香織
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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