対応 幼児

なんでも「イヤ!」に困っているお母さんへ。2歳児のイヤイヤ期は脳を成長させるチャンスです!

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行くのもイヤ!行かないのもイヤ!など、2歳児で迎えるイヤイヤ期は、一緒に過ごすお母さんにとっては大変ですが、脳の成長にとっては必要なことなのです。「イヤ!」を成長のチャンスに変える方法をお伝えします!
 

【目次】

 

1.2歳児のイヤイヤ期。振り回されるお母さんは大変…

 
 
「遊びに行こうか!」と誘っても「イヤ!」
「それじゃあお家で遊ぼうか」と誘っても「イヤ!」
 
 
何を言っても「イヤ!」と返されて、一体どうしたらいいの!?と困ってしまうお母さん、いらっしゃいませんか?
 
 
我が家には5歳と2歳の子どもがいます。2歳児の息子はただいまイヤイヤ期真っ只中。
 
 
悪気はないことはわかっていても、忙しい毎日の中でなんでも「イヤ!」と返されると、だんだんイライラしてきます。
 
 
特に、一番困るのが、時間が迫っているのにイヤイヤ発動したとき!
 
 
娘の登園時間に間に合わない!お迎えの時間があと少し!そんなときに限って、「上着は着ない」「その靴は履かない」など、大人には理解しがたい「イヤ!」に巻き込まれてしまいます。
 
 
ただただ可愛かった、赤ちゃん時代が懐かしい…と思いながら、「イヤじゃなくて、出掛けないと間に合わないの!」と叱りつけて、無理やり自転車に乗せる…そんな日々を1ヶ月ほど過ごしました。
 
 
「イヤイヤ期」がなければ、我が子がただただ可愛く、イライラせずに子育てできるのに…と思ったことのある方、きっと私だけではないのではないでしょうか。
 
 
では、どうして「イヤイヤ期」はあるのでしょうか?次の章では、イヤイヤ期の脳に迫りながら、なぜ必要なのかをお話しします。
 
 
 
 

2.子どもの「イヤ!」はなぜ起こる?

 
 
ズバリ、イヤイヤ期は脳の中でも「前頭葉」が未熟なために起こります。
 
 
私たちの脳の中には、命を守るために本能的に不快を感じて「イヤ!」と発信する部分と、その「イヤ!」を言葉によって理解して制御する部分(前頭葉)があります。
 
 
前頭葉は、年齢とともに少しずつ発達していきますが、実は、完成するのは20歳ごろと言われています。
 
 
この脳が発達してくると、「イヤ!」という気持ちを表に出さずに、我慢しようとすることができますが、2歳児はこの部分がまだ未熟ですので、「イヤ!」という感情がコントロールされることなく爆発します。これが「イヤイヤ期」なのです。
 
 
「イヤ!」は悪いことのように思われますが、実は、命を守るための大事な機能。
 
 
例えば、腐ったものを食べてお腹を壊さないように、本能的に「美味しくない、イヤだ」と感じてペッと吐き出す、なども、この機能が働いているためです。
 
 
大きく分けてこれら2つの脳の部分がやり取りをすることによって、我慢する力がついていきます。
 
 
「イヤ!」をコントロールする脳が未熟な時期に、前頭葉の代わりをしてくれるのは、実はお母さんから安心感を得ること。
 
 
「イヤ!」の感情が表出したときに、抱っこしたり頭を撫でたり、お母さんや身近な大人が受け止めて安心感を与えることで、2つの脳の部分でやりとりされて、我慢のネットワークができていきます。
 
 
泣いて癇癪を起こしていると、理由もわからないし激しいし、「もう知らない!」と放っておきたくなったり、「もう泣かないで!」と泣き止ませたくなったりするものです。
 
 
しかしまずは、「イヤな気持ちなんだね。」とネガティブな感情も受け止めてあげることが大切です。
 
 
「泣いたらだめ!」「イヤイヤはだめ!」と否定されて育つと、大好きなお母さんから愛されるために、子どもは必死で泣くのをやめることでしょう。
 
 
しかし、「イヤ」という感情を抑圧され続けると、子どもの中でネガティブな感情が発散されずに残り、小学生になった頃に心理的な問題に発展する…という場合もあります。
 
 
実は、「イヤと言わない、いい子」の方が心配なのかもしれません。
 
 
また、「イヤ!」を大人の怒りでおさめることが癖づいてしまうと、お母さん自身もイライラしてばかりになり、余計なエネルギーを消費します。
 
 
私自身、発達科学コミュニケーションに出会い、「大きな声で叱るのをやめる!」と悪循環を断ち切ると、「怒らないってこんなに心も身体もラクなんだ」とホッとしたことを覚えています。
 
 
親子それぞれのために、「イヤ」という感情の爆発を認め、上手に関わっていくことが子どもの発達には不可欠なのです。
 
 
 
 

3.実は、イヤイヤ期は「〇〇チャンス」です!

 
 
脳の発達から考えると、イヤイヤ期は必要だ、と思ってくださったことでしょう。しかし、いざ子どもを目の前にするとイライラしてしまう…。
 
 
そんなお母さんに、イヤイヤ期は「褒めチャンス」であることを知ってほしいと思います。
 
 
子どもの脳は、自分のことを褒めてくれた!という経験を重ねて伸びていきます。
 
 
幼児は特に、非言語情報(表情や語気など)を先に処理しますので、お母さんがにこやかに優しい声で褒めてくれるとしっかり脳に届きます。
 
 
2歳児のイヤイヤは、「好きなようにやりたい!」「自分でやってみたい!」という自立心の表れです。
 
 
お母さん目線だと、「こっちのやり方のほうが早く済むのに」とか、「まだ上手にできないのに手を出されて、余計な仕事が増えた…」などと感じてしまうこともあると思います。
 
 
しかし、子どもは、大人を困らせるためにやっているわけではなく、自分でできるようになるために一生懸命取り組んでいるのです。
 
 
目の前に見えるのは、「イヤイヤ!」と怒っている姿や、うまくできずに手間取ってしまう姿かもしれませんが、まずは「やりたい」という気持ちをしっかりと褒めてあげてください。
 
 
失敗したり時間がかかったり、たとえ結果が伴わなくても、「挑戦しようとしていること」は素晴らしいことですよね。
 
 
イヤイヤ期はまさに、「挑戦しようとしていること」ばかり!捉え方を変えると、イヤイヤを怒ったりイライラしたりする必要はなく、褒めチャンスがたくさんあると思いませんか?
 
 
子どもをたくさん褒めるチャンスがあるということは、それだけ脳を発達させるチャンスだということです。
 
 
「イヤ!」と主張したときには、「どんなことに挑戦しようとしているのかな?」と見つけるつもりで、お子さんを見守ってあげてください。
 
 
「靴を自分で履こうとしているんだね!」とか、「お茶を自分で入れようとしているんだね!」とか、お子さんがやろうとしていることをそのまま言葉にすればOKです。
 
 
 
 
「イヤ!」の気持ちを受け止めつつ、叱るのではなく褒めチャンスを見つける!そんな気持ちで、お子さんとイヤイヤ期を乗り切りましょう!
 
 
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執筆者:貞永りか
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 

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