不登校 発達障害

発達障害に限らず、不登校傾向の子どもが本当は学びたいと思える環境はどんなところ?

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発達障害に限らず、不登校や不登校傾向の子どもたちが、理想の学びの場所として挙げているところはどんなところなのでしょうか?そして、不登校傾向の子どもたちが前向きに進路選択をするために大切なこととは?

【目次】

1.発達障害に限らず「不登校傾向にある子が本当に学びたいと思える場所」を調査から紐解いてみましょう。
2.学校以外の学びの場には一体どんなところがあるのでしょうか。
3.義務教育以降はどうなるの?自分の進路を選ぶまでに大切なサポートは?

 

1.発達障害に限らず「不登校傾向にある子が本当に学びたいと思える場所」を調査から紐解いてみましょう。

 
 
日本財団によって2018年に行われた「不登校傾向にある子どもの実態調査」で、不登校または不登校傾向にある現中学生と卒業生(中学卒業後~22歳)に、学びたいと思える場所について尋ねています。
 
 
その調査によると、学びたいと思える場所として、
 
自分の好きなことを突き詰めることができる」場所
 
「自分の学習のペースにあった手助けがある」場所
 
「常に新しいことが学べる」場所
 
などが挙がっています。
 
 
現在の日本の学校教育の枠組みでは、既存の枠組みに子どもたちが合わせる形をとっています。
 
 
ですから、集団活動が苦手な子どもや発達障害の子どもにとっては、少しハードな枠組みとなっています。
 
 
また、学習が遅れやすい子や、学習障害などがあり、独自の学習方法のほうがしっくりするお子さんだと、それが不登校の原因にもなりかねませんよね。
 
 
学習にしろ、自分の興味関心にしろ、知的好奇心をもって前向きに取り組める環境が、不登校傾向の子どもには望まれているということです。
 
 
 
 

2.学校以外の学びの場には一体どんなところがあるのでしょうか

 
 
現在、日本では義務教育の間は学校に行くことになっています。
 
 
しかし、年々増える不登校の子どもたちに合わせて、フリースクール、オルタナティブスクール、通信制などいろいろな形態で学校以外の学びの場が拡大しています。
 
 
学校以外の学びの場は、NPOや民間の団体などが運営し、学校に行きたくても行けない子、行かない子に対応して独自のカリキュラムで運営されています。
 
 
学校の出席扱いとなるところもあり、学校との連携がとれるところが増えています。
 
 
そして、スケジュールが選べたり、パソコンを通じて学習をサポートしたり、発達障害の子には特性に合ったサポートがあるなど、学校よりも、その子、その子に合わせた環境を提供しています。
 
 
個性が強く、集団生活が苦手などで不登校になりがちな層の子どもたちが、苦痛を伴って学校に行くよりも、環境を選んで生活したいと考えるニーズが増えてきています。
 
 
そして個性を尊重するニーズに合う環境が年々増えてきています。
 
 
 
 

3.義務教育以降はどうなるの?自分の進路を選ぶまでに大切なサポートは?

 
 
学校に行けなかった子どもたちの「行ける高校がない!」なんてことは全くありません。
 
 
今では、通信制の高校、サポート校、職業に直結した学校など、高校になると一気に選択の幅が広がります
 
 
小学校や中学校で学校に行けなくても、高校では多くの方が自分で選択した進路に向かうことができます。義務教育の学校で行けなくても、その先にたくさんの選択肢があります。
 
 
一般的な学校の形ではない学びの環境は、高校生になればますます広がっていきます。やりたいことをやりたい学習方法でやれる環境も選ぶことができるようになってきています。
 
 
高校で前向きに進路選択ができるようにするためには、義務教育期間に自信を喪失しないよう、周囲が十分なサポートをすることが必要です。
 
 
学校に行けないからといって、さらに家でもガミガミ言われ続けたら、どうなるでしょうか?行き場所がなくなってしまい、自己肯定感はますます下がっていきます
 
 
特に個性が強い子どもは、一般的な子どもに比べて、秀でた能力を持っていることが多く、苦手なところだけにフォーカスされるだけでは自信を失いやすいもの。
 
 
秀でた能力をポジティブにサポートされる関わりが必要です。
 
 
学校に行けなくても、その先に進路が選べるタイミングがあります。そのときまでに、あらゆる形でぐんぐん伸びていければ、進学や就労に支障がないことも分かっています。
 
 
発達障害のあるなしにかかわらず、不登校や不登校傾向の子が、自信を失わないように義務教育期間を過ごせるよう工夫していきましょう。
 
 
そのためには、行きにくい学校に強くこだわって家族でバトルをするよりも、まずは行けない気持ちに寄り添ってみてください。
 
 
その上で、いろいろな居場所や教育機関を積極的に活用していけたら良いですよね。秀でた能力を認めてもらい、家族にサポートしてもらえた子どもの未来は明るいです!
 
 
子どもがたとえ学校に行けなくても、子どもを信じ、その子が過ごしやすい形での環境を整え、素晴らしい進路選択のお手伝いをしていきましょう!
 
 
 
 
 
 
執筆者:ちとせあん
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
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