中学生 発達障害

勉強嫌いな発達障害・グレーゾーンの子どもをやる気にさせるには、時間の〇〇に注目しよう!

更新日:

どうして計画通りに勉強できないの!とイライラしていませんか?お母さんの要求と、発達障害・グレーゾーンの子どもの能力にはズレがあるのです。前向きに勉強させるなら、まずは時間の〇〇に注目!本人にピッタリの対応で勉強嫌いを克服しましょう。
 

【目次】

 

1.ある意味すごい!偽りの宿題を連絡帳に書いてきた息子の本音

 
 
新型コロナウイルスの影響で長い春休みを過ごしているご家庭も多いと思います。そんなときわが子の勉強スタイルを見て、
 
 
「決められた期間で勉強できない…」
「いつになったら始めるの?」
 
 
とお悩みのお母さんも多いと思います。
 
 
今日は、発達障害・グレーゾーンの子どもの勉強に対する本音がどんなもので、まずはどう対応すべきなのか?を我が家の息子のエピソードをお話ししますね。
 
 
息子がまだ小学生の頃。 ある日私は、息子の連絡帳の宿題が毎日「算数ドリル29ページ」になっていることに気がつきました。
 
 
さすがに3日目くらいに気になって、「宿題、ずっと29ページだね」と聞くと、
 
 
「まだ進んでいない人がいるからみんなができるまで29ページが宿題なの。僕は終わってるから今日はナシ!」
 
 
と言うのです。 なるほどねー、と思って数日が経過しました。
 
 
そしてたまたま学校に行く用事があり、先生にお会いする機会があったので「最近ドリル進まないですね」と何気なく聞いたら、
 
 
「いや、今、ドリル40まで進んでますよ」
 
 
 
 
「本当ですか?」と一瞬固まってしまいました…
 
 
なんと!宿題をやりたくなかった息子は偽りの宿題を連絡帳に書いていたのです。
 
 
 
当時、連絡帳をちゃんと書けたかどうか担任の先生が毎日みてくれて「OK」のハンコを押してくれる制度になっていたのですが、息子は先生のチェックを通過した後に消して書き直す、という荒技を使っていたのです。
 
 
なかなかやるな…。ある意味、すごい!そのアイデアと努力をもっと他のところで活かしてもらえるといいのにと思いましたが。
 
 
結局これが、勉強嫌いな発達障害・グレーゾーンの子どもの本音なのです。
 
 
嫌だな、と思うことなら何がなんでも回避したい、それくらいの苦手さを感じているんだ、ということを知っていただけましたか?
 
 

2.発達障害・グレーゾーンの子どもにガミガミ言い続けると…

 
 
この時に、お母さんの理想のスタイルで「できない・やらない子ども」に対して、ガミガミ叱責したり、他のお子さんと比較して皮肉を言ったり、うっかりネガティブなコミュニケーションになっているとしたら要注意です。
 
 
なぜなら「勉強」に関して「いつも叱られる」というネガティブな記憶がインプットされると勉強=嫌なものとして脳が記憶していくから。
 
 
行動と感情がセットになってインプットされると次にその行動を起こそうとすると「嫌だな」と思う感情が一緒に出てきます。
 
 
あなたは「嫌だな」と思うことに積極的に取り組めますか?
 
 
私だったらなんとか後回しにする方法を必死で考えます。あわよくば、 やらなくていい状態にするにはどうしたらいいか考えます。
 
 
だから、まずは 「やった」ということをしっかり肯定し、「できた」という体験を記憶にインプットしながら勉強に対する子どもの「感情」を書き換えるということをやってもらいたいのです。
 
 
 
 

3.〇〇に注目!子どもに合った対応で勉強嫌いを克服しよう

 
 
実は見通しを立てる、計画を立てるなどこういったことが苦手な発達障害・グレーゾーンの子どもには、実は勉強に向いている時間の「長さ」があるんです。
 
 
息子の中学では定期考査の2週間前に学習のスケジュールを立てる計画表が配布されます。2週間前くらいから計画的に勉強しましょうねということです。
 
 
ところが、見通しを立てたり、段取りを考えるのが苦手な発達障害・グレーゾーンの子どもにとっては、いくら計画表に書いてあったとしても
 
 
・2週間って、長いなー。
・なんだか、面倒だなー。
・ま、やらなくてもいいか。
 
 
となることがあります。
 
 
そこで私からのご提案! そんなグダグダな状態で2週間を過ごすのであれば1週間限定で勉強集中期間を作ることをやってみてほしいのです。
 
 
「2週間前からちゃんとやってほしい!」は、あくまでのお母さんの願いですよね?
 
 
ですからお母さんの願い子どもの今の能力のズレをしっかり把握できるようになると親子の無駄なバトルを減らしていく第一歩につながります。
 
 
・2週間ではなくまず1週間から
3時間ではなくまず1時間から
 
 
など、調節してみましょう!
 
 
 
 
「そんなに減らして大丈夫?」と思うかもしれませんが、 お母さん、ここでちょっと考えてみてください。
 
 
嫌だなー、やりたくないなー、という思いでボーッと過ごす2週間とちょっとお尻に火がついちゃったけどやる気になって過ごす1週間とどっちがいいでしょうか?
 
 
私だったら後者の「1週間」です。
 
 
日本の教育は長時間やったり、たくさん解いたりすれ子どもの能力が上がるという考え方が根強いですが、パステルキッズにはそれが合っているとは限りません。
 
 
集中できない子や見通しを立てるのが苦手な子にはその子に合ったやり方を見つけてあげる方がいいのです。
 
 
イライラする気持ちを抑えて、子どもに合わせた対応で勉強嫌いを解消し、前向きに勉強に取り組めるアプローチをしてみませんか?
 
 
勉強嫌いを解消できる声かけや対応をメール講座でお伝えしています。ぜひご登録ください。
▼無料で毎日情報をお届けしています

Nicotto!塾生募集中

 
 
執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

▼子どもの発達がぐんぐん伸びる情報が毎日届きます!

-中学生, 発達障害
-, , , ,

Copyright© パステル総研 , 2020 All Rights Reserved.