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思春期の発達障害・グレーゾーンの子どもの登校しぶりを解消しちゃう「おうちステキ体験」とは?

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この3学期、お子さんに登校しぶりはありませんでしたか?それ、お子さんからのSOSです。この長い春休み、発達障害・グレーゾーンの子どもの得意をとことん伸ばす「おうちステキ体験」で新学期にむけてしっかりパワーチャージしていきましょう。
 

【目次】

 

1.3学期、お子さんに登校しぶりのサインは見られませんでしたか?

 
 
 新学期まであと1か月。先月末、新型コロナウイルスの影響で全国一斉休校が発表されましたね。
 
 
急なお休みで授業数が足りなくなり、宿題として大量のプリントを渡されたという学校もあるかと思います。こうなると親としては、
 
 
「まずはこのプリントをやらせて…」
「お休みで時間があるから自主的にドリルも用意しちゃおうかしら?」
 
 
と考えがちですよね。でもちょっと待って。それ、逆効果ですよ!この3学期お子さんにこんな様子は見られなかったでしょうか?ちょっとチェックしてみましょう。
 
 
・友達に嫌なことを言われるとボヤいていた
・仲の良かった子と遊ばなくなった
・以前できていたことをやらなくなってきた
・勉強への抵抗感を示すようになった
・「疲れた」と言うことが増えた
・学校に行きたくないと言うことが増えた
・学校に行けない日は家で好きなことに取り組んでいる
 
 
実はこれ、「登校しぶり」の初期サイン。特に3学期中に登校しぶりのあったお子さんはこの春休みの過ごし方がポイントになってきます!
 
 
それはなぜでしょうか?
 
 
 
 
それは、もし登校しぶりが解消できずにこのお休みが明けてしまうと、「学校行きたくない…」から「学校に行かない!」不登校になるパターンも少なくないからです。
 
 
登校しぶりは子どもたちからの「エネルギーが低下しているよ!」というSOSですから、初期の段階でしっかり対応してあげたいですよね。
 
 

2.発達障害・グレーゾーンの子どもの「こじらせ感」とは?

 
 
突然ですが「こじらせ感」ってご存じですか? こじらせ感とは、
 
 
・常にイライラしていてお母さんが何を話しかけてもキレる
・できない自分はダメな人間だと思ってしまう
・何に対しても無気力な様子になる
・親にも相談せずに部屋に引きこもってしまう
 
 
 などの、「難しさ」「ややこしさ」のことです。
 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもたちは思春期になるとこの「こじらせ度」が上がってきます。
 
 
それは、発達の特性によりできないことを叱責されたり、周りと自分を比較し、できない自分に自信をなくしてしまうからです。
 
 
 そしてそもそも、休み明けというのは「登校しぶり」が増えます。 生活リズムが崩れて怠け癖から抜け出せないとか、季節の変わり目だから…とかよく言われますよね。
 
 
だらだらした生活が続くと脳の活動量が減るのでやる気は確かに下がります。発達障害・グレーゾーンの子どもたちは季節の変わり目に弱いということもあります。
 
 
 そしてもう1つ。友達や宿題など、学校生活に関する不安。これも大きな要因の一つです。
 
 
 前の章のチェックリストにお子さんの症状が当てはまる!こんな時はまず、
 
 
・一番得意なこと
・一番頑張れそうなこと
・一番気分がのること
 
 
 を重点的に取り組む(楽しむ)という方法がおすすめです。 行き詰まりを感じたら1点集中突破で「苦手克服」よりも「できる」を伸ばし、自信を回復させていきましょう。
 
 
 例えば勉強なら1教科でも得意があればそれを集中してやって伸ばしてあげてください。
 
 
 でも、勉強もやりたがらない場合はどうすればいいの?というお母さん。大丈夫ですよ。
 
 
勉強が苦手ならそれ以外の好き&得意なことをしっかり取り組ませて伸ばしてあげましょう。次の章で、この春だからこそできるお家ステキ体験をご提案します。
 
 
 
 
 

3.今日からできるおうちステキプランニングで安心の新学期を手に入れましょう!

 
 
今回のお休みは、今までのお休みのようにどこかに出かけることが難しい状況です。
 
 
ですから、このお休みにやってほしいのは発達障害・グレーゾーンの子どもに「負荷をかけて苦手を克服させること」ではなく「負荷を減らしておうちでゆっくり過ごすこと」です。
 
 
ゲームを一緒にやったり、DVD鑑賞もいいですね!没頭できる趣味があるなら、おもいきりやらせてあげましょう。
 
 
そして、おやつを一緒に作ったり、たまには食事を宅配にして親子ともにゆったりした時間を過ごしたりと、いつもとは違うおうちステキ体験をさせてあげてください!
 
 
こうしておうちを安心して過ごせる場所にしておきたい理由があるんです。
 
 
それはなぜかというと… 子どもたちの本音をポロリポロリと聞けるようになるから。
 
 
 
 
お母さんには何を話してもいいんだ…と子どもが思ってくれればこんな会話が成立するはずです。
 
 
「学校に行きたくないのは何か理由があるの?」
「課題(宿題)が終わってなくて先生に叱られるから」
「そっかー」
 
 
ここで注意!間違っても「何言ってるのよ!」なんて言わないでくださいね。
 
 
こんなふうに話してくれさえすればお子さんの登校しぶりに対して手を打つためのヒントが見つかるかもしれないんです。むしろ、ラッキーなんですよ!
 
 
そして勉強に関してはお母さんが協力して課題(宿題)を手伝ってでも終わらせてしまえばいいのです。
 
 
この方法はお母さんたちの”学校”の常識から考えるとちょっと外れてるかもしれません。
 
 
でも、子どもたちが頑張るタイミングを待つために、見守るために、手伝っちゃうんです。
 
 
別に一生手伝い続けるわけではありません。エネルギー回復期にはそういう対応も必要、ということ。お子さんの様子に合わせて私たち親がどうやって接していくか…これがポイントです!
 
 
いかがでしたか? エネルギーが低下しきった子どもの「嫌だ」「やりたくない」を刺激するのではなく、お母さんの要求量を減らしお子さんが安心して過ごせる「おうちステキ体験」をぜひプランニングしてみてくださいね。
 
 
お子さんの自信と元気がたっぷりパワーチャージされ、笑顔の新学期を迎えられることを祈っています!
 
 
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執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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