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脳の発達に必要なのは楽しませること!発達障害の子どもをぐんぐん伸ばすコミュニケーション術とは?

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苦手なことやできないことが多い発達障害の子ども。ついついなんとか頑張ることで克服させようとしがちですよね。でも子どもの発達に必要なのは「楽しませること」なんです。ここでは子どもをぐんぐん伸ばすコミュニケーション術を紹介します。
 

【目次】

 

1.子どもの行動の鍵は脳にあり!

 
 
私は臨床心理士として大学で4年間、大学院で2年間、研究を重ねてきました。
 
 
臨床に出てからも、たくさんの発達障害のお子さんや親子と関わり、知能検査を実施したり何千件もの相談に乗ってきました。
 
 
そのため、発達相談には自信がありました。しかし、発達科学コミュニュケーションと出会った私は衝撃を受けました。
 
 
なぜなら、発達科学コミュニケーションは脳科学の膨大な研究データと、たくさんの発達障害の子どもたちと関わってきた実績が惜しみなく注ぎ込まれて作られたメソッドだったからです。
 
 
実は脳って知れば知るほど、とてもシンプルにできているんです。
 
 
・なぜ癇癪を起こしているのか?
・なぜ、学校が嫌だと言っているのか?
・なぜ、落ち着きがないのか?
・なぜ、その言葉を口にするのか?
 
 
こういった行動の理由は、全て脳からスタートしています。つまり、発達障害の子どもに今何をしてあげるべきなのか?を考えるには、まずは脳の仕組みについて理解することが必要なのです。
 
 

 
 

2.苦手なことをやっているとき、子どもの脳はヘトヘトです!

 
 
例えば、あなたのお子さんがちょっと苦手なことにチャレンジしているとします。
 
 
・着替えのボタンをかける
・お茶をこぼさず注ごうとする
・習い事のピアノを練習する
・文字を書く
・算数の問題を解く
・漢字の練習をする
 
 
こんな風に苦手だけど頑張って取り組もうとしているとき、お子さんの脳の中でどんなことが起こっているか想像してみてほしいのです。
 
 
実は新しいことにチャレンジしたり、苦手なことを頑張っている時のお子さんの脳は100メートルを全力疾走したくらい、脳内はフル回転しています。発達障害のお子さんならなおさら頑張っています。
 
 
終わった後に、ぐったりと疲れる感じはありますが、頭の中で起こっていることなので、本人にも自覚はありません。もちろん、周りで見ていてもそんなことが脳内で繰り広げられているなんて知る由もありませんよね。
 
 
つまり、私たちが想像している以上に、苦手なことに取り組んでいるときの子どもの脳はヘトヘトなんです。
 
 

 
 

3.頑張っている子どもにNGなコミュニケーションとは?

 
 
さて、ここで質問です。発達障害の子どもがこんな風に頑張っているとき、あなたはどんなコミュニケーションを取っていますか?
 
 
「もっとちゃんとやりなさい!」
「もっと頑張らなくちゃ!」
「もう少し、ここ頑張ってみたら?」
「何?できないの!?」
 
 
などとつい声をかけてしまうこともあるかもしれませんね。しかし、100メートルを全力疾走で走ってきた脳にその声をかけたら、お子さんはどんな反応をするでしょうか?
 
 
そうかもっと頑張らないといけないのか、と素直に受け取るお子さんもいるでしょう。
 
 
もしくは、そんなにもうできないよ!と、癇癪を起こすお子さんもいるかもしれません。そりゃ当然ですね。脳はフル稼働しています。
 
 
いずれのタイプにしても、こんな声かけをされた子どもは「やっぱり自分はダメなんだ」と感じます。
 
 
脳の中で起こっていることなんて誰にも見えません。でも、苦手なことに取り組もうとしているお子さんの脳みそはこれ以上ないくらい頑張っている、その事実を知って欲しいのです。
 
 
そして、発達障害の子どもが苦手なことが多いのは、脳の発達が未熟だからと言うことをしっかりと理解して欲しいのです。
 
 

 
 

4.発達障害の子どもを成長させる秘訣は「楽しませること」

 
 
発達障害の子どもの脳には頑張らせるよりもっと効果的なコミュニケーションがあります。
 
 
それは子どもを楽しませることです。
 
 
子どもが「楽しい!」と思うものにはその子の脳の発達に密接な関係があります。「脳」という視点で見たときに子どものその遊びは、全て「必要だから」行われているのです。
 
 
砂遊びに夢中になる子はその手に触れる皮膚の感覚刺激が脳の発達に必要なのかもしれません。
 
 
絵を描くことに夢中になる子は、頭に思い描いたものを形として再現していく脳の部分がぐんぐん発達している最中なのかもしれません。
 
 
大人からは想像もつかないような世界が子どもの頭の中には広がっている可能性があるのです。
 
 
脳の働きを知っていくと、「楽しそう!」とお子さんが飛びついた先に、脳のどこを刺激しているのかな?という視点でお子さんの遊びを観察する楽しさが見つけられます。
 
 
小さな行動一つ一つにも意味があると思うと、子どもの小さな変化が愛おしく感じられますよ。
 
 
さらに、子どもが好きなことをやっているときは脳を発達させる絶好のチャンスです。
 
 
例えば、子どもが砂遊びに夢中になっていたら
 
 
「何を作っているの?」
「へー、よく思いついたね!」
「お母さんも一緒にやりたいな!」
「作り方教えて!」
 
 
などの声のかけ方があります。これらのコミュニケーションは全て「肯定」です。自分の行動を肯定された子どもは自信がつき自分で考えて行動するようになります。
 
 
その結果、子どもの脳はぐんぐん成長していくんですよ。
 
 

 
 
いかがでしたか?発達障害の子どもに必要なのは、苦手なことを頑張らせることではなく、楽しませることです。
 
 
お母さんのコミュニケーションで発達障害の子どもを発達させてあげてくださいね!
 
 
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執筆者:石澤かずこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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