グレーゾーン 対応 小学校入学準備<実践編>

入学してもやめないで!発達障害・グレーゾーンの子どもの対応力はこれまでの習慣で育まれます

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小学校入学は6歳の子どもにとって一大イベント。新しい環境へ対応するのが苦手な発達障害・グレーゾーンの子どもは不安やストレスを感じていることが多いです。お子さんが安心する習慣を入学後も続けることで環境変化に対応する力を育んでいきましょう!
 

【目次】

 

1.小学校入学は発達障害があってもなくても6歳の子どもには一大イベントです

 
 
4月、年長のお子さんもいよいよ小学校へ入学ですね。
 
 
小学校の入学は、子どもが今後迎える「入学」の中で最も大きな出来事と言えるのではないでしょうか。
 
 
・大人がつき添わない子どもだけの登下校
・予定びっしりの時間割
・じっと聞いていなければならない授業
・たくさんの持ち物
 
…なにもかもが初めて!
 
 
そのいろいろな「初めて」が一度に押し寄せてくるのが小学校の入学です。発達障害があってもなくても6歳の子どもとっては、まさに一大イベント。
 
 
新しい環境に対応するのが苦手という特性がある発達障害・グレーゾーンの子にとっては、不安とストレスでいっぱいになりがちです。
 
 
 
 

2.新しい環境に対応することが苦手な発達障害・グレーゾーンの子には負担がいっぱい!

 
 
発達障害・グレーゾーンの子は「目に見えないもの」を理解しづらいので、未知なことへの不安が強く、見通しが立てられず、臨機応変にふるまうのが難しいのです。
 
 
そういうわけで、経験したことのないこと、初めての人、新しい環境などに対応するのが苦手な子が多いのです。
 
 
これは、脳の発達の凸凹によるものなので、自分ではコントロールが難しい部分です。やる気がないように見えたり、反抗的に見えたりすることもありますが、決してそうではありません。
 
 
お子さんによっては、小学校に慣れるのにとても時間がかかったり、うまく対応できずストレスを抱えたりするのです。わが子の例をお話ししますね。
 
 
わが子は、注意欠陥多動性障害(ADHD)タイプ。ADHDと言うと落ち着きがない、すぐに行動してしまう、というイメージがあると思います。
 
 
今でこそ、その典型なわが子ですが、小学校入学までは「不安の強さ」の方が強く出ていて、初めてのことには用心深い子どもでした。
 
 
給食など(笑)学校を楽しみにしつつも、未知の「勉強」はやはり不安だったようで、「勉強ってどんなことするの?」としきりに尋ねられたものでした。
 
 
でも、いざ始まってみたらそれなりに楽しそうにやっている様子。4月が終わるころにはわたしも「すっかりなじんだもの」と思っていたのです。
 
 
そして迎えたゴールデンウィーク。「さあ目いっぱい遊ぼう♪」と思った初日の朝から急な発熱
 
 
前日まで調子の悪い様子は全くなく、これといった原因も覚えがないし、熱以外の症状もありません。
 
 
思い当たったのは、知恵熱ならぬ「登校熱」。そうです。わが子は新しい生活に対応しようと精一杯頑張っていたのです。
 
 
激しい環境変化についていこうと頑張っている自分に気づかないほど頑張って頑張って…連休に入ったとたん気が抜けたのだと思います。
 
 
そういうわけで連休中の計画は取りやめて、わが子のペースに合わせて過ごすようにしたら、連休明けには元気に登校することができました。
 
 
 
 

3.お気に入りのリラックス習慣で、環境変化に対応する力を育みましょう

 
 
「小学校入学」という環境の変化は、思っている以上に発達障害・グレーゾーンの子どもには負担だったり、ストレスを抱えたりしていることが多いと思います。
 
 
負担やストレスの原因へのアプローチはもちろん大切ですが、お子さん自身の緊張を和らげるという対応も重要です。入学という家の外でのストレスは、お家で解消してあげましょう!
 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもたちは、習慣・パターン化を好むという傾向があります。それは、パターン化された同じことをすることで落ち着くため、と言われています。
 
 
ですから、入学前の今、お子さんに日々してあげていることを、入学後もやめないでいてほしいのです。
 
 
もしなければ、作ってしまいましょう!これからでも、もちろん間に合います。
 
 
親子一緒にすることでも、お子さんが一人ですることでも、どちらでもいいのですが、一緒にできることだと親子のコミュニケーションがとれて、より良いですね。
 
 
 
 
オススメの習慣は、読み聞かせです。
 
 
大好きなお母さんの声を聞くことで子どもは癒され、リラックスできます。寝る前にしてあげれば、安心して眠りにつくことができるでしょう。
 
 
もし、お母さんが読めないときは「今日は声が出ないから」と断って、黙って一緒に絵本をめくるだけでも親子のコミュニケーションになりますよ。
 
 
字が読めるお子さん、内容を暗記しているお子さんには、逆に読んでもらうのも楽しいですね。
 
 
絵本でも図鑑でも、お子さんが「読んでほしい、一緒に見たい」と思うものならどんな本でもいいと思います。
 
 
他にも、一緒にお風呂に入る、キャッチボールをする、ペットと触れ合うなど、毎日無理なくお子さんと楽しめることは見つかると思います。
 
 
また、素敵な習慣がすでにあるのに、「小学生になったから」と急にやめてしまうお話をよく耳にします
 
 
せめてお子さんが落ち着くまで、できればお子さんが「もうやらなくていい」と言うまでは、やめないでほしいのです。
 
 
お母さんとのお気に入りの習慣は、お子さんにとっての安全地帯。安全地帯にいる間はリラックスして、完全に安心できる時間
 
 
そんな充電時間が毎日あれば、元気に次の日を迎えられます。外の世界に対応する力になります。大人になっても同じですよね。
 
 
発達障害・グレーゾーンのお子さんが安心する習慣を続けることで、環境の大きな変化に対応して乗り切る力を育んでいきましょう♪
 
 
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執筆者:かのうゆうこ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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