ADHD 発達障害

発達障害ADHDグレーゾーン当事者の私が、発達障害・グレーゾーンの子どもを持つお母さんに伝えたいこと

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注意欠陥多動性障害(ADHD)グレーゾーン当事者の私が、発達障害グレーゾーンの子どものお母さんに伝えたいことがあります。子どもの一番の味方は他の誰でもないお母さん。お母さんに認められることが発達障害の子どもにとっての一番の願いです。
 

【目次】

 

1.一番認めてもらいたかったお母さんに認めてもらえなかった私

 
 
・授業中のおしゃべりをやめましょう。
・係の仕事を忘れていました。
・ケアレスミスに気を付けましょう。
・お友達とのトラブルが多いです。
 
 
お恥ずかしいですが、これは私の小学校のときの通知表に書いてあった言葉です。私には小学校でのいい思い出があまりありません。
 
 
いつも授業に集中できずに手遊びをしたり、おしゃべりをしたり。先生に注意をされてよく後ろに立たされていた記憶しかありません。
 
 
大人になってからですが、私は注意欠陥多動性障害(ADHD)のグレーゾーンだったのではないかと気づきました。私の小さいときからの症状が、ADHDの症状にぴったり当てはまっていたからです。
 
 
ADHDの症状は主に3つです。
 
 
・落ち着いて行動することができない多動性
 
・質問が終わらないうちに出し抜けに答えてしまったり、思ったことをすぐ口にしてしまう衝動性
 
・そして、ケアレスミスをしたり、必要なものをなくしたり、忘れっぽかったりする不注意性
 
 
私はこの全てに当てはまっていました。しかし当時はADHDというものが世間に認知されていなかったため、私はちょっと面倒な問題児、という立ち位置だったと思います。
 
 
ですので、私は母からこのようなことを言われていました。
 
 
「あなたは、本当にだらしのない子ね。飽きっぽいし、何も続かない。○○ちゃんはきちんとしているのに、あなたはなんで他の子と同じようにできないのかしら。」
 
 
 
 
実はこんな私でも、得意なことはあったのです。劇などを作るときには脚本、配役、音楽、演出まで総合的にこなしたり、何かを企画してみんなと一緒にやること、とにかく楽しいイベントごとに関しては張り切っていました。
 
 
その点について、学校の先生には褒められたかもしれませんが、母に褒められた記憶はありません。
 
 
そうです。私は母に褒められたり肯定されたり認められた、という記憶がほとんどないのです。大げさだと思われるかもしれませんが、本当にないのです。 
 
 

2.発達障害・グレーゾーンの子どもが自信を持てなくなってしまうのはなぜ?

 
 
発達障害、特にADHDの子どもは日ごろから怒られることが多くなります。自分ではどうにもできない脳の特性によりできないことが多いからです。
 
 
例えば
・呼ばれても気づかずに返事をしない
・忘れ物が多い
・テストでケアレスミスを連発する
・何回言われても生活習慣が定着しない
 
 
毎日一緒に生活するお母さんからしてみたら、「なんで何度も言っているのにできないの?」と怒るようなことばかりです。毎日ガミガミ言いたくなるのもわかります。
 
 
ですが、このような毎日やることでもワーキングメモリが弱かったり、言葉の指示を聞くことが苦手なADHDの子には、なかなか定着しないのです。むしろガミガミ言われると、やる気がなくなってしまいます。
 
 
では、毎日毎日、お母さんにダメな所を指摘された子はどうなってしまうのでしょう。
 
 
「私はダメな子なんだ。」
「どうせ僕は何をやっても無駄だ。」
 
 
こんな風にどんどんネガティブになり、自信を失ってしまいます。自信を失うと行動することができなくなり、どんどん怠惰になっていきます。
 
 
 
 
私は自分の母からの様々な否定の言葉で、肝心な場面で「自分にできるわけない、どうせ無理なんだ。」と諦めることが多くなりました。それが社会人や親になった私に、重くのしかかるようになりました。
 
 
チャレンジしたいときに頑張ろうと思える力が湧いてこないのです。自分に自信を持つ経験がなかったせいか、ネガティブな方向にしか考えられない自分がいました。
 
 
そして、私と同じADHDの特性を持つ我が子にも、悪いところを探して指摘することしかできませんでした。
 
 

3.発達障害・グレーゾーンの子どもを持つお母さんにどうしても伝えたいこと

 
 
このような私の体験から、発達障害の子どもを持つお母さんにどうしても伝えたいことがあります。
 
 
どうか、子どもを認めて、肯定してあげて欲しいのです。どんな小さなことでも構いません。できていることをとにかく肯定してあげてください。
 
 
子どもは、お母さんに一番認められたいと思っています。
 
 
そんなお母さんから否定的な言葉ばかりかけられていたら、自分の得意な自慢できる所もどんどん潰れていってしまいます。
 
 
 そしてネガティブな言葉の記憶しか残らなくなります。
 
 
すると、頑張らなくてはならない場面で、頑張ることができなくなってしまいます。ですから今、目の前の出来ないことに注目しすぎず、子どもの未来を見てほしいのです。
 
 
お母さんのポジティブな関わりで、発達障害の子どもたちは、自分の得意なところをグングン伸ばしていけるはずです!
 
 
子どもはお母さんが大好き。そのお母さんにありのままの自分を認めてもらえて、信じてもらえることが自信につながり、その自信が子どもの明るい未来につながります!
 
 
なかなか発達障害グレーゾーンの子どもを肯定できずにいるお母さん、今日からお子さんのできているところを一緒にたくさん探していきましょう!お子さんの輝く未来の為に。
 
 
 
 
執筆者:別井理恵
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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