対応 発達障害

高校進学を控える発達障害・グレーゾーンの子どもの頑張りと個性を引き出す方法とは?

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発達障害・グレーゾーンの子どもの困りごとに直面していて将来が不安…というお母さんはいらっしゃいませんか?でも大丈夫。お母さんの対応で子どもの頑張りと個性を引き出すことはできますよ。我が家の発達凸凹中学生の進路選びの様子をお伝えします!
 

【目次】

 

1.発達障害・グレーゾーンの子どもの将来が不安で仕方ないお母さんへ

 
 
発達障害・グレーゾーンのお子さんの困りごとに直面していて「将来が不安で仕方ない」というお母さんはいらっしゃいませんか?
 
 
でも大丈夫!お母さんの対応で子どもたちの頑張り個性を引き出すことはできます。今日は我が家の息子の高校進学の時のエピソードをご紹介させてください。
 
 
私の息子は中学校3年生発達に凸凹のあるタイプです。この春、私立の全日制高校への進学が決まりました。
 
 
息子は小学校のころから超マイペースで、勉強が苦手。衝動的に手を出して友達とすぐにトラブルになる、友達のおもちゃでも欲しければ持って帰ってしまう…そんな子でした。
 
 
私は自分の子育てが悪いのだと思い必死にしつけをし、できないことを克服させようと厳しく接していました。
 
 
しかし私の対応で息子の困った行動が「良く」なることはありませんでした。小学校高学年になると暴力・暴言が増加。それをかろうじて力でねじ伏せる日々でした。中学生になれば何かが変わるかも、と思っていましたが違いました。
 
 
・授業を聞かない
・忘れ物が多い
・提出物はスルーする
・遅刻常習犯
・友達と取っ組み合いの喧嘩をする
 
 
こんな様子ですから、先生からは「ダメなヤツ」のレッテルを貼られ、中学1年の最初の三者面談では「行く高校はないよ」と宣言されるような生徒でした。
 
 
当時はかろうじて部活だけは頑張っていましたが、真夏のサッカーの試合で熱中症になったのをきっかけに、学校への行きしぶりが始まりました。それが中学2年の夏でした。
 
 
 
 

2.個性を生かした進路選びの軸〜頑張るフィールドは用意されています

 
 
さて、このような状況になってくると進路に影響します。
 
 
・出席日数
・勉強の遅れ
・テストの点数
・内申点
 
 
でも、私はそういったものを全て手放しました。毎日魂が抜けたようにソファーでぐったり寝ているだけで、完全に無気力になった息子を見て、そのとき初めて息子に負担をかけすぎていたのだと気づいたのです。
 
 
だから無理をさせないと決意しました。
 
 
2~3ヶ月かけてゆっくりとエネルギーを回復させる生活を送り、息子は学校に戻ることができました。そんな出来事がきっかけとなり、私の進路に対する考え方もガラッと変わりました。
 
 
・子どもに合った学びの場ってどこだろう?
・高校に入るのが目的ではない、入ったあとこそが大事。
・本人が頑張れてイキイキと過ごせる場所はどこなのだろう?
 
 
進路選びの軸はそれ1本になりました。
 
 
発達障害・グレーゾーンのお子さんは興味のあることなら頑張れたりします。だったら、個性を生かして頑張れることを探してあげる方がベストな選択ではないでしょうか?
 
 
 
 
ですから通信制高校にはたくさん見学にいきました。通信制高校は・プロゲーマーを目指す学科・ペットケアのプロになる学科・スポーツの学科など多様なカリキュラムがあって、息子が「やってみたい」と興味を示したものがたくさんありました。
 
 
そして中学時代に不登校学びの遅れのあった子どもたちをサポートしてくれる公立高校「チャレンジスクール」も見学に行きました。
 
 
自治体によって呼び名が異なりますが学び直しをサポートしてくれるので、学習の苦手がある子でも授業に取り組みやすいという特徴もあります。
 
 
このように通信制高校やチャレンジスクールは、中学時代の登校日数成績についても許容範囲がとても広いのです。つまり受験の足かせになりにくいのです。
 
 
つまり中学時代にいろんな事情があって学校に行けなかった、勉強に取り組めなかった、そんなお子さんでももう一度頑張るフィールドが用意されているということです。
 
 
そして学校見学に行ってみて印象的だったのは、学生のみなさんのイキイキとした姿!実際に案内係の生徒さんと話をする機会もよくありました。
 
 
「僕も勉強が苦手でしたが、この学校はゆっくり学べるので僕には合っています。今は、生徒会長をやっています」
 
 
なんて爽やかに話をしてくれるお子さんもいて、ズキューンと胸を撃ち抜かれました(笑)
 
 
そして確信したのです。子どもはその子に合った環境と対応で「伸びる!」ということを。
 
 

3.要求量を下げると、子どもの自信がつきます!

 
 
このように見学を重ねた結果、我が家は通信制高校チャレンジスクールを中心に進路を定め始めていました。
 
 
ところがところが、そんなころ息子の成績がゆるゆると伸び始めたのです。
 
 
 
 
なぜ伸びたのか?私が何をしたかというと…
 
 
・1日の勉強時間は15分でもよし!
・得意な教科1教科だけでも頑張ればよし!
・テスト前の勉強は1週間前から!
・得意単元だけ点数がとれていればOK!
30点しかとれていなくても褒める。
1と2しかない通知表でも笑顔で見る。
 
 
こんなふうに子どもへの要求量をかなりガッツリと減らしたのです。
 
 
信じられないと思いますよね?でもここまで徹底しないと発達障害・グレーゾーン中学生の自信は回復しないのです。
 
 
こうして成績が伸び始めたのをきっかけに学校の選択肢が広がりました。そして息子がチャレンジを決めたのは私立の全日制
 
 
昔は「塾に行く」といってサボってゲーセンに行ってしまうような子だったのでどうなるのか心配でしたが息子は頑張りました。
 
 
苦手な面接の練習も、家庭教師のオフィスでいろんな先生にイジられながらでもあきらめることなくやっていたそうです。
 
 
このように家庭での私の対応さまざまな方の協力やはげましが息子の成功体験としてじわじわと積み重なり、頑張る力を引き出すことができました。
 
 
そしてみごと合格を勝ち取ることができたのです。
 
 

4.子どもたちの可能性を信じて未来を支えるために

 
 
これまでの話をお読みになってどのようにお感じになりましたか?学校に行けない、勉強の苦手がある、そんな発達障害・グレーゾーンの子どもの進路選び。お母さんたちの方が焦ってしまう気持ちはよくわかります。
 
 
ですが、進路の選択肢はたくさんある!まずはそのことを知ってください。
 
 
不登校の経験のある方でも大人になって活躍している人はたくさんいらっしゃいます。お母さん自身がしっかり情報を手にして不要な不安を手放しましょう。
 
 
なぜなら不安は、イライラに変わり、そのイライラは子どもの自信を失わせる接し方を引き起こしやすいのです。
 
 
そして子どもたちが進路を考えるという節目を迎えて何よりも大切なのは話し合いができる親子になっているということです。
 
 
言い合いが続く親子関係では進路について話し合いができなません。そしてお子さんの自己肯定感が伸びなければ進路選びに前向きに向き合うことすらできません。
 
 
発達科学コミュニケーションでは目の前の困りごとを小さくするのはもちろんのことながら、その先の子どもたちの未来を支えて行くもの。そう私が声を大にして言うのはこういう理由からです。
 
 
 
 
子どもたちの「未来」を支えるお母さんに大切なのは
 
 
①不要な不安を手放すためにしっかり情報を集めること
②子どもの成長を加速させる発達の子に合った接し方をしっかりマスターすること
③子どもの成長のタイミングを待てる親になること
 
 
この3つです!
 
 
今の「できないこと」にだけ注目しないでください。子どもたちは対応さえ間違えなければそれぞれのペースで成長していきます!それぞれのペースでいいのです。
 
 
子どもたちの可能性を信じて応援できるお母さんになりましょう!
 
 
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執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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