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思春期の発達障害・ADHD傾向のお子さんをお持ちのお母さんへ。「やらないこと」を決めるのが、中学進学の一番の準備! 

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コロナウイルスによる長期の臨時休校から春休みへ。この機会に中学進学を控える、発達障害・ADHD傾向のあるお子さんに入学準備(勉強)をさせようと、お母さんが頑張りすぎてはいませんか?親子関係と心を整える、春休みの過ごしをお伝えします。
 

【目次】

 

1.中学進学を控えた親子の春休みの過ごし方

 
 
臨時休校から春休みに突入しましたね。このお休みをどのように過ごされていますか?
 
 
ゲームやテレビばかり見ている…
朝、全然起きてこない!
というようなことになっていませんか?
 
 
つい、「ゲームはやめて勉強しなさい!」「朝起きて勉強しなさい!」など、アレコレ指示を出すことが増えている、というお母さん、要注意です!
 
 
たくさん指示を出した結果お子さんはよく動きましたか?ぜんぜん動かなくてお母さんが一人でイライラしていませんか?
 
 
もしお子さんに変化がなくてお母さんのイライラや疲れがかなり積もって来たな…と思ったら。
 
 
やらないことを決める
 
 
そんな春休みにしてみてください。
 
 
ここでは、中学進学を控えた新・中1の発達障害・注意欠陥多動性障害(ADHD)傾向のあるお子さんをお持ちのママに、この春休みの過ごし方&入学準備(勉強について)をお伝えします!
 
 
 

2.発達障害・ADHDタイプの勉強について~先取り学習は必要?~

 
 
今、中3の我が家の息子がその昔、中学進学を目前に控えた春休みに私は何をさせていたか…塾の春期講習にぶち込んで「先取り学習」をさせていました。
 
 
進級・進学後の新しい勉強内容を早めに覚えちゃおう…というヤツですね。学習の苦手があるんだから、人より早く人より多くやらせなくちゃ!という思いで必死でした。
 
 
ところが先取り学習は息子には合いませんでした。このやり方は合う子と合わない子がいます。
 
 
勉強が得意、自分が知りたいことはどんどん極めたい、そんなタイプのお子さんには先取りも良いでしょう。
 
 
しかし!
 
 
たくさんの情報を整理するのが苦手なタイプ記憶に苦手を感じるタイプの、特に発達障害・ADHD傾向のあるお子さんには合いません。
 
 
小学校の授業もちょっと自信がないぞ…という状態のところに、理解できない先取りのお勉強が入って来てアップアップ状態。
 
 
理解するどころか勉強そのものを嫌いになるしかありません。
 
 
 
 
その当時の私は、 「塾ってお金もかかるし、親からしたらお金をかけた分成績も伸ばさなくちゃ」 という一心でネチネチガミガミずーっと言い続ける生活でした。そして親子関係はどんどん荒んでいったのです。
 
 
私も子育てが辛かったし、息子も毎日が楽しくなかったはず。暴言・暴力も悪化の一途をたどりました。
 
 

3.やらないことを決める!

 
 
だから、私は「塾をやめる」選択をしました。やらないことを決めたのです。
 
 
家庭での学習も数学だけやればよし、という選択をしました。それまでは苦手な英語や国語をゴリゴリやらせる生活でしたが、数学の計算問題だけでOK!これも「やらないことを決める」でした。
 
 
正直不安がなかったわけではありませんでした。
 
 
しかし、結果どうなったか。息子は春から進む高校の入試にしっかりと向き合い、合格切符を手にしました。
 
 
広範囲をやったから長い時間やったからいいのではありません。
 
 
子どもの特性に合わせて、やらないことを決めること。
 
子どもの今持っているチカラや心の状態に合った量や内容であること。
 
 
それが一番大切です。
 
 
その一番の目的は、無理やりやらせようとして親子関係が悪化するのを防ぐことです。
 
 
臨時休校から春休みに入り親子共にストレスが溜まって来ている時期だと思います。だからお母さんにも頑張りすぎないスタイルに切り替えてもらいたいのです。
 
 
親子ともにストレスを抱えるこの状況下で、何かを「プラス」するのは おすすめしません!なるべくラクになる方向で親子関係を整えましょう!
 
 
本当は、中学入学準備で一番最初にやって欲しいのが、お子さんの困りごとを しっかり把握して学校の先生に伝えることです。特別なことではないですが、お母さんがお子さんと感情的に向き合っているうちは ちょっと難しいかもしれないです。
 
 
だから。 やらなくてもいいよということを決め、お母さんが頑張りすぎない!
 
 
そんな過ごし方をしてみてくださいね。
 
 
親子関係と心を整えて中学進学に備える、春休みの過ごし方をお伝えします!
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執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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