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発達障害・グレーゾーンの中学生の登校事情。うちの子って「仮面登校?!」〜中学生の学校への行きづらさを理解して、子どもを伸ばす環境を手に入れましょう!

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発達障害・グレーゾーンのお子さんは、毎日楽しく学校へ登校しているでしょうか?そうではないとしたら、それって「仮面登校」かもしれません。子どもが希望を持って学ぶスタイルを手にいれるための対策を考えましょう!
 

【目次】

 

1.「仮面登校」ってご存知ですか?学校へ行っていれば安心ではありません!

 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもを持つお母さんにとって、子どもが毎日元気で学校へ登校する姿を見られることは、切なる願いですよね。
 
 
皆さんのお子さんはどうでしょうか?
 
 
日本財団が行なった不登校傾向にある子どもの実態調査によると、不登校の子どもが約10万人、不登校傾向にある子どもが約33万人と推計されています。
 
 
その中で、学校へ登校していても、「仮面登校」というタイプの子どもがいることがわかりました。
 
 
表:学校生活をめぐる子どもの特徴(タイプ)6群
①−1 不登校 学校に行っていない状態が一定期間以上ある 30日以上欠席 10万人
①−2 学校に行っていない状態が一定期間以上ある 1週間以上連続欠席 10万人
教室外登校 学校の校門・保健室・校長室等には行くが、教室には行かない 学校内で行動表出 33万人
部分登校 基本的には教室で過ごすが、授業に参加する時間が少ない
仮面登校A
授業不参加型
基本的には教室で過ごすが、皆とは違う事をしがちであり、授業に参加する時間が少ない
仮面登校B
授業参加型
基本的に教室で過ごし、みんなと同じ事をしているが、心の中では学校に通いたくない・学校が辛い・嫌だと感じている 学校内で行動非表出
登校 学校に馴染んでいる
日本財団不登校傾向にある子どもの実態調査より
 
 
「仮面登校」には2つのタイプがあります。
 
 
一つは、基本的には教室で過ごすが皆とは違うことをしがちで、授業に参加する時間が少ない、授業不参加型(仮面登校A)
 
 
もう一つは、基本的には教室で過ごし皆と同じことをしているが、心の中では学校に通いたくない・学校が辛い・嫌だと感じている、授業参加型(仮面登校B)です。
 
 
授業不参加型仮面登校Aは、皆とは違うことをしがちなので親や先生から叱られたり、苦手なことが目立ってしまったりしがちです。
 
 
発達障害やグレーゾーンのお子さんに当てはまることが多いのではないでしょうか。
 
 
行動表出のない仮面登校Bタイプは、皆と教室で過ごしているものの、気持ちはついて行っていない状況です。不登校・不登校傾向にある子どもの4.4%であり、約14万人もいるとのことです。
 
 
調査の結果、「不登校」または「不登校傾向」にある子どもは13.3%でした。「うちの子も、当てはまるかも?!」と思うお母さんも多いのではないでしょうか。
 
 
グラフ:中学校の通学状況
 
 
日本財団不登校傾向にある子どもの実態調査より
 
 

2.発達障害・グレーゾーンのお子さん、日々の様子はどうですか?

 
 
では、ここでおたずねします。
 
 
あなたのお子さんは、学校へ行くことを楽しみにしていたり、学校から帰ってきて落ち着いて明日の準備をすることができていますか?
 
 
・小学校まで、できていたことを最近やらなくなってきた
 
無気力でぼーっとする時間が増えてきた
 
・家庭での約束事を守れなくなってきた
 
・「うるさいな!」「ほっといて!」こんな暴言が増えてきた
 
・「どうせ俺なんかやったってダメだし…」自信がない発言が増えてきた
 
 
もしも、こんな様子が見られている場合、学校生活に馴染んでいるとは言い難い状況です。
 
 
そんな状況が続いてしまうと、いつか頑張るエネルギーが切れて、心身ともに病み本格的な不登校へ進んでしまうかもしれません。
 
 
ここで、「不登校になってしまっては大変!!」と、お母さんがあれこれ頑張り始めるのは要注意ですよ。
 
 
 
 

3.大事なのはただ「学校へ行くこと」ではありません

 
 
中学校では、出席、提出物、テストの点数、授業態度…全てが「評価」されてしまいます。たとえどんなに子どもが頑張っていても、苦手なことであれば『低い評価』になってしまうのです。
 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもたちは、学校生活で苦手なことも多く、頑張っている過程を評価してもらえないとすると、自信を失っていくのは当然ですよね。
 
 
お母さんも、「高校進学」・「内申点」などが気になって我が子の評価が気になるでしょう。心配になるあまりにお母さんが張り切って、
 
 
「宿題ちゃんとやらなきゃ!」
 
「テストの勉強頑張らなきゃ!」
 
「ちゃんとやればできるんだから!」
 
 
とガミガミ張り切りすぎると、子どもにとっては「学校で頑張ってきたのに、家でまで…」と自信とやる気を失ってしまいます。
 
 
そんな状態で学校生活を送り続けることが、本当に子ども達にとって幸せなことでしょうか?
 
 
本来はキラキラ輝くべき10代の子どもたちが、どんどん落ち込んでいく姿は見たくありませんよね!
 
 
「今日も学校お疲れさま」
 
「いつも頑張っているね」
 
「この間のテスト、○○のところ頑張っていたね!」
 
 
と、できているところを褒めてあげるようにしましょう。
 
 
たとえテストの点数が低くても、提出物の期限が守れていなくても、お母さんは、周りの子どもと比べてではなく、お子さんが少しでも頑張っているところを探してあげるのです。
 
 
 
 

4.発達障害・グレーゾーンの子どもが希望を持って将来に向かって頑張れるような学び方を考えていきましょう

 
 
さらに、家庭では、子どもの好きなこと得意なことに目を向けて、自信をつけるようにしましょう。
 
 
子どもが好きなこと、得意なこと、興味のあることをお母さんは理解できていますか?発達障害やグレーゾーンの子どもたちは、得意なことなら並外れた集中力を発揮できることが多いんです。
 
 
子どもが興味を持っていることが、学校では学ぶことのできないことや評価されないことである場合、お母さんが情報収集してあげたり、学ぶ機会を与えてあげたりしてはいかがでしょうか?
 
 
たとえば、お菓子作りが好きな子なら、お母さんと一緒にお菓子作り教室に行ってみましょう。そこで、
 
 
「手際がいいね。」
 
「家でも作ってみようね。」
 
「○○ちゃんの料理を食べると、お母さんあったかい気持ちになるな。」
 
と声をかける。
 
 
プラモデルやロボット作りが好きだったり、興味がある子なら、キットをたくさん買ってあげたり、ロボット教室へ通わせてあげたり、近隣の大学のイベントに申し込んでみましょう。
 
 
「こんなに難しい図面よくわかるね!」
 
「集中力があるな〜」
 
「こんな大学に入ったら面白いんじゃない?」
 
と会話をすれば、子どもの興味を広げることができます。
 
 
部活のスポーツが大好きなお子さんだったら、一緒にスポーツ観戦をしたり、かっこいいタオルや備品を買ってあげたりして、こんな会話をしてはどうでしょうか?
 
 
「ルールをお母さんにも教えて?」
 
「こんなに激しいスポーツ毎日頑張ってるんだね、すごいよ!」
 
「これ使ってたらかっこいいね〜」  
 
 
子どもが得意なこと・好きなことに集中している場面で、肯定的な親子のコミュニケーションを行えば、子どもは生き生きとし始めます。
 
 
そうすると、「将来好きなことで生きていけるように、学校も頑張るぞ〜」と、学校にも前向きに行くようになるお子さんもいるでしょう。
 
 
「学校はどうしても無理だけど、こんなことを学んでいきたいな。」と、学校とは別の目標を持って頑張り始めるお子さんもいるかもしれません。
 
 
どちらにせよ、お母さんのサポート次第で、毎日ウツウツと過ごす日々だったお子さんが希望を持って歩むことができるのです。
 
 
子どもが「仮面登校」から脱出するためには、お母さんがお子さんの頑張りを認め、お子さんの得意や興味を引き出すことが一番です。お母さんができることを今日からはじめてみませんか?
 
 
 
 
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執筆者:すずき真菜
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
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