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発達障害の子育ては大変!育児に限界を感じている今こそお母さんに身につけて欲しいこと

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発達障害の子育てが思い通りにいかず、一般的なしつけでは身を結ばず、限界を感じていませんか?今まで培ってきた『当たり前』を小さなことから上書きすることで、お母さんが今よりずっと育児が楽になるコツをお伝えします。
 

【目次】

 

1.一般的な育児がうまくいかない発達障害の子どもたち

 
 
「育児はこれをするといい!」「お母さんはこうすべき!」ということが、世の中には溢れていますよね。
 
 
例えば、幼稚園入園前までにトイレトレーニングは終えておく、好き嫌いをなくすように食事を作り食べさせる、園や学校は休み癖がつくと困るので行かせるようにする…挙げればキリがありませんよね。
 
 
その世間一般的に「良い」とされていることを発達障害の子どもに実践しようとすると、うまくいかないことが多いのではありませんか?
 
 
うまくいかないどころか親子ともに負のループに陥り、むしろ何もしない方が良かったのではないか、ということも少なくないと思います。
 
 
そもそも、なぜ発達障害の子育ては一般的な対応ではうまくいかないのでしょうか?
 
 
発達障害の子どもは、生まれつき脳に特性をもっているからなのです。その特性により、思考が少し変わっていたり苦手な部分が多かったりで、つまづいてしまうのです。
 
 
これは子どもが悪いわけでも、お母さんが悪いわけでもありません。ましてや、お母さんの対応で発達障害にさせたなんて考えはもってのほか!
 
 
思考や行動に特徴があるとなると、一般的な対応では効果が出ないんですよね。一般的な子育てのやり方だと、伝えたい肝心なことが発達障害の子どもには届きにくいのです。
 
 
発達障害のお子さんの脳の特性に合わせた対応が必要なんです。
 
 
私の経験上、子どもの困った行動への一般的な対応は療育などで教えてもらうことができるけれど、実はお母さんがすごくストレスに感じていたり、教えてもらったやり方を応用できなかったり…。
 
 
それでなくても発達障害の子育ては一筋縄ではいかないので、親子ともに行き詰まり、限界を迎えやすいんです。
 
 
今回は、お母さんにぜひ手に入れて欲しい「発達障害の子育てに行き詰まらないようにするコツ」をお伝えします。
 
 
 
 

2.当たり前!の育児が限界を迎えやすい

 
 
一般的に言われている『子育ての当たり前』。育児本を手に取ると、子どもに教えておいて当たり前、何歳までにできて当たり前、がたくさん羅列されています。
 
 
さらに、
 
・子育ては大変なのが当たり前
 
・子どもが我慢をできるように育てるのはお母さんの役目
 
・子どもが挨拶をできないのは親が教えていないから
 
・子どもがコミュニケーションを取れないのは親の関わり方が問題だから
 
なんていう考え方もそうですよね。
 
 
決め付けられたこの『当たり前』が、発達障害の子育てをしているお母さんを苦しめているのは事実。
 
 
でも、お母さんの中にだってお母さんの『当たり前』はありますよね?ない人はいないと思いますし、なければ自分の育児の軸がブレてしまいますから、あって良いんです。
 
 
お母さんが今まで育った環境で養われたもの、行動して大きな成果が出たもの、失敗した経緯があるからやめようと思ったもの…全て今までの人生で培ったものです!大切にしたいですよね。
 
 
大切にしていきたいからこそ、お子さんにもそれを求める気持ち、よくわかります。
 
 
以前は私も、「変える必要なんてないし、変えるとなれば自分の人生を否定されたことに値する」と思っていました。
 
 
しかし、ここで一つ考えてみて欲しいのです。その『当たり前』と思ってやってきた子育ては、今、目の前にいる発達障害のお子さんに届いていますか?
 
 
発達障害の子ども脳に特性があるため、お母さんの「当たり前のワク」にはめようとしてもなかなかうまく行きません。
 
 
それなのに、なんとしても押し通そうとするから、発達障害の子育ては限界を迎えやすいんです。
 
 
発達障害の子育てが一筋縄ではいかない理由の一つは、今までお母さんを支えてきた『当たり前』が、少し足手まといになっているからではないかと考えています。
 
 
まず、お子さんにどんな風に育って欲しいか?自分はどんなお母さんでありたいか?を書き出し、お母さんの『当たり前』と照らし合わせてみてください。
 
 
その『当たり前』に疑問が湧いてくることも、ほんの少し、あるのではないでしょうか?
 
 
 
 

3.お母さんが『当たり前』を上書きして今よりずっと楽に育児をするコツ

 
 
では、実際にどのように『当たり前』を上書きしていけば良いかをお伝えします。
 
 
「学校に行って当たり前!その後の習い事だって行って当たり前!ましてや、習い事は高いお金払っているんだから、行かないなんてもったいないことしないで!あなたのためよ!」と思っているとしましょう。
 
 
その日の予定が多すぎてやる気を失ったお子さん「行きたくない!」と伝えてきたとします。
 
 
そんなときは、「学校には行って欲しい。だったら今日の習い事の方を一回休もう。」とするのです。逆も然りです。
 
 
自分の思いをガラリと譲ってしまうのは、お母さんだって勇気が要りますよね。まずは、お子さんにとっての優先順位の低いものを一つ、予定から消去してみてください。
 
 
一日の予定の中で、お子さんにとっての優先順位はご家庭により様々だと思います。状況により、数日や週単位で考えても良いかと思います。
 
 
我が家の例をお伝えしますね。
 
 
幼稚園と体操教室がある日には、子どもの疲れ具合によっては体操教室をお休みするようにしています。
 
 
また、定期的な薬を処方してもらっている我が家では、今日は幼稚園だけにして病院は土曜日にずらそうか?などと予定を組み直すことが多々あります。
 
 
以前は「幼稚園をお休みする」という選択肢は私にはありませんでしたが、今は状況に合わせて幼稚園も定期的に休ませ、子どもの気力と体力の回復日を作っています。
 
 
このように予定を一つ消去してあげることで、やる気を失った発達障害の子どもの目の前に立ちはだかるハードルを下げる効果があります。
 
 
ハードルが下がれば子どもの気持ちにほんの少しの余裕が生まれ、その後の行動もスムーズになったりします。
 
 
 
 
お母さんは、自分にとって当たり前と思っていたことへの上書きを繰り返すだけ。
 
 
「変えなくちゃ!」なんて頑張らなくて大丈夫です。小さな積み重ねがお母さんの成功体験となって限界を感じなくなり、お子さんへ気持ちが届けられるという自信へ発展していきます。
 
 
お子さんばかりが注目される成功体験ですが、お母さんの成功体験を確実に積み上げながら子育てに生かしていくことで、お子さんの成長につながるんですよ。
 
 
一度しかない今を親子で楽しい時間にしていきましょう!
 
 
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執筆者:みずおち梨絵
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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