グレーゾーン 発達障害

発達障害の子が見違えるほど変わる就学サポート!!スケジュールを習慣化する方法とは?

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春は、子どもがやる気に満ち溢れる季節であると同時に、新しい環境への不安が高まる時期でもありますね。「見通しのつかないことに不安」を感じやすい発達障害・グレーゾーンのお子さんのために、就学前にお母さんにやってほしいサポートをご紹介します。
 

【目次】

1.新生活。発達障害・グレーゾーンの子どもは不安が高まります
2.「やるべきこと」が分からない発達障害の子には「見える化」でサポート
◆発達障害・グレーゾーンの子どもに必要なのは「見える化」
◆「やることボード」で指示出しが楽に!
3.発達障害の子のスケジュールを習慣化して新生活に自信をつけましょう

 
 

1.新生活。発達障害・グレーゾーンの子どもは不安が高まります

 
 
もうすぐ春ですね。子どもたちは新学年へ向けて意欲が高まります。その一方、就学や進級は環境の変化が大きく、不安が高まる時期でもあります。
 
 
特に発達障害・グレーゾーンの子どもは、
 
状況を読み取って行動することが苦手
見通しを立てることが苦手
 
など、様々な特性をもっています。そのために、就学や進級に対してより大きな不安を抱きやすいのです。
 
 
しかし、お母さんが適切なサポートをしてあげれば、子どもの不安をぐっと減らすことができるんです。
 
 
そこで、今回は就学や進級に向けて、不安が強い発達障害・グレーゾーンの子をもつお母さんにして欲しいサポート方法をご紹介したいと思います。
 
 
 
 

2.「やるべきこと」が分からない発達障害の子には「見える化」でサポート

 
 
では、不安が強い発達障害・グレーゾーンの子どもに、この時期にやってあげてほしいサポートとはなんでしょうか?
 
 
ここで注意してほしいのは「時間」や「予定」という概念についてです。「時間」や「予定」は目に見えないものです。
 
 
このような見えない概念が理解しづらい発達障害の子にとって、見通しや優先順位をつけることはとても難しいことです。見通しがつかないことで不安になってしまいます。
 
 
発達障害の子は視覚が優位な子が多いので、いくら口で説明されても分からなかったり、覚えていられなかったりすることがあります。
 
 
そのために、「やるべきこと」が分からなくなってしまうことが多いのです。
 
 

◆発達障害・グレーゾーンの子どもに必要なのは「見える化」

 
 
そこでおすすめなのが、スケジュールを「見える化」することです。
 
 
大人でもカレンダーやスケジュール帳に予定を書き込むと、やることが分かりやすいですね。子どもも同じです。
 
 
大きなホワイトボードに子どものスケジュールを書き込んでみましょう!ポイントは、子どもと一緒に「予定」=「やること」を決めること
 
 
大人が一方的に決めてしまうのではなく、子ども話し合いしながら、子どもが自分でやるべきことを決めることが大切です。
 
 
就学前の小さなお子さんの場合には、やることがわからないということもあるかもしれません。
 
 
お子さんと話してお母さんがサポートしながら決めることで、子ども自身が毎日すべきことを意識するようになります。
 
 
就学前のこの時期から習慣として身につくと、就学後の生活にもとても役立ちます。
 
 

◆「やることボード」で指示出しが楽に!

 
 
まずは「やること」を書き出しましょう。
 
 
そして、マグネットシートに「やること」を文字やイラストにして書き込みます(文字の読めない子にはイラストが分かりやすいですね)。
 
 
ホワイトボードに線を引き、「やること」と「終わったこと」に分けます
 
 
書き込んだマグネットを「やること」のところに張ります。慣れるまでは、マグネットは5〜6つくらいが良いでしょう。
 
 
例えば「帰宅してから寝るまでやること」の場合、就学前や小学校入学直後のお子さんなら、
 
・うがいをする
・てをあらう
・おたよりをだす
・すいとうをだす
・おふろにはいる
・ハミガキをする
 
という具合に、ひとつひとつ具体的に「やること」を作るといいでしょう。
 
 
年齢に応じて「やること」も増え、変わっていきますよね。だから、その都度子どもと話し合ってサポートしながら、「宿題」「明日の準備」「習いごと」など項目を決めていきましょう。
 
 
また、宿題であれば低学年のうちは、
 
・けいさんドリル
・かんじプリント
・おんどく
・九九
 
のように細分化してみてくださいね。
 
 
そして、「やること」が終わったら、マグネットを「終わったこと」の方に貼り替えます。こうすることで、やること、やったことがお子さんにも一目で分かります!
 
 
やることが5つあれば、その度に褒めることができるので、お母さんの褒めチャンスも多くなりますよね。
 
 
 
 

3.発達障害の子のスケジュールを習慣化すれば、新生活に自信がもてます

 
 
「見える化」ができたら、あとはお子さんが実行したときに「褒める」だけ。
 
 
初めは上手くいかないこともあるでしょう。そうなっても、決して叱らないでくださいね
 
 
褒めポイントとしては、「やること」が完了したときだけでなく、やっている最中も褒めること!
 
 
まずは、やり始めたときに褒めてみてくださいね。「もう、やっているの?!」「明日の準備しているんだね」と、いま子どもがしていることを実況中継することでOKです。
 
 
 
 
 
子どもがやっている行動を、そのまま言葉にして褒めてみてください。やっている行動をそのまま言葉にしてあげると、「何をしたときに(何をすれば)褒められるのか」を本人が認識して記憶することができます。
 
 
褒めることで、やるべき行動が定着するのをサポートするのです。
 
 
そういう経験を重ねて「自分はできる」という自信がつき、自己肯定感が高まります
 
 
お母さんがガミガミ叱ることも減り、いちいち言わなくても(指示をしなくても)行動できるようになり、スケジュールが習慣化していきます。
 
 
また、習慣化に関してはこちらの記事もぜひ参考にされてください。
 
 
新学年での生活をお子さんが自信をもって送れるよう、時間に余裕のあるこの時期に親子で「やること」を話し合って、お子さんをサポートしてあげてくださいね!
 
 
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執筆者:深井淳子
(発達科学コミュニケーション リサーチャー)
 
 

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