グレーゾーン コミュニケーション

発達障害の子が苦手とするコミュニケーション。子どもの3つの行動を見るだけで発達がグーンと伸びていく方法があります。

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発達障害の子は、なぜコミュニケーションが苦手なのか。その原因を探り、親子関係の負のスパイラルの根底にあるものを知ることで、親子のコミュニケーション力がグーンと加速する、3つの行動について詳しく解説していきます。
 

【目次】

 

1.発達障害の子が苦手とするコミュニケーションの原因とは?

 
 
お休みの間リズムが崩れがちになってしまったためか、朝起きられず、朝から一悶着…なんていうご家庭もあるのではないでしょうか?
 
 
特に、発達の特性があり、こだわりが強い発達障害グレーゾーンのお子さんは、言葉でいくら、それができない理由を説明しても納得してもらえない場合もあるでしょう。
 
 
今日も、子どもにイライラしてしまった…そんなお母さんにお伝えしたいのです。
 
 
子どもの言動に対してママがイライラしてしまうのは「なぜ、そうなるの?」「なぜ、わかってくれないの?」「いつになったら理解してくれるようになるの?」と言う「わからなさ」が根底にあることが圧倒的に多いのです。
 
 
わからないことに対してイライラを感じてしまうのは、これはある意味当然のこと。
 
 
実は、お母さん自身の脳の反応だったってご存知でしたか?
 
 
人の脳は、わからないものや対処不能と思えるものに対してキャパオーバーを起こすと感情的にイライラしやすくなってしまいます。
 
 
これは、大人も子どもも同じです。
 
 
さらに言うと「わかる(理解)ための脳」と「考える(思考)ための脳」は担当が別のところにあり、「理解」の脳の先に「思考」の脳がある、という構造になっています。
 
 
つまり、わからないものは、考えることもできないと言うこと。
 
 
お母さんがイライラしたり、途方にくれるときには、多かれ少なかれ「わからない!」と言う状態があるはずなのです。
 
 
わからないから、どうしたらいいのか考えられない。考えられないから、うまくいかないと知りつつまたいつものパターンを繰り返していく…
 
 
こういったことが起こっているのが、親子関係の負のスパイラルの根底にあるのです。
 
 
と、言うことは、だからこだわるのね!だから切り替えられないのね!と言うことをお母さんがわかれば、対処の仕方が見えてくるということなのです。
 
 
これを知るためには、お母さんが我が子の発達レベルや行動の意味を分析できるようになるのが手っ取り早いのです。
 
 
 
 

2.子どものタイプで分かれる親の言葉がけ

 
 
以前家族でショッピングモールへ出かけたとき、おもちゃ売り場で子どもたちの様子を観察しているとある面白い法則を発見してしまいました。
 
 
それは、順番が待てる子と待てずにぐずりを起こす子の違いは、親のある行動に左右されるということ。
 
 
もちろん2〜3歳の幼い子は、順番を待つ、というセルフコントロールの脳がまだまだ未熟ですから、ここではちょっとお話からのぞきます。
 
 
年長さん〜小学校低学年くらいの子どもたちの様子を見ていて発見したことをお話していきます。
 
 
何人も列になって、一つのおもちゃの順番待ちができたとき、子どもたちの様子は3つのパターンに別れました。
 
 
タイプ1は、いつまでたっても自分からは順番を変われない子
タイプ2は、順番を守らずシレーっと抜かす子
タイプ3は、ある程度自分が楽しんだら次の子に代わり、もう一度列の最後に並び直す子
 
 
あなたのお子さんはどのタイプですか?また、どのタイプの行動を取ってほしいと思いますか?
 
 
 
 

3.順番を守れる子の親が行っていることで発達を伸ばすことができます

 
 
面白いくらいに3タイプに別れる様子に私はしばらく観察者に徹してその場を見ていました。
 
 
そして、観察していて気づいたのは、それぞれのタイプの子は親の関わり方にある共通点があるということです。
 
 
タイプ1とタイプ2の親御さんは、なぜか子どもの近くにいません。子どもだけが列に並んで遊んでいて、頃合いを見計らって「そろそろ行くよ」と大人が声をかけにきます。
 
 
大人のタイミングで声をかけ子どもはそれに従う、というコミュニケーションです。
 
 
タイプ1、2の子どもに共通するのは、大人の目があるときには、順番を守れる、ということ。
 
 
見ていてちょっぴり複雑な気持ちになりました。
 
 
大人の目がない場面でこの子たちはどんな風になっていってしまうのだろうな、と。
 
 
唯一、自分で判断し順番を守ったり譲ったりできたタイプ3の子どもたちの親御さんにも、ある共通点がありました。
 
 
それは、子どものそばにいて、順番を守れたことをこまめに褒めているという点。
 
 
順番に並んでるんだね。自分で代われたね。
 
 
そんな風に、しっかり子どもの行動を言葉にして褒めているのです。
 
 
見ていてとても温かい気持ちになりました。
 
 
少数派でしたが、子どもは指図したり、監視したりしなくてもちゃんと順番を待てるようになるし、譲れるようにもなるのだなと。
 
 
そしてこれは、発達科学コミュニケーションでもっとも大切にしていることと一緒なのです。
 
 
叱ったり、躾けたりといったネガティブコミュニケーションを使わなくても、子どもはちゃんと好ましい行動を身につけていけるのです!
 
 
そんなの綺麗事だと思いますか?
 
 
あなたのお子さんも今よりもっと素直で、思いやりのある行動をママの関わり方で身につけさせてあげられるとしたら、素敵だと思いませんか?
 
 
順番を守れる子になってほしい。ぐずらず、人に譲れる子になってほしい。
 
 
そう思われる方は、子どもの行動の状況・行動・結果の3つの関係性について分析してみてくださいね!
 
 
 
 
悪循環から抜け出すには、まずは、子どもの行動を理解することから!ぜひ取り組んでみてください。
 
 
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執筆者:石澤かずこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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