グレーゾーン 小学生

新学期を迎えた子どもの不安が強いときにして欲しいコミュニケーション

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新学期が始まりました。今年は新型コロナの影響で、子どもたちはお家で過ごす時間が長かった分、新しい学校生活にもなかなか馴染めずますます不安が強くなっているかもしれません。そんな子どもの不安を軽減するためのコミュニケーションをお話します。
 

【目次】

 

1.新学期!不安が強い発達障害グレーゾーンのお子さんどうしていますか?

 
 
今年は、新型コロナウイルスの影響で、通学中心の生活リズムが突然の一斉休校で崩れ、予期せぬ長期休校になりました。
 
 
緊急事態宣言解除になった今、段階的に状況を見ながら通常登校をしている学校もあると思います。皆さんのお子さんはいかがお過ごしでしょうか?
 
 
学校が始まったとはいえ、今までの学校での生活スタイルとは全く違う、新型コロナウイルスを想定した『新しい生活様式』が取り入れられています。
 
 
手洗いや咳エチケットなどの感染予防、ソーシャルディスタンスを保ちながら、新しい学校での過ごし方が決められ、学校生活が送られているようです。
 
 
子どもたちにとって、普段でも新学期は緊張や不安がある時期です。
 
 
そんな中、学校で感染予防として「友達との距離は2メートルあけてね」「休み時間も友達とはあまりしゃべらないように」「トイレ以外は席に座っておくこと」などと言われます。
 
 
おしゃべりもあまりできなので、お友達もなかなかできません。学校によっては、運動場でも自由に遊べないところもあるようで、ストレスを発散することも難しい状態です。
 
 
トイレに行くにも登下校するにも、少人数ずつ順番に間隔をあけて並ばないといけないなど、普段と違う新たな学校生活に、気疲れしてしんどくなっている子もいるかもしれませんね。
 
 
特に、発達障害グレーゾーンのお子さんは、新学期は進級による先生や友達など、環境が変わることへの不安、そして学習面での心配もあるかもしれません。
 
 
その上新しい様式の学校生活…。この新学期は、一層不安が強くなっているのではないでしょうか?
 
 
 
 

2.不安が強いタイプの子どもは、今とっても頑張っています

 
 
発達障害グレーゾーンの子どもで不安が強いタイプの子も、学校に行っている間はある種の慣れができ、学校生活での嫌なこともなんとか耐えてこられたことってあるのです。
 
 
しかし一斉休校になり、家で好きなことをして、時間に縛られずに過ごしてきた子どもにとって、この集団生活の習慣・感覚を取り戻すのには、と~~っても時間もかかりますし、と~~ってもエネルギーが必要になるんです。
 
 
ですから、きっと新学期が始まった今は疲れていることでしょう。お子さんは、学校で必死に頑張っている状態だと思います。
 
 
もしかすると「学校に行きたくないな…」と元気がない子どもさんもおられるかもしれませんね…。
 
 
この感染予防対策の新学期の学校生活がいつまで続くのかわからない現状、そして親である私たちにも見通しがつかない今、子どもたちもさらに不安になっている場合もあるかもしれません。
 
 
そんなお子さんの不安を少しでも軽減するために私たち親にできることって何でしょうか?
 
 
 
 

3.不安が軽減するコミュニケーションとは?

 
 
不安の強い子どもには、安心してリラックスできる環境が大切です。今回は、簡単に今日からできるコミュニケーションを2つお話します。
 
 

①朝のあいさつは肯定の注目

 
 
それは、お母さんが朝、姿勢良く、穏やかな声で「おはよう!」とお子さんに声をかけてあげることです。
 
 
コレがまさに肯定の注目となっているんですよ。視覚からの肯定(姿勢)と聴覚からの肯定(声)になっています。朝のあいさつで、実は2つの肯定をお子さんに伝えられるのです!
 
 
もし、最近あまり朝のあいさつ意識してなかったな…という方、ぜひ意識的にやってみてくださいね!なんといっても、子どもにとって肯定的な声かけは一番安心するものです。
 
 
不安が強いときだからこそ、特に穏やかに… 決して、長期休みで生活リズムが少し乱れているお子さんであっても、
 
「早く起きなさい!」
「新学期なんだからグズグズしてないの!」
「さっさとしないと学校間に合わないよ~!」
 
などとは言わないでくださいね。
 
 
まずは、大好きなお母さんからの姿勢良く、穏やかな声で「おはよう!」の朝のあいさつ、お子さんに伝えてくださいね!
 
 
そして、学校に行くときは笑顔で「いってらっしゃい!」と送り出しましょう。
 
 

②頑張っていることを認めよう

 
 
お子さんが学校から帰ってきたら、
 
「お帰り!よく頑張ったね」
「無事に帰ってきたんだね」
 
と、ねぎらいの言葉をかけてあげてください。
 
 
子どもに「あなたが頑張っていることは知っているよ」と伝わることで、子どもは「お母さんはわかってくれている」と安心できるものです。
 
 
私たちは学校に行くことが当たり前だと思っていますが、子どもが学校に行っていることは当たり前ではありません。
 
 
学校から帰ってからのお子さんの様子はいかがですか?
 
家に帰ってランドセルを玄関に置きっぱなしだったとしても…
宿題をすぐにせず、ゴロゴロダラダラしていたとしても…
 
今は、新学期で一生懸命頑張っているお子さんを認めてあげて、帰って来るなりガミガミ言わないようにしてくださいね!
 
 
お母さんの笑顔で子どもは、ホッとするものです。新学期の不安によってたまってくる疲れは、体より心の疲れです。
 
 

 
 
困ったことや、不安な気持ちをお子さんが話してくるのであれば、「うんうん」「そっか~、嫌だったんだね」と共感しながら聞いてあげてください。
 
 
お子さんと一緒にリラックスできるように過ごし、ストレスをため込ませないようにしたいですね。
 
 
嫌がらなければ、肩もみなどスキンシップもいいと思います。
 
 
いかがですか?子どものペースはそれぞれ違います。無理をさせるのではなく、ゆっくりとお子さんのペースで新学期の生活を整えていきましょう!
 
 
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執筆者:今村裕香
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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