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ピンチはチャンス!発達障害・学習障害で読み書きが苦手な子に合った学び方を見つけよう

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漢字を何度も書く宿題に困っていませんか?その学び方は発達障害・学習障害のお子さんに合っていますか?合わない方法を続け、勉強嫌いになってしまう子もいます。読み書きという入り口でつまずかないために、お家でできる簡単な接し方をお伝えします!
 

【目次】

 

1.「発達障害・学習障害の子でも数こなせばいいんじゃないの?」という私の失敗談

 
 
今回まずは、読み書きが苦手な息子を「頑張りが足りない!」と怒り続けた過去の私と、怒られ続けた息子の悲しい変化について書きたいと思います。
 
 
私の長男は読み書きが苦手です。今日も学校の宿題は、読み書きの練習のオンパレード!漢字をきれいな字で10回書いてくるとか、音読とか。
 
 
以前の私は、嫌がる息子に必死でやらせていました。「いやでも苦手でもとにかく書いて覚えるしかないでしょう!」と。こんな風に思われたお母さんもいらっしゃるかもかもしれませんね。
 
 
私は昭和の女なので、
 
「勉強なんて根性!!」
「覚えるためには、とにかく書いて覚える!」
「100回書いて覚えられないなら101回書くんだよ!」
 
とか思ってましたし、子どもにもそのように接してました。
 
 
その結果、うちの子は見事に勉強嫌いになります…。
 
 
ところがある検査を受けたところ、息子は書く力の発達が一学年遅れていることが分かったんです。
 
 
そして、息子の元々の特性から考えると「書く・読むオンパレードの宿題」は拷問のようなものだった、と気づきました。
 
 
さらに、そんな嫌な思いをしてまで頑張っていた宿題は、ほぼ学習としての効果を発揮していないと分かったんです。
 
 
唖然としました…。あの辛い時間、親子バトルはなんだったのか…と。
 
 
でも、私が適切な支援を始めたら、息子はスムーズに学習に取り組めるようになったんです。
 
 
本当にあのしんどい日々はなんだったんでしょうか…。
 
 
読み書き中心の宿題がスムーズにできないのは、もしかしたら、その学び方がお子さんに合っていないからかもしれません。
 
 
私みたいに、お子さんの苦手なところばかりからアプローチしていませんか?
 
 
次に、「なぜ、お子さんに合わない学び方が良くないのか」について説明しますね。
 
 
 
 

2.子どもに合わない学び方を続けた先に待っている落とし穴

 
 
読み書きが苦手という特徴を無視して、「とにかくドリルなど反復練習をさせて数こなしているうちに身についていくのではないの?」と思われるかもしれません。
 
 
しかし、読み書きが苦手な発達障害・学習障害の子に読み書き中心の学習を続けると、こんな落とし穴が待っているかもしれません!
 
 
➀ 苦手な読み書きを繰り返すと嫌な気持ちになってくる
② 読み書きと嫌な気持ちが一緒に記憶される
③ できないから繰り返しているのに上達しない
④ 努力しているのに学習が進まず自信がなくなる
⑤ 「努力してもうまくいかない」という誤った学習をしてしまう
⑥ 学習に対して無力感を感じ、やる気が出ない、勉強が嫌になってしまう
 
発達障害・学習障害の子に合った接し方をしないと、このようなことになってしまいます。うちの子も、まさにこの流れで勉強嫌いになってしまったんだと思います。
 
 
努力することや、努力する経験をさせることは大切なことです。
 
 
ただ、その効果が出にくいとお子さんは嫌な感情や記憶を持つことになり、自信を無くしてしまったり、やる気をなくしてしまったりしてしまうのです。
 
 
 
 

3.小学生のうちに見つけよう! 子どもの可能性を拡げる接し方

 
 
日本の学校の授業は先生から講義を受ける時間が多く、読み書きも多いですよね。
 
 
だから、読み書きが苦手な発達障害・学習障害の子は授業についていくのが大変なことも多いと思います。
 
 
そうなると皆さん心配されるのが、
 
読み書きの苦手があると通常の授業では学べないのでは?
通常の授業の代わりに通級などで読み書き支援を受けないといけない?
ということです。
 
 
確かに、程度によっては通級や支援級の方がお子さん本人が楽になることもあるかもしれません。
 
 
ですが、みんながそうしなければ学べない、ということではないと考えています。
 
 
そもそも読み書きの支援は、お子さんが通常の授業でスムーズに学べるようになり、他の場所でも様々な学習ができるようにするためのものです。
 
 
お子さんに合った読み書きの支援ができれば、お子さんに学習力をつけることができます。その子のやり方で読み書きができるようになり、通常の授業で学習することができるのです。
 
 
ですから、より早く発達障害・学習障害のお子さんに合う読み書き支援、接し方をすることが大切です。
 
 
目安として中学校に上がる前までには、自分の方法を身につけておくことが大切だと考えています。
 
 
それは、中学校はそれぞれの教科によって先生が変わるので、小学校ほど手厚い担任の先生からの支援を得られないからです。自分に合う方法を身につけている子とそうでない子で大きく差ができてしまうのです。
 
 
だから、小学生のうちにマイスタイルを確立させてあげたいですよね!
 
 
もし、「うちの子、もうやる気も自信も無くしちゃってる!」という状況でも、遅いなんてことはありません!
 
 
今この瞬間から、発達障害・学習障害のお子さんに合った支援、やる気や自信を取り戻す声掛けや接し方をしてあげればいいんです!
 
 
少し時間はかかるかもしれませんが、必ず取り戻すことができます!
 
 
 
 

4.5分でできる!読み書きの苦手を救う「予習」技

 
 
学校は確かに色んなことが学べます。その入口の読み書きでつまずいて学べない状態になってはもったいない!
 
 
そこで、簡単にお家でできる技をお伝えします!読み書きの苦手な発達障害・学習障害のお子さんが授業に参加したくなる気持ちがわいてくる方法です!
 
 
それは「予習」です!
 
 
予習というと先取り学習ですが、先の内容を全部やっていくのではなく、次の日の授業でお子さんが読み書きしやすい状態にしてあげる方法です。
 
 
つまり、予習と読み書き支援を一発でやっちゃうのです!
 
 
例えば国語なら、
 
・次の日の授業でやる箇所を一度読む
 
・読めない漢字にふりがなをふる
 
区切るところにチェックを入れる
 
単語に補助線やマーカーを入れる
 
・文章の内容が分かっていなければ、かみ砕いて説明する
 
などです。
 
 
発達障害・学習障害のお子さんの苦手な部分に合わせたやり方で、学校で読み書きに困らない支援をしてあげましょう!
 
 
とはいえ毎日やるのは大変なので、週1回などお母さんもお子さんも無理なくできるペースから始めてくださいね!
 
 
漢字の学習で結果的にうちの子に合っていたのは、漢字を書くのは3回、代わりにエピソードをつける、「とめ」や「はね」など注意するところをマーキングする、という支援でした。
 
 
これを実践したところ、何度も書いていたときよりエピソードをつけて覚えた方が確かに効果的でした。
 
 
 
 
そして、読み書き支援の中で少しづつ成功体験を増やしてあげてくださいね!
 
 
学習に苦手があるお子さんは、学校生活で自信をなくすことが多いです。この自信の喪失が、お子さんの今後に良くない影響を与えてしまいます。
 
 
努力のベクトルを正しい方向に向けてあげることができたら、発達障害・学習障害のお子さんもモリモリ学習できるようになります。
 
 
自分に合った学習方法に早くから出会えたお子さんは苦手意識も少なく済みますし、成功体験の機会も増えます。
 
 
それが大人になったときに自分で問題を解決していく力の差として現れてきます。
 
 
お子さんが学校で読み書きに困らない接し方を今日から始めてあげましょう!
 
 
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執筆者:水本しおり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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