グレーゾーン 幼児

発達障害・グレーゾーンの子どもの習い事を継続させるカギは、先生と親のコミュニケーションです!

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発達障害グレーゾーンの子どもと、たくさんの習い事に挑戦し挫折してきた私たち親子。一つだけ、継続できている習い事があります。そのカギは、大人同士のコミュニケーションにありました。
 

【目次】

 

1.発達障害グレーゾーンの娘。習い事が続かない…

 
 
あなたのお子さんは、習い事をしていますか?
 
 
我が家の娘は、現在4歳。発達障害グレーゾーンで、不安が強く、新しい環境に慣れることにとても時間がかかります。
 
 
何か好きなことを見つけてほしい!一つでも、小さなことでもいいから、「私はこれが得意!」と強みになるようなことを身につけてほしい。そんな願いを持っていた私は、娘が小さな頃から、いろいろなことを体験させようと様々な習い事の門を叩いてきました。
 
 
音楽が好きだから、0歳の頃から音楽教室に。水が好きだから、3歳でオムツが取れたときにはプールに。体を動かすのが好きだから、体操教室に。
 
 
どれも、親と一緒に参加できるものはなんとかお部屋にはいられるものの、隅で見ているだけ、ということばかり。プールに至っては、母子分離だったので毎回大泣き。1ヶ月程度で着替えを嫌がるようになり、通うのをやめました。
 
 
娘は、自分のことは自分でできるので生活面で困ることはありませんが、「あまり気心しれないお友達や先生」に対する緊張が強く、また、失敗を極端に嫌がるところがあります。
 
 
不安な気持ちを上手に処理できず、緊張が高まると大きな声を出してしまったり、走り回ってしまったり。
 
 
本人も苦しい思いをしていますが、それを見守る親としても、「先生や周りのお友達に迷惑をかけてしまっている」という思いが強く、周りの目を気にして、体験のみで継続できない、ということが続きました。
 
 
 
 

2.私たち親の考えを変えてくれた、素晴らしい先生との出会い

 
 
そんな娘ですが、今、1年弱続けている習い事があります。それは、リトミック
 
 
リトミックは、音楽教育はもちろんですが、「音楽を通して人を育てる」ということをとても大切にしています。お友達とのコミュニケーションも必須の習い事です。
 
 
娘は小さな頃から歌や楽器、体を動かすことが大好きでしたので、リトミックだけはなんとかやらせたい!と思っていました。
 
 
しかし、習い始めたリトミックのお教室も、母子分離。着替えをしなければならない。初めて会うお友達と一緒に活動する。先生からの指示に即時に従わなければならない。
 
 
通い始めた初日。娘はもちろん、私から離れない。着替えをしない。緊張から走り回ったり大声を出したりする。お友達との交流は断固拒否。間違えるのが嫌がって「やらない!」と部屋の隅で見ているだけ…。
 
 
初めてだからね…と、次も様子を見ましたが、もっとひどくなってしまい、私たち親は「娘のペースに合わせてあげたいけれど、周りに迷惑をかけるのは申し訳ないから…やめようか。」と話し合いました。
 
 
そのことを先生に伝えると、きっと「わかりました、私もそう思っていたのでやめて結構です」と返ってくると思っていました。しかし、お返事はとても意外なものだったのです。
 
 
「(娘)さんはまだ年少さんです。うまくできなくて、課題があって当然です。着替えができなくたっていいですし、慣れるまでお母さんがそばにいてあげてください。
 
また、周りの子どもたちのことは全く気にしなくていいです。子どもたちにも、世の中にも色々な人がいる、ということを知るきっかけになってほしいと思いますし、それを受け入れて上手につきあっていく子どもたちに育ってほしいと私は思っています。
 
まずは、私たちと信頼関係を作って、ここが(娘)さんにとって安心できる場所にしましょう。だからこそ、この子の得意なことから取り組みながら、しっかり褒めて、伸ばしていきます。
 
社会性の課題は、時間をかけて必ず変わっていきます。まだ年少さんなのだから、お母さんも焦らないで。1〜2年かけてやっていきましょう」
 
 
と言ってくださったのです。
 
 
どこに行っても、「問題児」と思われていた娘。肩身の狭い思いをしてきた私たち親子ですが、ここまで娘の力を信じて、受け入れて、真剣に育てようとしてくださる先生のお言葉に、「ここなら、続けていけるかもしれない。」と私たち親も考えを変えました。
 
 
 
 

3.カギは先生との密なコミュニケーション。子どもの力を信じて待ちましょう!

 
 
こうして通い続け、もうすぐ1年が経過します。娘はというと、お友達と全て同じようにはできないものの、着替えも自ら行い、母子分離し一人でお部屋に入れるようになりました。そして、お友達との活動も嫌がらずにできるようになりました。
 
 
私たち親がしてきたこと。それは、全体的にはできていないことばかりでも、注目しない。その分、できていたことがものすごく小さなことでも、褒めることでした。
 
 
「今日は自分からお着替えしたね!」
「挨拶大きな声でできたね!」
「お友達のこと一生懸命見ていたね!」
 
 
などです。
 
 
そして、先生も同じく、「ちょっとだけ頑張れば達成できること」を見極めて、励ましながら取り組ませ、できたらしっかり褒めて、娘の心に寄り添ってくださっています。
 
 
子どもの力を信じて、引き出せるように導くこと。先生から、とても大切なことを教えていただきました。
 
 
継続のカギは、先生と親がしっかりコミュニケーションを取ること。
 
 
最初に、娘の特性について詳しくお話をして、「こんな風に対応していただければできると思う」と細かくお願いするとともに、先生のお考えも聞いて、進めていく方針を話し合いました。さらに、毎回レッスン後に連絡を取り、次回の作戦を練りました。
 
 
まずは、親と先生が信頼関係を作る。そうすると、子どもも「ここは安心できる場所で信頼できる先生だ」と自然と理解していきます。
 
 
 
 
どの習い事にするかを決める前に、先生が何を目指しているのか、考え方が合うのか、ということを見極めることも大切です。親から見て「ここが良い!」と思っても、あまりに子どもが嫌がるならば、無理して続けることはないと私は思っています。
 
 
発達障害の子どもは、ただなんとなく「嫌だからやりたくない」、のではなく、特性としてその環境を受け入れられない場合もあるからです。苦手で怖くてたまらない環境にい続けると、ネガティブな経験ばかり積み重なる恐れもあります。
 
 
「嫌がっていても継続させることに意味がある!」と親がこだわり過ぎなくて大丈夫です。
 
 
ですが、もしも「この習い事は続けさせたい!」と思える環境に出会えたなら、結果をすぐに求めずに、いつか必ずできる、と子どもが発達する力を信じて、毎回小さなことでも一歩進めばOK!と認めてあげてほしいと思います。
 
 
ぜひ、先生と密にコミュニケーションをとって、お子さんの力を伸ばす一歩を踏み出してくださいね。
 
 
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執筆者:貞永りか
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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