ADHD 対応

発達障害・ADHDグレーゾーンの子どもでも、生の音楽に触れて五感を刺激しよう!

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発達障害・ADHDグレーゾーンの子どもには、コンサートは無理…と諦めていませんか?事前準備をしっかりすれば、大丈夫!生の音楽体験で、五感を刺激し、子どもの脳をぐんぐん伸ばしていきましょう!
 

【目次】

 
 

1.発達障害・ADHDグレーゾーンの子どもの心を掴む! 「〇〇といっしょ」

 
 
我が家の娘は、発達障害・ADHD(注意欠陥多動性障害)のグレーゾーンです。見通しのつかないことへの不安感が強く、慣れない場所や人の多いところが苦手で、緊張をすると行動のコントロールが難しくなる特性をもっています。
 
 
そんな娘が小さな頃から大好きなもの。それは、「おかあさんといっしょ」!テレビ視聴はもちろんのこと、コンサートにもよく足を運んでいます。
 
 
コンサートホールのような、人が多く、かつ、静かに過ごさなければならない非日常空間は、娘にとってはハードルの高い場所。我が家と同じように、「やっぱり無理かな…」とチケットを取る前から諦めている親御さん、いらっしゃいませんか?
 
 
おかあさんといっしょのファミリーコンサートは、すぐに動きたくなるADHD傾向の娘や、まだ小さな1歳の息子でも楽しめるような工夫がたくさん!あっという間に過ぎた1時間でした。
 
 
次の章からは、音楽が子どもを惹きつける秘密と、楽しい記憶をしっかりと定着させる方法をお伝えします。
 
 
 
 

2.ファミリーコンサートの魅力とは?音楽が脳を育てるわけ

 
 
幼児の集中力は年齢+1分程度と言われています。集中して音楽を聴いたり歌ったりできる時間は、1歳児だと2分!ということになります。
 
 
ファミリーコンサートは、その点も考慮されているようで、1〜2分の歌が切れ目なくたくさん登場し、子どもの集中力が切れることがありません。
 
 
また、聴くだけでなく「一緒に踊ってみよう!」という曲が3曲に1つくらい出てきます。これがちょうど、体が動かしたくなる頃合いにプログラムされているので、じっと座り続けるのが苦手なADHD傾向の娘も、気持ちが切り替えやすく良かったようです。
 
 
ファミリーコンサートの構成自体、子どもが引き込まれやすいようにとても考えられていますが、そもそも、音楽が子どもの脳に与える効果はどんなものなのでしょうか?
 
 
10歳以降に発達の旬を迎える「アウトプットの脳(考える、伝えるなど)」の下地になるのは、「インプットの脳(聴く、観る、触る、動く)」です。
 
 
幼児期にこれらの体験を出来るだけ多く積ませ脳を働かせることで、理解し、考え、伝える力が育っていきます。
 
 
音楽は、耳で「聴くこと」で聴覚の刺激をたくさん使います。それだけでなく、コンサートなどで生の音楽に触れる際には、目で「観ること」、そして、音の振動に「触れること」、と言った、五感をフル稼働します。幼児の脳育てにはぴったりのツールなのです!
 
 
 
 

3.思いっきり楽しむための段取り、大公開!

 
 
とはいえ、初めてで、しかもとても人が多そうな場所に連れていくのは抵抗がある…。そんなお母さんにぜひ挑戦してほしい!コンサート当日に向けての、我が家の段取りをお伝えします。
 
 
◆事前準備でワクワク!
 
 
「初めて」や「先の見通しがつかないこと」が苦手な傾向のある発達凸凹っ子。事前準備こそが何より大事です。
 
 
我が家は、「あと○日でコンサートに行くよ」と伝え、人が多いけれど家族がずっとそばにいるから大丈夫なこと、もし中にいるのが苦しくなったらホール外に出て良いことなどを話しました。
 
 
また、好きな歌があるかもしれないし、ないかもしれないことなど、不安になったり機嫌を損ねたりしそうなことは、あらかじめ全て伝えるようにしておきました。
 
 
何より大切なことは、「楽しそう!行ってみたい!」とワクワクさせること!
 
 
過去の公演のDVDを観せたり、キャラクターグッズを購入したりして、「コンサートの日に持って行こうね!」と親子共々ワクワクして、当日まで過ごしました。
 
 
◆当日は子どもに負けないくらい親が楽しむ!
 
 
初めての場所に不安を覚えやすいので、少しでも場所に慣れるために早めに現地に着くように段取りします。できれば開場と同時に到着して、席や出入り口、お手洗いの場所などを子どもと一緒に確認します。
 
 
「お兄さんお姉さんがよく観えるね」「困ったときはこのドアからささっと出ようね」「お手洗いはここにあるから大丈夫だよ」などと伝えておくと、見通しがもちやすいです。
 
 
コンサート開演前は、人の話し声などでとても賑やかです。いつもはあまり抱っこ、と甘えてこない娘も、人の多さや落ち着かない雰囲気に不安げで、抱っこをせがんできました。
 
 
そんなときには、抱っこして優しく、「大丈夫だよ」と伝えてあげるだけで、子どもは安心します。
 
 
そして、親が不安そうな表情をしていることが、子どもにとっては何より心配になります。親が笑顔で楽しそうにしていると、「ここは楽しい場所なんだ」と認識して安心して楽しむことができます。
 
 
子どもと一緒に思い切り楽しむことがポイントです!
 
 
◆終了後は思い出トークで楽しかった記憶を定着!
 
 
プログラムを見返しながら、「この曲楽しかったね」と語り合い、「どの曲が一番好きだった?どうして?」と質問して、子どもの言葉で語らせることで、脳に楽しかった記憶がより定着していきます。
 
 
また、「〇〇ちゃん、人が多いところでもニコニコで過ごせたね!」「一生懸命踊っていて素敵だったよ!」などと、本人ができたことも、言語化してしっかり褒めるようにします。
 
 
五感をフル稼働してたくさん刺激を受けた脳を、何もしないのはもったいない!ぜひ、思い出トークを通してたくさん言語化してアウトプットさせて、良い記憶を定着させていきたいですね。
 
 
幼児期に出会った音楽は、大人になってもふとしたときに思い出しますよね。ぜひ、親子で「楽しかった!」という生の音楽体験を積み、脳育てをしていきましょう!
 
 
 
 
執筆者:貞永りか
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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