グレーゾーン コミュニケーション

発達障害・グレーゾーンの子どもが身につけたい「伝える力と聞く力」を育てる方法

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相手の気持ちを読み取ることが難しく、しゃべることが止まらなくなってしまう発達障害・グレーゾーンの子ども。特性ある話し方をする理由をひも解くことで子育てがとっても楽になる方法をお伝えします!
 

【目次】

 

1.発達障害グレーゾーンの子どもが苦手な○○

 
 
発達障害グレーゾーンの子どもの中には、頭の中で言葉を整理してから話すことが苦手で、思ったことをすべて口に出してしまう子がいます。
 
 
一見流暢に話をするので、コミュニケーションが苦手なようには見えませんが、しゃべりだしたら止まらず、こちらの話を全く聞いてもらえないということも多くあります。
 
 
実は、すべてを話し終わらないと次の行動へ移ることができない子は、相手の気持ちが読み取りにくく、しゃべることは得意でも聞き取ることが苦手だったりするのです。
 
 
発達凸凹の子どもの中には、一人でいることの方が好きな子もいますが、友だちと一緒に遊びたいと思っていても、コミュニケーションがうまく取れず、仲良く遊べない子どもがいます。
 
 
同じぐらいの年頃の子どもたちが一緒に遊ぶには、ルールをしっかり守り、時には自分の気持ちを我慢して、お互いに相手を思いやる力が必要となっていきます。
 
 
しかし、発達の特性をもつ子どもは、相手の表情や感情表現から気持ちを読み取ることが苦手であるため、相手を無視してしまうような行動になってしまうときがあります。
 
 
このような行動が続いてしまうと、お友だちからは「自分のことばかり言って、私の言うこと何も聞いてくれない」と思われ仲間はずれにされてしまうことさえあるのです。
 
 

 
 

2.しゃべることが終わらないと癇癪につながる?

 
 
我が家の娘は、幼稚園の帰り道に今日あった出来事をよく話してくれる子でした。
 
 
「今日は先生のお誕生日だったから、〇〇ちゃんとね、粘土でケーキを作ったんだよ。苺のケーキでね…」と帰り道、楽しげにいろいろなことを話してくれていました。
 
 
しかしある雨が降った日のことです。車でお迎えに行くと、家に着いてもグズグズになり、なかなか車から降りようとしませんでした。
 
 
天気のせいもあるのかな?とほっておくと、「なんでお話聞いてくれないの!」と泣きながら怒り出してしまいました
 
 
いつもは子どもと一緒に歩いて30分ぐらいかかる帰り道。大体30分あると今日の出来事を話し終え、スッキリして家に着きます。
 
 
いつもならその後も次の行動へすぐ移れるのですが、雨など車で帰るとそれはものの5分ぐらいの時間となってしまい、切り替えが上手くいかなくなってしまっていたのです。
 
 
家に戻ると私はお母さんとしてやらなくてはならない家事がいっぱいあったので、なかなか子どもの話をゆっくりと聞いてあげられる余裕がなくなっていたのです。
 
 

 
 

3.小学校で重要視される力

 
 
ではどのようにすれば、自分の言いたいことを短く伝え、人の言っていることもきちんと聞くことができるようになるのでしょうか?
 
 
実はこの伝える力・聞く力は、小学校へ行くととても重要視されるものとなります。
 
 
45分の授業の中で座って先生の話を聞く時間というのは、保育園や幼稚園時代とは比べ物になりません。先生方は一人ひとりの子どもたちをとても大切にはみてくださいますが、一人ひとりの意見を全員分聞いてあげられる時間は残念ながらないのです。
 
 
発達凸凹の子どもは、お母さんや先生の言ったことだけでなく、自分の言ったことも覚えていないことがあります。
 
 
それはまだ子どもの脳が発達段階中であるということであり「まだできないこと」ということを大人が覚えておくだけで、子育てがグーンと楽になります。
 
 
おしゃべりが止まらなくなってしまう原因には、早く伝えないと忘れてしまうから、また自分のしゃべっている言葉に刺激を受けどんどんと話しが広がっていってしまうということがあるのです。
 
 
自分の思いを全部伝えられない不満から癇癪やパニックを起こしてしまうこともあるのです。
 
 

 
 

4.気持ちを伝い合えるコミュニケーション

 
 
一方的に話してしまう子どもは、相手の状況を理解できていないことが多いので、お母さんが時間を決めて聞いてあげると言うことが大切になります。
 
 
あいまいな表現では伝わりにくいため、しっかりと時計やタイマーを使い「5分だけお話を聞くね」と具体的な時間を決めましょう。そして子どもが話し終わったら、
 
 
「○○ちゃんのお話よく分かったよ」
「時間ぴったりに話してくれてありがとう」
 
 
など伝えることでお母さんが自分の話を聞いてくれたと満足することができます。
 
 
我が子の場合は小さなおもちゃのマイクを使い、マイクを持っている人が話す番。と決め会話のキャッチボールを練習していきました。
 
 
お子さんの好きなアイテムを取り入れ、お話する順番がわかるようになると、お友だちの話も徐々に聞けるようになり会話もスムーズになっていきます。
 
 

 
 
できたときには必ず褒め、子どもたちの達成感を大切に育てていくことで親子のコミュニケーションがぐんと良くなります。
 
 
この方法で子育てが楽になって行くこと間違いなし!ぜひ取り入れてみてくださいね。
 
 
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執筆者:古関ときこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 

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