対応 発達障害

まだ戦い続けますか?発達障害の子どもとのお片付けバトルは良いコミュニケーションで解決できます!

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子どもに怒りたくないのに、目の前の状況に怒らざるを得ない毎日。特にお片付けが苦手な発達障害の子どもたちにどのような言葉をかけていますか?お家の環境とコミュニケーションを整える3つの方法をお伝えします。
 

【目次】

 

1.発達障害の子育てはネガティブなコミュニケーションに陥りやすい?

 
 
いくら言ってもちっとも片付けてくれず、最後にはバトルになってしまう…片付けバトルと聞くと、子どもが幼いお家なら誰もが通る道だと思っていませんか?
 
 
もちろん、そうなのかもしれません。しかし発達障害がある子どもたちに関しては「みんなそうだから」と放っておいて欲しくないのです。
 
 
片付けでバトルになるということはご飯への切り替えでも、お風呂に入るときも、テレビをやめさせたいときも、お布団に連れて行きたいときも…いつもバトルになる!その傾向が強いのではないですか?
 
 
たくさんの生徒さんや個別相談にいらっしゃるお母さんのお話を聞いていると、
 
 
「やりなさい」
「早くしなさい」
「いつまでやっているの?」
「聞いてるの?」
 
 
という言葉がけが原因で1日中バトルが起こってしまっているご家庭がとても多いのです。
 
 
ネガティブなコミュニケーションが1日の大半を占めている状態では子どもの発達がうまく進まない、ということをぜひ、胸に刻んでおいてください。
 
 
落ち着きがない、話を聞いていない、すぐ忘れる、妙にこだわる、切り替えができない…こうした発達障害の特性は、その程度にもよりますが、ほとんどが脳の中の未熟な発達によって出てきています。
 
 
ということは、脳の発達が進めば「凸凹」に見える特性を困らないくらい薄くすることは十分可能なのです。
 
 
しかし、発達凸凹の子どもたちが陥りやすいのは「怒られっぱなし」と言う状況。つまりネガティブコミュニケーションのスパイラルから抜け出せない状態なのです。  
 
 

 
 

2.発達の促進を活用した環境づくり

 
 
私は整理収納に興味があり、資格を取ってしまうほど暮らしを整えることについて重きを置いています。
 
 
整理収納!と言うと一見、発達の促進やコミュニケーションとは関連のなさそうな分野ですが、発達障害の子どもたちが良い力を発揮しながら成長するのに、いつも過ごしている環境=つまりおうちの環境はとても大きいのです。
 
 
巡回相談で小学校や中学校を回っていたときも、カウンセラーとして幼稚園に行っていたときも、先生たちと子どもたちの帰った教室に残っては、
 
 
子どもが集中しやすい環境をどう作っていったらいいのか?
 
このモノはどこに置くのか?
 
カーテンはどこに何色のものを置こうか?
 
掲示物の位置はどんな風にしようか?
 
 
と作戦を立てるお手伝いをしてきました。それほどいつもと同じ環境の影響力は大きいのです。
 
 
そして何より大事なのはお母さんの精神面の問題です。
 
 
私は「お母さんが楽をすることが大事です!」と常に言っている理由は、(私も含め)今のお母さんたちは頑張りすぎだからです。
 
 
あれもこれもちゃんとやらなくてはいけない。
 
子どものこともしっかり親である自分が躾なくてはいけない。
 
学校や園に行かせなくてはいけない。
 
宿題はやらせなくてはいけない。
 
忘れ物もさせてはいけない。
 
 
「ねばならぬ」に疲れ果てているお母さんがとても多いのです。
 
 
もちろん、そこの縛り自体を緩めていくこともとても大切です。しかし、なかなか「気にしないようにする」ということは難しくないでしょうか?
 
 
だからこそ、自分が楽に子育てできる環境づくりにはこだわって欲しいと思うのです。綺麗な収納なんて必要ないと思います。暮らしやすければそれで良いのです。
 
 
片付けが原因で子どもにガミガミ言わなくてもいいようになれば、子育てのストレスがどれほど楽になるでしょうか?あなたの場合はどうですか?できる工夫を少しずつ。
 
 
でも確実に、お母さんが「楽」になる方法を積み重ねていったら子どもにちょっぴり優しくなれるって思いませんか?
 
 

 
 

3.3つのポイントを押さえた言葉がけと工夫

 
 
先ほども言ったように、子どもたちが最も長く過ごすのはお家です。お家の環境を整え、育ちやすい環境の中で良質なコミュニケーションが行えるようになったら、それはもう、子どもの発達にはこれ以上好環境でしかないのです。
 
 
整理収納の基本である収納を整えた上で子どもの片付けがスムーズに進む言葉掛けの方法と、それぞれのお子さんの発達の特性に合わせるやり方である3つの原則を押さえることができれば、成功へと繋がります。
 
 
「整理収納」のセオリーに沿った家づくり
 
 
子どもの目線で片付けやすい位置や場所を見直します。またそのおもちゃの写真を貼ってどこに片付けるか一目でわかるやり方もおすすめです。
 
 
「脳に届く言葉がけ」
 
 
「絵本は本棚に入れてね」
「ブロックはこの箱にいれてね」
「靴下は子のカゴに入れてね」
 
 
とわかりやすく細かく指示を出します。すなわち、1つの指示をわかりやすく行動しやすいものにする(分解して指示を出す)ことです。
 
 
「子どもの特性の理解」
 
 
こだわりが強い、色々なことが気になってしまう、行動がゆっくり、など我が子の特性を理解していきましょう。
 
 
どんなタイプの脳の特性を持っているのか(子どもを観察する)をお母さんが理解できるとお子さんがスムーズに行動に移すことができるようになります。
 
 
この3つを丁寧に行えば子どもが育つ環境を家の中で整えてあげることができるのです。
 
 

 
 
あなたのお子さんに合うように3つのポイントを実践して、いろいろな工夫をして行ってみてくださいね。
 
 
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執筆者:石澤かずこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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