グレーゾーン 発達障害

発達障害・グレーゾーンのうちの子、話すのが苦手だなと思っている方へ

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「どう?」と言う質問に、何も答えられないお子さんを見て、発達障害・グレーゾーンのうちの子、話すのが苦手だなと思っていませんか?子どもの本心を引き出したいなら、発達科学コミュニケーション的にはもっと別の方法があります。
 

【目次】

 

1.発達障害・グレーゾーンで、話すのが苦手なら、質問の方法を考えてみましょう

 
 
以前、発達障害・グレーゾーンの息子の中学の面談で、「発達科学コミュニケーション的にはもっと別の方法がいいと思いますよ」というやり取りがあったので、ご紹介します。
 
 
三者面談が始まって間もなく、先生は息子にこう質問をしました。
 
 
「2年生になってどうかな?」
 
 
 
 
 
すると息子は何を答えていいのかわからない様子で
 
 
「…。」
 
 
このやり取りだけを見ると息子は
 
・自分の意見が言えない
・引っ込み思案
・何も考えていない
 
などと判断されるケースが多いでしょう。
 
 
実際、私も子育ての中で、そんなやり取りを繰り返し「こんなに自分の意見が言えないまま大きくなったら困る!」と思っていた経験者です。
 
 

2.クローズド・クエスチョンで子どもの本心に近づこう

 
 
でも、だからといって「うちの子、話すのが苦手」と落ち込む必要はありません。
 
 
質問する側が質問の仕方を少し工夫するだけで、子どもは思いがけない心の内を話してくれるかもしれません。
 
 
発達科学コミュニケーションには、発達障害・グレーゾーンの子の話す力を伸ばす質問の仕方があります。
 
 
発達の特性がある子どもの中には「推測すること」が苦手なタイプがいます。
 
 
そんな子にとって、「どう?」のような答えの定まらない、オープン・クエスチョンの意図をくみ取るのは、とても難しいのです。
 
 
ですので、次のようにまずはYESかNOや、一言で答えることのできる「クローズド・クエスチョン」から始めて、具体的な質問をしていきます。
 
 
 
 
例えば…
 
 
「勉強は最近どんな感じ?」(オープン・クエスチョン)
「苦手な教科はない?」(クローズド・クエスチョン)
「好きな教科は何?」(クローズド・クエスチョン)
 
 
「友達との関係は最近どう?」(オープン・クエスチョン)
「友達といるのは楽しい?」(クローズド・クエスチョン)
「誰とよく遊ぶの?」(クローズド・クエスチョン)
 
 
このように一言で答えられる聞き方をすると、オープン・クエスチョンで聞かれたときよりも子どもは答えやすくなります。
 
 

3.否定的なコミュニケーションをやめれば子どものやる気もぐーんとUP

 
 
我が家で実際にあったやり取りを一つ、ご紹介します。
 
 
中2の息子が、「部活の試合に行きたくない」と言って、ソファーでずっとゴロゴロ…。こんなとき、「どうして部活にいかないの!!」と怒って言ってしまいがちですよね。
 
 
でも、その否定したい気持ちを抑えて、
 
「サッカー嫌いになったの?」
「暑いから嫌なの?」
「コーチが怖い?」
「チームメイトとケンカした?」
「家でゲームをしていたいから?」
 
などと、子どもの答えやすいクローズド・クエスチョンを、カウンセラーになったつもりで質問してみましょう。
 
 
そうして言葉のキャッチボールを繰り返し、分かった息子の気持ちは以下の通りでした。
 
 
・スマホゲームをしたいという気持ちはある。でも、サッカーもやりたい。
 
・ここのところ練習に行っていないから、明日の試合にでるのは嫌だ。
 
・退部届けは出さない(=続ける気がある)。
 
 
こうやって本心に近づくよう話を進めていった結果…
 
 
「次の試合に向けて、来週からは部活をさぼらずに行く」という着地点に到達したのです。
 
 
 
 
万が一、毎日「なんで部活に行かないの!!」と言い続けるコミュニケーションだったら、きっと「うるせーな」「ほっとけよ」と言葉の応酬で負のループに陥っていたと思います。
 
 
そんな否定的なコミュニケーションをやめれば子どものやる気もぐーんとUPしますよ!
 
 
オープンクエスチョンが苦手な子はぜひ、具体的な質問(クローズド・クエスチョン)に置き換えて聞いてあげてくださいね!
 
 
執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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