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また始まる?「幼稚園なんて行きたくない!」発達障害・グレーゾーンの幼児の朝のぐずりに効く『夜のスキンシップ』を科学的に解説します!

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休日が終わる日の夜、また「明日幼稚園?行きたくないよ〜!」って言うのかな…あなたがもし発達障害・グレーゾーンのお子さんの登園しぶりに不安を持っているならその対応は前日の「夜のスキンシップ」から始めましょう!
 

【目次】

 

1.「幼稚園行きたくない!」発達障害・グレーゾーンのお子さんとママの苦しみは密接です

 
 
2020年はコロナ感染拡大防止の緊急事態宣言にともない、やむを得ない休園や登園自粛に困ったご家庭がたくさんありますよね。
 
 
いつもとは異なる保育環境に戸惑ったのは、お子さんもきっと同じです。
 
 
その気持ちが、休みが明けの幼稚園への「行きしぶり」として出てくるお子さんもいるでしょう。
 
 
特に発達障害・グレーゾーンのお子さんは環境変化が苦手なので、本人の不安は大人が思っている以上に大きいんです。
 
 
「行きたくない!」と泣いているお子さんの姿を見ると、ママも苦しくなってしまいますよね。
 
 
その理由は、心理学でも証明されています。
 
 
赤ちゃんは心理的に一心同体の状態でママのおなかから生まれてくるからです。
 
 
赤ちゃんが泣くとママはお乳が張ったり、体レベルで「子どもの感情に反応」します。
 
 
この心理的な距離感は幼児になっても急に離れることはなく、「子どもが泣くと自分まで苦しくなる」と、自分の感情と子どもの感情の区別がつかなくなる状況になりやすいのです。
 
 
そうすると、泣いている我が子を見てママの心はどんどんネガティブになります。
 
 
だから、子どもの「行きしぶり」を解消することはママの心を守ることに繋がるのです!
 
 
そして「脳の発達」という視点で見たとき、「行きしぶり」は決して放っておいてはいけません。
 
 
行きしぶりを繰り返すことによって、子どもの脳内では「幼稚園へ通うこと」=「嫌なこと」というネガティブな記憶が繰り返されて積み重なり、それは強い「脳のクセ」として行動に現れ続けてしまうからです
 
 
脳に染みついた記憶を塗りかえていく作業は大変です。行きしぶりを放置すればするほど、修正が難しくなってしまいます。
 
 
 
 

2.経験者だから分かる!ママのツラい気持ち

 
 
2年前の4月、私は入園したばかりの次女の行きしぶりに毎朝悩み、母親としての自信がボロボロになっていくのを感じながらも子育てに「耐えて」いました。
 
 
発達科学コミュニケーショントレーナーとなってからも、次女がふと「今日は幼稚園に行きたくないな…」と呟いて、苦しかったときの気持ちがものすごい勢いで蘇ってきたときもあります。
 
 
夜になると必ず「明日幼稚園?」と目に涙を浮かべて訪ねていた次女。
 
 
朝になると、まだ寝ぼけた表情で「ママと一緒にいる〜」と泣いて、行きたくない!という次女を起こすことが怖かった毎日。
 
 
どうやって制服を着せようか?
 
どうやってご飯を食べさせようか?
 
どうやって靴下を履かせようか?
 
どうやって玄関まで…バス停まで連れて行こうか?
 
 
朝のひとつひとつのルーティンが途方もない大作業のような気がして、本当に毎日、朝が来ることが怖かった
 
 
バス停になんとか連れて行ったときは、同じバス停のママたちの反応が怖かった。
 
 
今思えば誰もそんなことは思っていなかった、と分かりますが、あのときは自分が周囲から可哀想な目で見られている気がしていました。
 
 
母親の愛情が足りないから情緒不安定なんだ、と思われているような負い目から、バスが去ると逃げるように家に帰っていた自分。
 
 
心理士としてたくさんの人の相談に乗ってきているのに、自分の子育てはうまくいかない苦しさ。
 
 
本を読めば、
 
「しっかり抱きしめましょう
 
「気持ちを受け止めて共感しましょう」
 
自己肯定感を育てましょう」
 
 
という言葉が並んでいる。
 
 
一生懸命やっているのにうまくいかない。
 
 
「やっぱりわたしの愛情が足りないからだろうか?」と思っては、母親としてのプライドがズタボロ…
 
 
あの頃の自分に今の自分が出会っていたら、迷わず私は、こう声をかけます。
 
 
「ママの『育て方が悪い』ということは絶対にないのですよ! ただ『育て方を知らない』ということがあるだけ。
 
仕方がないよね、だって誰も教えてくれないものね、でも安心してくださいね。
 
子育ての正解はあるから
 
ぜひその方法を知って、あなたのその手で効果を実感してくださいね」と。
 
 
 
 

3.夜のスキンシップの効果には科学的な根拠があるんです

 
 
今回は、登園が再開されたときのお子さんの朝のぐずりに効く「魔法声かけベスト3」のうちのひとつから『夜のスキンシップ』について、科学的な解説も含めて詳しくお話をします!
 
 
「魔法の声かけベスト3」についてはこちらの記事でも解説しています。あわせてご覧くださいね。
 
 
なぜ、幼児のぐずりスキンシップが効果絶大なのか?
 
 
それは、スキンシップをすることで脳に入る皮膚感覚の情報が、脳のある重要な部分の発達にものすご~く大きな役割を果たすからなんです。
 
 
その「ある重要な部分」とは扁桃体
 
 
脳の奥の方にある部分で感情・情動の中心を担当する場所です。
 
 
脳の中には、スキンシップを中心とした触覚(触ることで感じる感覚)の処理を担当する「体性感覚野」という場所があり、この扁桃体ととても太いネットワークで結ばれているのですね。
 
 
だから、スキンシップをすると大人もホッとしたり、気持ちの部分が動きます。
 
 
これは幼い子ども同じなんです。
 
 
癇癪やぐずりが強い子ほど気持ちのコントロールが未熟ですから、スキンシップを十分にしていくことで脳レベルで感情を落ち着かせる効果があります。
 
 
幼い子に、
 
「泣かないの!」
「泣いても仕方ないのよ」
 
 
と諭したところで、脳をコントロールできないのですから効果はありません。
 
 
朝に情緒が不安定になりやすいお子さんは、夜にどれだけたくさんのスキンシップをしてあげたか?によって左右される!と言っても過言ではありません。
 
だったら「夜のスキンシップ」で、根本的に脳を育てちゃおう!というわけです。
 
 
1日の最後に肌のふれあいを持って過ごすことで心地よい記憶を定着させることに繋がり、さらに情緒は安定しやすくなります。
 
 
 
 
日常のなかでもたくさんスキンシップを取ることで、お子さんが自分で気持ちのコントロールをすることができるようになってきますよ。
 
 
ただし、次のような感覚の敏感さがあるお子さんは、スキンシップの取り方に注意が必要です!
 
 
・足の裏の過敏さがある
・お風呂を嫌がる
・力加減ができない
・爪切り、耳掃除などを極端に嫌がる
・手をつなぎたがらない
 
 
その他にも、お子さん特有の過敏さがあるようでしたら、自己流でやる前に一度専門家に相談されることをオススメします。
 
 
ママとのスキンシップは、子どもの脳を伸ばす最高のサプリです。
 
 
ママが我が子の脳を伸ばすコミュニケーションを身につけたとき、目の前の子育ての悩みはしっかり解消しますよ!
 
 
今すぐにでも始めて、ぜひ効果を実感してくださいね。
 
 
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執筆者:石澤かずこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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