コミュニケーション 発達障害

発達障害やグレーゾーンの子どもの就学で 、支援級か普通級か迷ったときに考えることとは?

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発達障害の診断を受けていたり、グレーゾーンと言われたりしている子どもの就学のために、就学相談を利用したいと考えたことはありませんか?その結果に惑わされず、親子のコミュニケーションで、その子らしく成長していける力をつけていきましょう。
 

【目次】

 
 

1.発達障害やグレーゾーンの我が子の就学相談で生じる悩みとは?

 
 
発達に不安を抱え、発達障害の診断を受けていたり、グレーゾーンだったりするお子さんの就学を控える家庭では、各自治体で行なわれている就学相談を利用されたいと考えているかもしれません。
 
 
今回は就学相談を受けようと考えている方に、ぜひ知っておいていただきたいことについてお話しします。
 
 
就学相談を受けた方のなかには、結果を受けて悩みを抱えることがあるんです。例えば、
 
 
・就学相談で、望んでいた進学先と違う判定がでた
 
・お母さんの思いと、お父さんや周りの人の意見が異なり、お母さんが板挟みになって悩みを抱えている
 
 
などです。実はこのご相談、幼稚園でカウンセラーをしていたときも、就学相談が実施される時期になると急増するお悩みでした。
 
 
ご相談にいらっしゃるお母さんは本当にお一人で悩んで、苦しんでおられる方が多くいらっしゃいました。
 
 
そして、一人で悩んでいるうちにある一つのループにはまっていかれる方が本当に多かった。
 
 
できれば私は、このループにはまる前に会いに来て欲しかった、といつも思っていました。
 
 

 
 

2.就学相談でお子さんの進学の選択を迫られる辛いループ

 
 
就学相談でお子さんの進学の選択を迫られたお母さんが陥るループ。
 
 
それは、小学校入学がまるで一生を決める大きな試練のように思えてきて、徐々に追い詰められていく、というループです。
 
 
普通級を希望していたのに、支援級を勧められた方は絶望して、なんとか普通級に入れる方法を考えます。
 
 
支援級を希望していたのに、支援学校を言い渡された方はまるで「普通のコース」からはじき出されたかのような強い孤独感と不安をお感じになります。
 
 
逆に、通級の支援を受けたいと思っていたのに、何も支援をしてもらえない、という結果を伝えられたグレーゾーンのお子さんの家庭では、
 
 
なんの助けもなく、我が子が小学校でやっていけるのだろうかと不安になる方もいます。
 
 
そうして不安を抱えながら、それを親身に聞いて、相談に乗ってくれる相手もいないまま、一人で抱え続けた結果、
 
 
小学校入学がうまくいかないと、まるで一生がダメになってしまう、そんな恐怖感のループにはまっていかれるのです。
 
 
ここまで陥ってしまってから、大抵はカウンセラーである私のところへいらっしゃいます。
 
 
そうなると、もう、いくらカウンセリングでお母さんのお気持ちをほぐそうとしても、いくら、進学先よりももっと本質的で大切なことがあることを伝えても、
 
 
お母さんの心にはなかなか届きません。
 
 
進路にこだわっているうちは、目の前のお子さんの将来のことを本質的に考えられていません。
 
 
でも、本当に、本当にお母さんに気づいてほしいのです。
 
 

 
 

3.親子のコミュニケーションで診断や判定に縛られずにその子らしく成長させていきましょう!

 
 
たとえ、望み通りの診断や判定の結果を得られても、入った先で、どんな人が、どんな風にお子さんに関わるかは、お母さんではどうすることもできないですよね?
 
 
先生だっていろんな人がいます。
 
 
期待して入学したら、思っていたのと違う!ということだって、起こりうるのです。
 
 
お子さんの人生は、小学校が決めるのではありません!
 
 

 
 
お子さんを今まで6年間育てて来たのは誰ですか?
 
 
お子さんのことを一番知っているのは誰ですか?
 
 
お子さんのことを一生応援して、愛し続けることができるのは誰ですか?
 
 
診断があろうと、進学先がどうなろうと、お母さん以上に本人の応援団になれる方はいないと私は思っています。
 
 
だからこそ、小学校の進学先にエネルギーを注ぐことよりも、お家の中で、今、彼、彼女の成長を促す関わり=良質な親子のコミュニケーションをお母さんにしてほしいのです。
 
 
学校に入ってからのことももちろんとても大切です。
 
 
だからこそ今、お子さんがどのような診断・判定を受けて、どの進学先になっても、発達障害・グレーゾーンの子も、その子らしく成長していける基礎の力を、親子のコミュニケーションでつけてほしいと願っています。
 
 
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執筆者:石澤かずこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 

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