コロナウィルス対策 小学生

コロナの感染予防で家族全員家の中!?ーシンプルなお家ルールで家の平和を取り戻そう!

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新型コロナウィルスの感染拡大を緩めるために、学校もお休み、仕事も家からとなると、休日でなくても家族で過ごす時間が増えると思います。そんな中、お互いを思いやれる環境は、シンプルお家ルールから始めましょう!
 

【目次】

 

1.コロナで家族全員が家にいるとちょっと窮屈になってきませんか?

 
 
新型コロナウィルスの感染予防、医療崩壊を防ぐために外出ができないのは仕方ないですが、家の中でも自由にできなくなると辛いですよね。
 
 
例えば、私の場合、平日の午後、自分時間を1時間でいいから捻出しようと試みていると…
 
上の子が勉強を始め静かになったと思ったら、
下の子が「ねーねー、みてみて!」、「何なに?」とついつい対応してしまい、
下の子も何かの作業に夢中になり、よっしちょっとできる!と思ったら、
小腹のすいた夫が台所にのそのそと(笑)
(そう、私のオフィスは台所なのです)
 
 
平日でもみんながずっと家にいると、どうやったら家でも仕事を進められるか、それぞれ気持ち良く過ごすにはどうしたらいいかと悩みますよね。
 
 
自分のやりたいことが中断され続けて、イライラママには変身したくないですものね。
 
 
そんなときは、シンプルなお家ルールを決めてみると会話がスムーズになるかもしれませんよ。
 
 
 
 

2.シンプルで〇〇なルールがお勧めな2つの理由

 
 
今回ご紹介するのは、シンプルだけど頭を使わせるルールです。こういったルールがお勧めな理由は2つあります。
 
 
1つ目は、シンプルな方が頭に入りやすく覚えてもらいやすいから。
 
 
2つ目は、頭を使うルールの方がたくさんの情報をカバーできるからです!
 
 
では、順番に解説していきますね。
 
 

◆理由1.情報量を下げると伝わりやすい

 
 
シンプルなルールがいい1番目の理由は、シンプルな方が伝わりやすいからです。
 
 
実は、脳の中には、作業をしているときに必要になるかもしれない情報を一時的に置いておく作業台のような機能があります(ワーキングメモリと呼ばれています)。
 
 
そして、その作業台に置いておける情報の量は人によって違うと言われています。
 
 
たくさん置いておける人だと色んなことを一緒に聞いても大丈夫かもしれませんが、そうじゃない場合は、脳に負担がかかってしまいます。
 
 
脳に負担がかかりすぎると、言われていることが全然頭に入らなかったり、言われてもこんがらがってきてイライラしてきたりします。
 
 
ですから、どんな相手にも聞いてもらえるようにするには、情報量を下げること。シンプルにすることが一番です。
 
 
とは言え、家の中で守って欲しいことはたくさんありますよね。そういうときも、脳がもってる作業台の3つの種類が分かれば攻め方も分かります。
 
 

◆理由2.考えを促すことで、少ない情報から多くを引き出せる

 
 
先ほどご紹介した作業台なのですが、実は情報の種類によって作業する台の場所が異なっていると言われています。大きく分けて次の3つの場所があるのではないかといわれています。
 
 
①絵や図のようにイメージからくる情報を置いておく場所(視空間スケッチパッド)
 
②音の情報を置いておく場所(音韻ループ)
 
③情報の意味やまとまりや流れを考えながら置いておく場所(中央実行系)
 
 
➀と②はそれぞれの情報を1個1個集めて置いてくれているのに対し、③はちょっと難しいことをしているのが分かりますか?
 
 
ちょっと難しいことをしてくれているので、一つのことを思い出すだけで、たーくさんの情報も一緒に思い出せるのですね。
 
 
お家ルールを作るときに意識したいのは、ここを使えるようにすることです!
 
 
ただし、③の場所が発達するのには少し時間がかかりますし、お子さんの得意・不得意もあるので、小学校入学以降のお子さんだとスムーズに始められるのではないかと思います!
 
 
小学校に入る前のお子さんは、③と関連づけながら、具体的にひとつずつ伝えるのがいいと思います。
 
 
 
 

3.アメリカの小学校の3つのルールをお家で使ってみよう!

 
 
いま、私の娘たちが通っているアメリカの小学校にはたった3つのルールしかありません。
 
 
1つ目が、Be Responsible(責任を持とう!)
2つ目が、Be Safe(安全でいよう!)
3つ目が、Be Respectful(思いやりもとう!)
 
そして、これら3つを通してBe Kind(優しくあろうね)ということです。
 
 
娘たちが小学校に入ったときにまずこの3つの蜂さん(BeをもじってBeeを使って説明されていました)を学びます。
 
 
そして、ひとつひとつに対してどんなことを意味するのかまず考えて出し合い、この3つが守れたらみんな安心してすごせること、守ることが全員にとって大事だということが話し合われ合意されます。
 
 
それから、日々の生活の中で確認作業が行われます。
 
 
1つ目のBe Responsible。責任ある行動できたね!というのは例えばこんなときです。
 
 
・席を立つときに椅子をしっかりと元の場所に戻せたとき
・忘れ物をせずにもってこれたとき 課題に最後まで取り組めたとき
・先生の話しをしっかりときけたとき 鉛筆をもとの場所にもどせたとき
 
 
最初はできていると「できたね」カードがもらえ、子ども達にルールの意識が芽生えてきます。そして、この共通ルールが認識できるととっても便利なのです!
 
 
例えば、子ども達どうしで仲良く遊んでいるときに「Respectful(思いやりいっぱい)でいてくれてありがとう!」と伝えると、もっと自分達で遊んでくれることがあります!
 
 
散らかり放題の部屋を見て、「あ、これってResponsible(責任ある行為)かな?」と問いかけるだけで、行動を促せたり、食器をシンクまで運んでくれたら「Responsible(責任感いっぱい)でいてくれてありがとう!」と伝えられます。
 
 
逆に、きょうだいで喧嘩しているときは「そのやり方Respectful(思いやりある)かな?」と後から考えさせることもできます。
 
 
それぞれのご家庭にとってイメージしやすく、対話が促しやすいものでいいと思います!シンプルに、「かっこよくあれ!」とか(笑)。
 
 
 
 
このように、シンプルで頭を使うルールがあると、一つ一つのことに対して、ああしなさい、こうしなさいと伝えなくて良くなります!
 
 
脳の③の部分を狙うことで、考える力もつき、情報処理のキャパも高まり、さらに家庭平和にもつながっていけば言うことなしですね!
 
 
共通認識に至るまではちょっと時間がかかるかもしれませんが、合意にありつけるとそのあとがとっても楽ですよ!漠然としたシンプルルール、試してみてくださいね!
 
 
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執筆者: 白石あやこ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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