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発達障害・ADHDグレーゾーンの子どものきょうだいゲンカ。親はどう対応したらいいの?に答えます!

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あなたのお子さんたちはきょうだいげんかをしますか?喧嘩の場面に出くわした時、どう対応するか悩みますよね。我が家の発達障害・ADHDグレーゾーンの娘と、その弟のきょうだいげんかを例に、対応のヒントをお伝えします!
 
 

【目次】

 

1.発達障害・ADHDグレーゾーンの姉。つい弟を…

 
 
我が家には、4歳の娘と2歳の息子がいます。二人とも、とても活発。中でも、娘は行動のコントロールが苦手な発達障害・注意欠陥多動性障害(ADHD)のグレーゾーンです。
 
 
娘は、持ち前の優しさで、弟の世話をしたくてたまらないタイプ。息子は、活発で優しい姉が大好きで、真似ばかりしています。基本的には仲良しで、二人で大笑いしながらよく遊んでいます。
 
 
そんな二人の関係が変わってきたのは、息子が1歳を過ぎた頃からでした。
 
 
今までは無抵抗でなんでも言うことを聞いていた弟が、だんだんと主張をし始めたり、自分の作ったものや大事なものを壊したり…テリトリーを侵されるようになった娘は、衝動的に、どーん!と息子を押し倒して泣かせることが増えてきました。
 
 
また、最近2歳になった息子も、やられるだけではなく、「〇〇くんの!」などとやり返すことも増え、言い合いになる場面も増えました。しかも、息子は、泣けば大人が自分の味方をしてくれると言う末っ子の特権まで理解して利用している…!
 
 
1日に一度は、どちらかがわーんと泣いて、私に仲裁を求めてくる…泣き声を聞くだけでもイライラしてきますし、どう対応するのが正解なの?と迷う日々でした。 同じようにお悩みのお母さん、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
 
 
 
 

2.そもそも、きょうだいげんかはなぜ起こる?

 
 
幼児は、我慢したり感情を抑えたりすることがまだできません。また、「自己中心性」もありますので、相手の立場に立って物事を考えることはまだ難しいのです。
 
 
この時期のけんかはおそらく、おもちゃを取られた、遊びの邪魔をされた、痛かったなどが主な原因。
 
 
1つのものに固執する時期でもあるので、自分が一生懸命やろうとしていたことを取られたり邪魔されたりすると、他のものでいいや、と切り替えることがなかなかできません。
 
 
また、怒りを感じたときに、言語も未熟ですので、言葉で「いやだよ」と伝えられず、叩いてしまったり、噛みついてしまったり…身体的な攻撃に発展してしまうこともこの時期の特徴です。
 
 
考えるより先に動いてしまいがちな、衝動性を持っているとなおさら。
 
 
痛いことをしたりされたり、泣いたりする様子も、親としては見ていて辛いですよね。ですが、けんかをすることで相手の意見や相手との違いを知り、どうしたらうまく付き合えるか?と言う人間関係を学んでいきます。
 
 
また、けんかをした後の後味の悪さを味わうことで、仲良くした方が楽しい、と言うことも学んでいきます。きょうだいがいる子どもは友達との付き合い方を知っている、とも言われますし、後々の集団生活に向けて、社会性を身につける良い機会とも言えるでしょう。
 
 
 
 

3.親は「〇〇しない」が鉄則!こじらせない方法教えます

 
 
ということで、我が家では基本、「けんかは人間関係を学ぶチャンス!」と捉えて、親が止めに入ることはほとんどありません。
 
 
どうしても、年の差があると力にも差がありますので、どちらかが一方的に攻撃したり、これ以上続けると怪我をしたりしそうな場合には、止めに入ります。
 
 
止めに入る場合も、「ジャッジしない」ことが鉄則。けんかの理由や状況は、結局は本人たちにしかわからないからです。下手に成敗しようとすると、どうしても上の子が意地悪をしているように思えて、どちらかだけを叱ってしまいがちになってしまうのです。
 
 
どっちが悪いとか、原因が〇〇だ、と追求するのではなく、「お姉ちゃんはこうしたかったんだね。」「弟くんはこんな気持ちだったんだね。」と代弁し、お互いの気持ちを知ることができるようなお手伝いをするだけ、と心がけています。
 
 
また、娘の衝動性を利用して、そもそも別のことへ興味を向けて気をそらす作戦も有効でした。他に楽しそうなことを見つけると、けんかしていること自体どうでも良くなってケロッと仲良く遊んでいる、なんてことはよくあります。
 
 
基本は子どもたち自身で解決できるように、けんかが始まったら注目をしないように意識します。
 
 
ただ、怪我をすることは避けたいですので、押し倒しそうなシチュエーションでは危ないものをさっと片付けたり、倒されたときに受け止められる態勢でスタンバイしたり、安全対策はしっかりと行いましょう。
 
 
 
 
子ども同士で解決させる癖をつけると、泣かせてしまうと「やりすぎたな…」と感じて自分から謝るようになりますし、「これ以上やると相手は怒る」などを感じ取るようになります。
 
 
慣れるまでは親としても根気のいる対応ではありますが、きょうだいげんかは社会性を学ぶチャンスです!見守ることをベースに、対応してみてくださいね。
 
 
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執筆者:貞永りか
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 

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