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【お悩み相談室】「学校に行きたくない」と言う子どもの気持ちを親の私が受け入れられません。

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小学校4年生の子どもが、朝「学校に行きたくない」と泣いてお休みすることが多くなりました。辛そうな子どもをみると「無理させるのはよくないかな」と思うものの、子どもの将来を考えると親の私も不安になって毎日暗い気持ちになってしまいます。新学期が始まるにあたり、どんどん不安な気持ちが強まり、どうしたらいいのかわかりません。

 

10才・男の子のママ

「子どもには毎日元気に学校へ行ってほしい」と多くの親がそう思いますよね。発達に凸凹がある息子が「学校行きたくない」と言って不登校になったことをきっかけに、発達科学コミュニケーションを始めた私が、学校にこだわらずに子どもを楽しい気持ちで見守るコツをお伝えします!

 

発達科学コミュニケーション
リサーチャー すずき真菜

 

【目次】

 

1.学校優先だった間違った親の考え方

 
 
我が家の小学5年生の息子は自閉症スペクトラム、ギフテッドの傾向があります。
 
 
好奇心が強く、興味のあることにはとことん集中し、外では色んなところに興味を示しては親の手を引いて走り回るような子どもでした。
 
 
一方で、繊細な面感覚過敏も多くありました。そのため、幼稚園に入園してからは登園拒否をすることも多くありましたが、休みたいときには休み、遅刻したいときには遅刻をし、息子のペースで登園をして無事に卒園となりました。
 
 
小学校へ入ると、担任の先生は学校一厳しい先生でした。
 
 
「怖がって嫌がらないかな?」と心配したものの、最初は「幼稚園みたいに、歌を歌ったりお遊戯させられることがなくて楽しい!」「6年生のお兄ちゃんたちと遊ぶのが面白い!」と言って、幼稚園の頃とは別人のように積極的に学校へ通うようになりました。
 
 
そのため、私も、「意外と普通に小学校生活を送れるんだな」と安心しました。 低学年の頃は、時々疲れて熱を出すものの、数日休めば気力も体力も復活して学校へ行くことができていました。
 
 
しかし、学年が上がるにつれ、授業時間や宿題の量も増えてきて疲れてしまい、「学校行きたくないな」「学校ではあらゆることを競争させられるんだ、僕はいろんなことができないんだ」と自信のない発言をするようになっていきました。
 
 
そして、学校から帰るとただひたすらゲームに熱中し、小さな頃色んなことに興味をもって走り回っていた姿は見られなくなってしまっていました。
 
 
低学年で学校に馴染んでいると安心していた私は、
 
 
「学年が上がると授業はどんどん増えるから、頑張って行かないと!」
 
「休まず登校できるように嫌いなものも食べて体力つけないと!」
 
「勉強がわからなくなったら困るから、休んだ間の宿題もちゃんとやらないと!」
 
 
と、学校のやり方、スケジュールを息子に押し付けていました。
 
 
学校というレールから息子が落っこちてしまうんじゃないか」
「中学、高校、大学とみんなと同じようなレールに乗れなくなってしまうんじゃないか」
 
 
という不安が私の心の中にあったのです。
 
 
 
 

2.「学校行きたくない」と追い詰められた子どもの心

 
 
息子は4年生の頃にいつものように熱を出したことをきっかけにエネルギーが切れ不登校となってしまいました。私が学校という枠組みにとらわれて、息子の負担をわかってあげることができなかったためだと思います。
 
 
最初の頃は、最悪の状態でした。
 
 
「頭痛いよ、お腹痛いよ。」
「学校行きたいけど、行きたくないんだよ。」
「生きているのが辛いよ。」
「なんで人は生きているの?」
「怖いよ。誰か助けてよ。」
「死んでしまいたいけど、死ぬ勇気もない。」
 
 
 
 
たった10才の子どもが、こんなにも人生を悲観することってあるんだろうか…と思うほどに息子は生きることに絶望していました。
 
 
毎日うずくまって座り、歯磨きやお風呂に入ることも、トイレへ行くことも一人ではできなくなってしまったんです。
 
 
そんな状況になってしまったことが辛くて悲しくて、「親の私の育て方が悪かったからではないか」と、私も一人で泣く日々が続きました。
 
 
「学校楽しい!」「毎日学校行きたい!」と元気に学校へ行っている子ども達がとても羨ましく思えました。そして、自分たち親子だけポツンとはじき飛ばされたような気持ちでいっぱいでした。
 
 
学校やスクールカウンセラー、病院に相談してもこれといった解決策を得られなかった私は、発達科学コミュニケーションを受講しようと決断しました。
 
 

3.言葉を変えると心も変わる

 
 
発達科学コミュニケーションを受け始めたときは、「これで息子を学校へ戻してあげれるんじゃないか。」と思っていました。
 
 
最初に子どもの行動を「肯定」する言葉の掛け方表情ジェスチャーなど具体的なテクニックを学び、無我夢中でレクチャーで習ったことをひたすら実践していきました。
 
 
「ご飯よく噛んで食べてるね。」
 
「よく起きれたね。」
 
「Youtube見たいんだね。」
 
など、本当に些細な行動を実況中継することから始めました。
 
そうしていると、息子が少しずつ元気になり始めました。Youtubeを見て笑うようになったり、一緒にカードゲームやYoutubeの中の遊びをできるようになりました。そして、たくさん甘えてくれるようになりました。
 
 
その変化も肯定してあげました。
 
 
「このチャンネル面白いね。」
 
「よく集中しているね。」
 
「カードゲームの攻略方法よく考えてるね!」
 
「お母さんのところにきてくれたんだね。」と。
 
 
日々の言葉を変えることで、私の心も変わっていきました。
 
 
「この子にはこの子の誰にも負けない良いところがあるんだ。」
 
「この子は一人の人間で、私の所有物ではない。」
 
「私が生きてきた道と違う道を歩んでも、それを応援してあげたい。」
 
 
こんな風に、心の奥底から息子の存在を肯定できるようになったのです。
 
 
 
 

4.子どもの発達がわかると学び方もわかる

 
 
約1年発達科学コミュニケーションを実施してきたことで、息子の発達の良い特性を発見できるようになってきました。
 
 
好きなことには物凄く集中できること、興味をもったことはとことん調べること、文章や画像をを素早く読みとり把握できることなど。また、同学年の子どもでは考えつかないようなアイデアを思いついたりすることもあります。
 
 
「学校行きたくない」と泣いていた頃には目を向けようとしていなかった素晴らしい能力だなと感じます。
 
 
そんな能力に気づくことができてから、苦手なことは無理してやらずに息子にとって一番やりやすい方法を探すようになりました。
 
 
書字が苦手なので書くことを強制せずに、タイピング入力や音声入力をさせていたらタイピングがとても上手になりました。
 
 
長い文章を読むことが苦手で漫画や動画などを制限せずに見させていたら、自分でも作りたいと思うようになり、動画編集をすることができるようになりました。
 
 
学校に登校していた頃は疲れ果ててできなかったような、興味のある工作を始めると1日中集中して制作することができるようになりました。
 
 
すると、「歴史の動画を作りたいから、もっと勉強したい。」「学校に行かなくても勉強はできるから、そろそろちょっと勉強しようかな。」と言うようになったのです。
 
 
子どもの得意なことをどんどん伸ばしていくことで、その得意を極める中で困難に遭遇したとき「乗り越えたい!」と子どもは思うのです。
 
 
そして、そんな子どものキラキラした表情をお家でたくさん見られる生活は宝物だなと感じます。
 
 
当初、「学校へ息子を戻してあげたい」と思っていた私ですが、いつの間にか「学ぶ環境は学校でもお家でもフリースクールでも海外でもどこでもいいんだ!」と思うようになりました。
 
 
不登校の子どもたちが学校や社会へ出ていく時期はそれぞれ違います。実際、世の中には過去に不登校であっても立派に社会で活躍している方々はたくさんいます!
 
 
元不登校の社会人の体験談はこちら!
 
 
相談者のお子さんも、お母さんがお子さんの存在を肯定してあげるコミュニケーションをとることで、いつかはお母さんから巣立って社会に出ていく日が必ずくると思います。
 
 
 
 
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執筆者:すずき真菜
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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