幼児 発達障害

毎朝「幼稚園に行きたくない!」と泣く発達障害の子どもに効くお母さんの声かけとは?

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毎朝「幼稚園に行きたくない」と泣く子どもに、自分の育て方が悪いのでは?と悩んでいるお母さん。発達障害の子どもが初めてのことに大きな不安を抱いてしまう原因は、お母さんにあるのではなく生まれ持った脳の特性なのです。大丈夫!ここに解決策があります。

 

【目次】

 

1.「幼稚園に行きたくない」と毎日泣く子をみて、お母さんが思うこと

 
 
4月からようやく幼稚園が始まり、やっと自分時間が持てるとワクワクしていたお母さん。しかしコロナの影響でせっかく始まった幼稚園が休園してしまい、毎日我が子と過ごす時間が増えてしまった方もいるのではないでしょうか。
 
 
本来、この時期によく聞かれる幼稚園の行きしぶり。
 
 
発達障害のお子さんが「幼稚園に行きたくない!」と毎日泣き叫びお母さんはヘトヘトになってしまうことがあります。GW明け我が子がそうならないために今からしっかりと対策を練っておきましょう。
 
 
私が発達障害の子どもの行きしぶり相談を受けて感じるのは、同じ「幼稚園行きたくない」との言葉の中にも、裏に隠れている原因や要因は本当に千差万別である、ということです。
 
 
しかし共通するお母さんの思いは似ています。
 
 
・この行きしぶりはいつまで続くのだろうか
 
・毎日泣いている姿を見ていると自分も悲しくて仕方がない
 
・このままだったらどうしよう
 
・でも、もしかしたら慣れたら笑顔でいけるかも
 
・こんなに嫌がるのは、幼稚園が合っていないのかな?
 
・不安定なのは私の育て方のせいなのかも…
 
 
こんな風に、ほぼ100%のお母さんがご自身のことを責めています。そして、早くこの生活から抜け出したいと考えつつ誰に相談したらいいのか、何をしたらいいのかわからないまま同じ毎日を繰り返しています
 
 
私も次女が「幼稚園に行きたくない!」と毎日行きしぶり、泣き叫ぶ我が子をどうしたら良いか分からず過ごしていた経験があります。だから同じ状況であるあなたのその辛さは誰よりもわかるのです。
 
 
そして、こんなことで相談するのも…と思う気持ちも本当によくわかります。しかし、この状態を続けることにメリットは1つもないのです。
 
 
もっとも避けたい状況はお母さんの自信がどんどんなくなってしまう負のスパイラルに陥ってしまうことなのです
 
 

 
 

2.実は母と子は気持ちも一心同体なのです

 
 
私は大学で心理学を学び、幼稚園などでスクールカウンセラーをしていたことがあります。ですので少し心理学の話をさせてください。
 
 
お母さんのお腹の中から生まれてきた子どもたちは、心理的に一心同体の状態で成長を始めます。この特徴は幼児期、特に女の子に強く現れます。
 
 
赤ちゃんが泣くと、お母さんはお乳が張ったりしますよね。体のレベルで子どもの感情に反応するようにお母さんの体は作られています。
 
 
幼児になって離乳をしても、この心理的な距離は急に離れたりしませんから、子どもが泣くと自分まで悲しい、子どもが苦しそうだと身を切られるように苦しい…
 
 
自分の気持ちなのか子どもの気持ちなのかがわからなくなってしまうという状況がとても起こりやすくなります。
 
 
だから、毎日「幼稚園に行きたくない!」と泣く発達障害の我が子を見ていると、お母さんの心どんどんネガティブに引っ張られていくのです。そして、そのスパイラルから自分一人では抜け出せなくなっていくのです。
 
 

 
 

3.お母さんの声がけで発達障害の子どもの記憶をポジティブ変換!

 
 
更に、お母さんに起きていることと同じことがお子さんの中にも起こります。つまり、お母さんが悲しいと子ども悲しい。子どもが泣くとお母さんも悲しい…この循環があっという間にでき上がってしまうのです。
 
 
幼稚園はお子さんにとって初めての社会です。初めての体験が連続する中で、発達障害の特性を持つ子どもは、お母さんと離れるという大きな不安から泣き叫んだり、暴れたり、ときにはパニックを起こしてしまうこともあります。
 
 
行きたくないと泣く子を無理やりバスに乗せて罪悪感を感じ続けますか?何度も言いますが、お母さんの気持ちは子どもに伝わりやすいのです。
 
 
最近の研究で発達障害の子どもたちが癇癪やパニックを起こす原因は、お母さんの育て方が悪いのではなく、脳の特性であることがわかってきました。
 
 
泣いたりわめいたりするお子さんの困った行動は、本人がどうしたら良いかわからなく困っている行動であり、まだその部分の脳の回路が育っていないことが原因で起こることなのです。
 
 
ですので、新しいことへの不安が強い発達凸凹の子どもには、幼稚園から帰ってきたら、優しく・笑顔で・ゆっくりと「幼稚園行けたね」「バスに乗れたね」「泣くの我慢できたね」できたことに注目し子どもに話しかけてあげてください。
 
 
また、幼稚園でのできごとをたくさん聞いてあげ、「そんなこともできたの」「それは楽しかったね」とお母さんの言葉で楽しかった記憶を蘇らせてあげて欲しいのです。
 
 
こうすることで成功体験の積み重ねと共に、幼稚園は楽しいところであるという記憶が脳の回路にでき、毎朝の幼稚園行きたくないと泣く「行きしぶり」からお母さんが解放されていきます。
 
 

 
 
毎日楽しかった!と帰ってくるお子さんの笑顔を想像してみてください。
 
 
子どもとのコミュニケーションが楽しい日々が続いていくことを思うとワクワクしますね!今日からぜひやってみてくださいね。
 
 
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執筆者:石澤かずこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 

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