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【お悩み相談室】何度叱っても問題行動をやめない子どもに困っています

更新日:

息子は発達障害グレーゾーンの6歳です。問題行動が多く、何度叱ってもやめてくれません。私が注意すればするほど行動がエスカレートするため、最終的には怒鳴ってしまいます…。叱っても効果がない子どもにはどうやって対処すればいいですか?

 

6歳・男の子のママ

何度叱っても問題行動をやめてくれない子どもを相手にするのは本当につらいですよね…。実はお母さんが適切な対応をすれば、子どもの問題行動はピタッとなくなるんですよ!

 

発達科学コミュニケーション
リサーチャー 森あや

 

【目次】

 

1.叱ってもやめてくれない!ストレスフルだった私の子育て

 
 
我が家の息子は発達障害グレーゾーンの小学1年生です。
 
 
実は私も発達科学コミュニケーションを学ぶ前は、相談者さんと同じように息子の問題行動に振り回されてヘトヘトでした。
 
 
以前の息子は
 
 
・わざとコップの水を部屋中にまき散らす
・私が集めたゴミをわざとばらまく
・棚の上に登る
・電化製品のスイッチをむやみやたらと押しまくる
 
 
など問題行動のオンパレード。当然私は「やめなさい!」と叱るわけですが、怒っている私をみて息子はヘラヘラしながら問題行動をエスカレートさせる一方…
 
 
そんな息子に「やめなさい!」「いい加減にしてよ!」と毎日声が枯れるまで一日中怒鳴り続けると言う、超ストレスフルな生活を送っていました。
 
 
だから、相談者さんのお気持ちは痛いほどよく分かります。
 
 
「なんでやめてって言っているのにやめてくれないの!?」
「私がこんなに怒っているのにどうしてヘラヘラしてるの!?」
 
 
と言うやりきれない思いと日々格闘されているのではないでしょうか?
 
 
実は、発達障害の子どもが叱られても問題行動をやめられないのには、ちゃんと理由があるんです。
 
 
そこで今回は息子の問題行動をピタッと止めた、私の体験談を紹介します。
 
 
 
 

2.発達障害の子どもの問題行動はお母さんの〇〇が原因!?

 
 
子どもの問題行動をなくすためにまず必要なのは、「どうして我が子は好ましくない行動を取るのか?」と原因を考えることです。
 
 
では、相談者さんに質問します。どうしてお子さんが問題行動を取るのか考えたことはありますか?
 
 
お母さんを困らせたいからでしょうか?
 
 
実は発達障害の子どもの問題行動の裏には「自分のことを見て欲しい」「相手にして欲しい」などと言う思いが隠されていることが多くあります。
 
 
つまり、「何でもいいからとにかく大人の注意を引きたい!」と言う目的で問題行動を取っているのです。
 
 
私たちは、子どもが困った行動を取っていると当然叱りますよね?ところが、例え叱ると言う行為であっても子どもにとっては「注目してもらえた!」と言うご褒美になっているんです!
 
 
お母さんが叱れば叱るほど、「注目して欲しい!」と言う子どもの要求に応じている状態なんですね。
 
 
そう考えると、
 
 
・叱れば叱るほど問題行動がエスカレートする
・こちらが怒っているのにヘラヘラしている
 
 
と言う一見理解不能な子どもの反応にも納得しませんか?
 
 
つまり、発達障害の子どもの問題行動をなくすためには、お母さんが問題行動に注目しない方法をとることが必要なんです!
 
 
 
 

3.適切な対応で問題行動はピタッとなくなります!

 
 
では、発達障害の子どもの「何度叱ってもやめてくれない」問題行動をなくすためにすべきこととは何でしょうか?
 
 
ここでは、息子の問題行動をピタッと止めた私の対処法を紹介します。
 
 

◆好ましくない行動はスルーする

 
 
まず1つ目は好ましくない行動をスルーすることです。
 
 
子どもは注意を引くために問題行動を取っているのですから、お母さんはその行動に注目しなければいいのです。
 
 
ただしここで気をつけて欲しいのは、お母さんは問題行動に気づいていないフリを貫くことです。たとえ叱らなくても、ため息をつくなど否定的な行動をとることは、子どもに注目していることと同じになってしまうからです。
 
 
ちなみに私は、息子が机に乗るなど問題行動を起こし始めたら、さりげなく別の部屋に移動していました。
 
 
そして大事なことは、子どもが好ましい行動を取り始めたらすかさず褒めることです。「ちゃんと降りれたね」「うん、OKだよ」など肯定的な声かけをしてあげてください。
 
 
こうすることで、子どもは「問題行動を取ってもお母さんは注目してくれない。でも良い行動を取ればお母さんは注目してくれる」正しい学習をすることができるんです。
 
 

◆日常の中で肯定的に注目する機会を増やす

 
 
2つ目は日常の中で肯定的に注目する機会を増やすことです。
 
 
先ほどもお話ししたように、発達障害の子どもの問題行動の裏には「お母さんに注目して欲しい」と言う要求が隠されています。
 
 
そのため、普段から子どもの注目欲求をしっかり満たしてあげることで、問題行動を減らすことができるのです。
 
 
肯定的な注目には
 
 
・「すごい!」「偉いね!」などと褒める
・「歯磨きしてるんだ」「本読んでるんだね」と行動を実況中継する
 
 
など様々な方法があります。
 
 
中でも息子にやってみて一番効果的だったのは「興味や関心を示してあげる」ことでした。例えば
 
 
・本を読んでいたら「何が書いてあるの?」
・ブロックで遊んでいたら「何を作ってるの?」
 
 
など、お母さんの方から積極的に子どもとコミュニケーションを取るようにしてみてください。
 
 
「注目して欲しい!」と言うタイプの子どもは、自分の話を聞いてもらうことが大好きです。子どもが答えてくれたら
 
 
「へー、そうなんだ!お母さん知らなかったよ!」
「詳しいね!教えてくれてありがとう!」
 
 
などと子どもの発言をしっかり肯定してあげてくださいね。
 
 
他には、子どもに話しかけられたら目を見て話を聞くなど「お母さんはあなたのことをちゃんと見ているよ」という姿勢を示すことも効果的ですよ。
 
 
 
 
さて現在の我が家の息子ですが、以前のような問題行動はすっかり治り、私の声が枯れることもなくなりました。
 
 
実はあまりに問題行動が多かったため、以前の我が家はキッチンにフェンスがしてあったりテレビの周りに柵が設置されている状態でした。
 
 
しかし、発達科学コミュニケーションを学んでからは問題行動がすっかり落ち着いたため、すべて処分することができました。
 
 
赤ちゃんの頃からお世話になっていた安全グッズからついに解放されることができたんです!
 
 
こんな風に無防備(?)な状態でも、何もしでかさない息子の様子に本当に成長を感じています。
 
 
いかがでしたか?発達障害の子どもの「何度叱ってもやめてくれない」問題行動を解消するためには
 
 
・好ましくない行動はスルーする
・普段から肯定的な注目を増やす
 
 
ことの2つが必要です。お母さんの適切な対応で、子どもの行動を落ち着かせてあげてくださいね!
 
 
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執筆者:森あや
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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