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コロナウィルスのストレス?不安が強い発達障害・ASDタイプの子どもの指しゃぶりへの対応

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コロナウイルスの影響でいつもと違う状況にストレスを感じやすくなっている発達障害・ASDタイプの子どもたち。こんな時こそお母さんがストレス症状やSOSのサインをしっかりキャッチし、対応することでお子さんに安心感を与えることができますよ。
 

【目次】

 

1.不安の強いお子さんのストレス症状やSOSのサインに気づいていますか?

 
 
コロナウィルスの影響で休園・休校が相次いで発表され、そのまま春休みを迎えたお子さんも多いのではないでしょうか?
 
 
特に、発達障害・自閉症スペクトラム障害(ASD)タイプで、不安が強いお子さんの場合、このイレギュラーな非常事態に対し過剰に反応してしまうことがあります。
 
 
そして、感じた不安をうまく解消することができず蓄積されていくと、様々な形でSOSのサインが現れてきます。
 
 
 
 
例えば、お子さんにんな症状はみられませんか?
 
 
・収まっていた癇癪が復活した!
・出かけたがらなくなった!
・お友達と遊べなくなった!
・表情が暗くなった!
・今までやっていなかった指しゃぶりをするようになった!
 
 
などです。 今回は気になる行動の1つである、指しゃぶりをするようになったお子さんや、コロナウィルスの自粛モードのストレスから指しゃぶりが復活してしまったお子さんに、お母さんがお家でできる対応をお伝えします。
 
 

2.指しゃぶりなんてしたことがないのに!発達障害・ASDタイプの娘の異変

 
 
ここで我が家の娘の話をさせてください。娘は5歳。発達障害・ASDタイプで、不安が強いという特性があります。
 
 
私は普段から娘が「不安になりやすい」という特性をしっかり理解していました。
 
 
なので、今回のイレギュラーな事態に対し、とにかく世の中の不安な雰囲気をダイレクトに伝えないよう、何より私自身が不安になったりしないよう気を配っていました。
 
 
ニュースの内容を聞いてきたときには、不安になる言葉は使わず、ウィルスに関して「恐さよりも予防を大前提」とし、明るく内容を伝えていました。
 
 
それでも、いつも行っていた遊び場が休館になったり、幼稚園のクラスのお友達や担任の先生と会えない日々が続いたり、娘にとっては親が思う以上にストレスがかかっていたんだと思います。
 
 
そんなある日、娘に異変が現れました。
 
 
なんと、赤ちゃんのときにもやったことのない指しゃぶりが始まったのです。
 
 
 
 
初めは「ぐらついている歯が気になるのかな?」と思っていたのですがどうも様子が違う。
 
 
指しゃぶりをするときの様子を観察してみると、娘の不安がいつもよりも強調されている状況が見えてきたのです。 例えば、注意されたとき、誰かに話しかけられたときなどです。
 
 
普段なら注意されても気にも留めていないのに…
確かに対人関係は苦手だけれどそこまで不安を見せることはないし…
 
 
むしろ、母親の私には「自分を落ち着かせるために指しゃぶりをして安心しようとしているのかな?」と感じました。
 
 
と同時に、今までそんな状況になっても指しゃぶりをすることはなかったので違和感すら覚えました。
 
 
そんな様子をみて、私が娘にとった対応とはどのようなものだと思いますか?次の章でご紹介しますね。
 
 

3.安心感を与える対応で、子どもの不安と気になる行動を解消しましょう

 
 
不安でいっぱいな心を軽くしてあげたい!そんな娘に対し、私が行った対応は2つです。具体的にご紹介しますね!
 
 

◆①気をそらす

 
 
1つ目は、すでに指しゃぶりをしているときや、しそうなときに気をそらすこと。近くのものを取ってもらったり、気がそれるように話しかけました。例えば、
 
 
・リモコン取って〜!
・コップ持ってきてくれる〜!
・今日のゆうはん、何にしようか?
 
 
などです。指しゃぶりをしているところを見ると、ついついお母さんはお子さんに何か言いたくなりますよね。
 
 
わかります!しかも今はコロナウィルスの心配もあり感染が怖いですよね。だから余計に神経質になってしまうものです。そんなとき
 
 
赤ちゃんみたいで恥ずかしい!
汚いからやめて!
歯並び悪くなるよ!
 
 
と伝えて、お子さんがとお母さんと指しゃぶりをしない約束を守れるならそれでも構いません。
 
 
しかし、発達障害の子どもは注目されることでその行為自体が「強化」されてしまう可能性があるのです。つまりますます指しゃぶりをしてしまう、ということですね。
 
 
また、指しゃぶりの裏に隠れている本当の理由が「不安」の場合、お母さんの否定的な注目で余計に不安を大きくしてしまいかねません。
 
 
ですからお母さんも指しゃぶりという行為や症状に気を取られずに、お子さんの状況を見極めてわないこと」も対策の1つです。
 
 

◆②スキンシップをとる

 
 
2つ目は、いつも以上のスキンシップを心がけること。
 
 
普段からお子さんへは愛情を持ってスキンシップをされていることと思います。そこをもう一歩踏み込んでスキンシップをすることです。
 
 
例えば、スキンシップに肯定的な言葉をたくさんプラスします。
 
 
かわいいね〜!
大好きだよ!
 
 
などです。
 
 
また、絵本を読み聞かせするときにはお母さんの膝に座り、後ろから抱きしめるように絵本を読んだりするのもいいですね。
 
 
我が家の娘はあまり大々的にスキンシップをすると嫌がるときがあるので、折り紙に一言のお手紙を書いて渡します。それを交換するだけでもお子さんの不安な心に安心感を与えることが期待できます。
 
 
 
 
いかがでしたか?直接子どもに注意したい!注意しないなんてもどかしい!そんな気持ちをちょっと抑え、お母さんが安心感を与えてあげることで徐々に気になる行動の回数も減っていきますよ。
 
 
お子さんの不安も、コロナウィルスも早く終息を迎えますように!
 
 
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執筆者:みずおち梨絵
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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