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【お悩み相談室】集団行動が苦手で友達と遊ばない小学生にどう対応すればいいですか?

更新日:

息子は発達障害グレーゾーンの小学生です。集団行動が苦手で友達と遊ぼうとしません。担任の先生からも「他の子と比べて社会性が低いですね」と言われています。発達障害の診断がつかないので受けられる支援も見つかりません。どうすればいいのでしょうか?

 

7歳・男の子のママ

集団行動が苦手で友達とも遊ばない我が子を見るとお母さんも不安になってしまいますよね。でも大丈夫です、支援を受けられなくてもお子さんの社会性を伸ばす方法はあるんですよ!

 

発達科学コミュニケーション
リサーチャー 森あや

 

【目次】

 

1.一人の方が好き!友達と遊ばなかった小学生の息子

 
 
我が家の息子は発達障害グレーゾーンの小学1年生です。
 
 
息子は小さな頃から集団行動が苦手で一人で遊ぶ方が好き。大人には積極的に関わろうとするけど同世代の子どもと関わるのは苦手でした。
 
 
公園に行っても、他の子どもが近付いてくるとさっと逃げてしまう。幼稚園に通うようになっても集団行動の苦手さは改善されず「お友達と関わるのが苦手みたいですね」と先生から言われていました。
 
 
小学生になってからは休み時間は保健室へ通い、お友達に誘われても照れて逃げてしまうような状態でした。
 
 
そのため、小学校の先生からは「今はよくても、学年が上がるとどんどん孤立してしまうのでは?」と指摘を受けることもありました。だから、相談者さんが不安になる気持ちはよく分かります。
 
 
幼稚園に比べて、小学生になると集団行動の苦手さが目立つ場面は増えてきます。
 
 
診断名がつかないと受けられる支援もなかなか見つからないし、お母さんもどうすればいいのか悩んでしまいますよね。
 
 
でも大丈夫です。支援を受けなくても、集団行動が苦手な発達障害グレーゾーンの子どもの社会性を伸ばすことはできるんですよ!
 
 
 
 

2.友達と遊ばない理由は「めんどくさいから」!?

 
 
「友達と遊ぶより一人で遊ぶ方が好き」というのは発達障害グレーゾーンの子どもによく見られることです。
 
 
日本の文化は集団行動を重んじる傾向があるので、お母さんもつい「何とかして集団行動ができるようにしないと」と焦ってしまいますよね。
 
 
しかし、発達障害グレーゾーンの子どもは脳の発達が未熟です。そのため、
 
 
・不注意傾向があり1つのことに集中できない
・こだわりがある
・空気を読むのが苦手
 
 
など様々な特性が原因となって集団行動が苦手になっていることが多いんです。つまり「友達と遊ぶよりも一人で遊ぶ方が楽」なんですね。
 
 
ちなみに以前、息子にどうして友達と遊ばないのか聞いたところ、「めんどくさいから」という答えが返ってきました。
 
 
さて、ここで1つ大事なことをお伝えします。それは集団行動ができる・できないはおそらくこれからの時代、大した問題ではなくなるということです。
 
 
これからはAIが台頭して、人間の仕事をどんどん奪っていく時代だと言われています。つまり、「みんなと同じようにできること」よりも「自分だけの強みを持っていること」の方が大事になってくるんです。
 
 
ただし、発達障害グレーゾーンの子どもを育てる上で、必ず気をつけてほしいことがあります。それは子どもの苦手が原因で二次障害を起こすことがないようにしてほしいということです。
 
 
コミュニケーションがうまく取れないと、周囲に誤解されることが増え、いじめや不登校につながることもあります。社会に出ると様々な人間関係のトラブルを抱える可能性もありますよね。
 
 
だから私の場合は
 
 
「集団行動が苦手でも友達と遊ばなくてもいい。でもコミュニケーションの苦手が原因で息子の自信をなくすことは避けたいから、きちんと自分の気持ちを伝えられるようにしてあげよう
 
 
と対策を考えることにしたのです。
 
 
 
 

3.集団行動が苦手な発達障害グレーゾーンの子どもに必要なこと

 
 
ではここでは、集団行動が苦手な発達障害グレーゾーンの小学生の子どもに必要なことを2つお伝えします。
 
 

◆苦手なことを強要しない

 
 
先ほどもお伝えしたように、発達障害グレーゾーンの子どもが集団行動が苦手であることには、脳の特性が大きく関係しています。
 
 
そのためできないことを責めたり、頑張らせたりすることは子どもの自信を失うだけなんです。
 
 
私の場合は「一人の方がいいなら、無理してお友達と遊ばなくていいよ」と息子にはっきり伝えました。
 
 

◆お母さんとの会話で成功体験を積ませる

 
 
社会性を伸ばすために必要なのは集団に放り込むことだと思われがちですよね。しかしこの方法は子どもの自信を奪うだけで逆効果です。
 
 
実は子どもの社会性を伸ばす近道は、お母さんとの1対1の会話でしっかり成功体験を積ませることなんです。
 
 
そこで私は息子に「自分の気持ちが伝わるってうれしい!」という成功体験をたくさん積ませるために日常の会話に工夫をしました。例えば
 
 
・ありがとうと言えたら「ちゃんとお礼言えたね!」と褒める
・お腹が痛いと言ったら「すぐに教えてくれてありがとう!」と伝える
・本が欲しいと言われたら「へー、面白そうだね!」とまず共感する
 
 
などと、自分の気持ちを言葉にできたことを褒めたり、肯定してあげることを徹底的にしました。
 
 
すると、お友達に誘われても恥ずかしがって逃げていた息子が「今日は保健室に行きたいんだ。また今度誘ってね。」と自分の気持ちを伝えることができるようになったのです。
 
 
 
 

4.自分から友達を誘う!?息子の変化

 
 
こんな風に自分の気持ちをお友達に伝えることができるようになった息子は、さらなる変化を遂げます。
 
 
なんと自分からお友達を誘って遊ぶようになったのです!
 
 
以前は「友達と遊ぶのがめんどくさい」なんて言っていたのに、今は「今日は鬼ごっこする約束をしてるんだよ!」と友達と遊ぶのを楽しみに小学校に行くようになったんです。
 
 
子どもは自信がつくと、自分で考えて行動するようになり、今までやらなかったことにもチャレンジするようになってきます。
 
 
集団行動に苦手意識を持っていた息子は、私との会話で自信がついたことで、自分から友達と関わることにチャレンジし始めたのです。
 
 
こんな風に子どものペースを大事にして、適切なコミュニケーションを取れば社会性は伸びていくんですよ。
 
 
 
 
いかがでしたか?集団行動が苦手な小学生の子どもに必要なことは
 
 
・苦手なことを強要しない
・お母さんとの会話で成功体験を積ませる
 
 
ことの2つです。相談者さんも焦らずに、まずは親子のコミュニケーションをスムーズにすることから始めてくださいね!
 
 
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執筆者:森あや
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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