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【お悩み相談室】ADHD傾向の娘へアドバイスをすると、癇癪を起こすので困っています

更新日:

2歳の娘は衝動性やこだわりが強いADHD傾向で、なんでも自分でやりたがります。うまくできないことを手伝おうとすると癇癪を起こすので、私も疲れてしまい困っています。

 

2歳・女の子のママ

私にも、衝動的に動きがちな4歳の娘がいますが、なんでも自分でやりたい!という時期がありました。〇〇を意識すれば、きちんと聞く耳をもつようになりますよ!

 

発達科学コミュニケーション
トレーナー 貞永りか

 

【目次】

 

1.ADHD傾向の娘、全然聞く耳をもたず、癇癪を起こす子でした

 
 
私の娘も、注意欠陥多動性障害(ADHD)傾向で、行動のコントロールが苦手です。やりたい!と興味をもったことは、衝動的に飛びついて、どんなに止められてもやる子でした。
 
 
娘が2歳の頃は、どんなに「やめて」と言っても聞く耳をもたず、悪気なくやりたいことをやるので、どうすればこの子に伝わるのだろうか…と悩んでいました。
 
 
また、なんでも自分でやりたがるのに、うまくできなくて怒ったり、ちょっと手助けしようとアドバイスをすると「触らないで!」と怒ったり…
 
 
ひどいときには、ヘソを曲げて癇癪を起こして、もう一回最初からやり直さないと気が済まない。そんなことも多々ありました。
 
 
困っていそうだから、ただ手助けしようとしただけなのに、ものすごく怒るので私も辛い気持ちになることがありました。
 
 
さらに、家庭内ならまだしも、お友達やそのお母さんからのアドバイスに対しても、ものすごく怒るので、相手に嫌な思いをさせてしまった、と落ち込む日々でした。
 
 
相談者さんも、相手の好意を受け取れない我が子は、思いやりの気持ちがない子なのだろうか?と悩んでいるのではないでしょうか?
 
 
 
 

2.癇癪は起こしてはいけないことなのでしょうか?

 
 
1〜2歳になると、発達障害の有無にかかわらず「イヤイヤ期」と呼ばれる時期がやってきます。どんなことでも「いや!」と言って自己主張をしたり、なんでも自分でやりたがったり。
 
 
親からすると、何を言っても反抗的に返されるのでイライラしたり、物事がスムーズに進まなかったり…なかなか大変な時期ではありますよね。
 
 
しかし、この時期の「イヤイヤ」やこだわりは知的好奇心や主体性の源となる大事な気持ちです。そして、それがうまくいかなくて癇癪として発散するのは、脳の制御がまだ未熟なために起こります
 
 
もし、癇癪を起こさないでいると、「いやだ」という気持ちを外に発散できることなく、心に溜めることになります。
 
 
そして、その抑圧された「いやだ」のエネルギーは、学齢期になったときにキレやすい、暴言を吐くなどの癇癪として残り続ける場合もあるのです。
 
 
癇癪を起こしやすい子どもは、元気なエネルギーに溢れた子どもです。その「いや」の気持ちを、1〜2歳のうちに発散させることは、長い目で見るととても大切なことなのです。
 
 
癇癪に付き合うのは大変なことではありますが、脳の発達とともに必ず減ってきます。
 
 
また、なんでも自分でやりたい!という意欲や、それをすぐ行動にうつしてしまうという衝動性の高さは、ある意味ものすごい才能です。
 
 
その才能をつぶすのではなく、生かす方向を考えていくと、将来が楽しみになってきませんか?
 
 
 
 

3.〇〇を意識すれば、「お母さんなあに?」と振り返るようになります

 
 
衝動的で聞く耳をもたない娘が、癇癪を起こして周りに迷惑をかけることが気になっていた私ですが、まず「この行動力は才能だ」と捉え方を変えました。
 
 
また、どんなに小さな子どもでも、自分とは違う一人の人間です。危ないことや健康を害することは親として止める必要がありますが、それ以外のことは娘のやりたいようにやればいい、と思うようになりました。
 
 
どんなに上手にできていなくたって、時間がかかったって、本人は自分でやりたいことを精一杯やることで、自立への道を進んでいるのです。
 
 
アドバイスは求められたときにだけするようにして、それ以外の口出しは極力しないようにしました。
 
 
そして、いつも意識していたのは肯定すること。
 
 
パジャマを着ている場面なら、
 
 
「ズボンを履こうとしているんだね」
「今ボタンをつけているんだね。」
「頑張って1個つけられたんだね!」
 
 
などと、実況中継のように、今やっていることを言葉にして伝えるようにします。
 
 
そうすると、お母さんは良い行動を見ているよ、頑張っていることを知っているよ、と肯定することにつながります。
 
 
アドバイスではなく、子どもの良い行動を肯定する言葉をかけることで、子どもは「お母さんの言葉を聞くとなんだか嬉しい!」と感じるようになり、お母さんの話を聞くようになります。
 
 
娘が2歳の頃は、全然言葉が届いていないと感じていました。名前を呼んでも無視されることもしばしばでした。
 
 
しかし、振り返ってみると、その頃は「〇〇ちゃん!どうしてそんなことするの?」「〇〇はしちゃダメって言ったでしょう!」「こうすればうまくいくのに!」と、否定やダメ出しばかりしていたのです。
 
 
名前を呼ばれるときは怒られるときだ、と2歳児ながらに感じていたのだと思います。
 
 
行動を否定する言葉ではなく、肯定する言葉へ変えるように意識して、伝え続けました。
 
 
そうすると、今では娘の名前を呼んだらすぐ「なあに?」と振り返るようになりましたし、自分でやってみてどうしてもできないことは、素直に大人に聞くことも増えてきました。
 
 
 
 
子どもが「お母さんなあに?」と聞く耳を持つには、子どもにとって心地いい言葉を伝え続けることがカギです。実況中継で言葉にするだけで、「肯定」になりますよ。ぜひ、やってみてくださいね!
 
 
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執筆者:貞永りか
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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