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もう怒らなくていい!発達障害の子どもの友達トラブル解決法とは?

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お迎えに行くと、毎日先生に呼び止められ、我が子の行動にうんざりしているお母さん。発達障害の子どもの友達トラブルはしつけが悪いわけではありません。その発達の特性を見極めた声がけをすることで、もう子どもに怒らなくていい日がやってきます。
 

【目次】

 

1.先生の報告にイライラしていませんか?

 
 
保育園や幼稚園など集団生活の中で起こってしまいがちな友達トラブル。
 
 
お迎えの際に先生から呼び止められると、またかぁ…とドキドキしてしまうお母さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
 
 
発達障害の中でも、特に衝動的な行動が目立つ注意欠陥多動性障害(ADHD)の傾向がある子や、こだわりが強い自閉症スペクトラム(ASD)の特性を持ち合わせている子どもは友達とのトラブルが多いように思います。
 
 
自分の思いをうまく伝えることができずに、おもちゃの取り合いになり叩いたり・蹴ったり、ものを投げたり、お友だちを噛んでしまうこともありますよね。
 
 
私が働いていた保育園でも、幼少期は特に怪我につながってしまうようなお友だちとのトラブルはなるべく未然に防げるように対処していましたが、毎日のように誰かが小さな怪我をしてしまうという時期がありました。
 
 
自分の子どもが怪我をさせられていいように思うお母さんはもちろんいないと思います。でも我が子が友達に怪我をさせてしまったときもショックですよね。
 
 
「私のしつけが悪いから…」と自分を責めて、子どもを厳しく叱ってしまうお母さんも多いのではないでしょうか?
 
 

 
 

2.発達障害の子どもが友達トラブルになりやすい理由

 
 
実は発達障害の子どもの手が出やすい、ケンカっ早い、暴言を吐く…と言う行為しつけのせいではなく、脳が未発達であるためということが少しずつ知られてきました。
 
 
そこで私たち保育士も少しずつ最新の発達に関する勉強をするようになり、子どもたちへの対処法を学んでいきました。
 
 
発達障害の子どもたちはよく空気が読めないと言われます。お友達の表情を読み取ることが難しく、自分の話を聞いてくれていないと思い叩いてしまったり、貸してって言ったのに貸してくれなかったとおもちゃを投げつけてしまったり…
 
 
一見暴力的に見えるこのような行為にも、実は子どもの「僕のお話聞いてほしいな」「使っていないそのおもちゃ貸して欲しいな」と言う本心が隠されているのです。
 
 
思っていても、口では「バカ!貸せって言ってんだろ!」と強い口調になってしまうのです。
 
 
そこで私たちは、子どもの気持ちを聞き出し伝え合う練習をしました。
 
 
バカ!と言ってしまった子に「どうして欲しかった?お話聞くよ」と寄り添い、大きく息を吸って吐いて、「10待っているからお話したくなったら教えてねと伝え待ちます。
 
 
すると「このおもちゃを使いたくてずっと待っていたのに貸してくれなかった」と話してくれるようになりました。「そうか一緒に使いたかったんだね。」と気持ちを受け止め、使い終わったら貸してくれるように頼んでみました。
 
 
すると意外なことに子どもたちから「もう使い終わったからいいよ」と貸してくれるようになっていったのです。
 
 

 
 

3.好ましいコミュニケーションで発達は伸ばせます

 
 
とは言っても、我が子が友達に怪我をさせると言うのはお母さんにとってはショックですよね。先生から友達トラブルの報告を受け、
 
「また、〇〇ちゃんに怪我させちゃたの!?」
 
「本当にダメな子。ちゃんと謝りなさい!」
 
「そんな子うちの子じゃありません!」
 
 
子どもたちを否定するような言葉がけをしているお母さんもいるかもしれません。
 
 
実はその声がけ、NGです!
 
 
お友達を叩いたら、お友達が痛い!ということを子どもにわかってもらえるために、大人はどのような行動をしたら良いでしょうか?
 
 
大好きなお母さんに怒られる。怒られれば怒られるだけ萎縮してしまう。怒られて育ってきた子どもは「どうせ僕なんて」と自己否定するようにもなってしまいます。
 
 
どうか、お母さんたちは先生から友達トラブルの報告を受けても、決して子どもたちを怒らないでください
 
 
もう、そのトラブルは解決しているのです。
 
 
先生から報告を受け、また怒られることでネガティブな記憶が呼び起こされどんどん「自分はダメな子なんだ」と思ってしまい自己肯定感を低くしてしまうことになるのです。
 
 
ですので、私は「今日はこういうことがあり、おもちゃを投げてしまいましたが、きちんと我慢することができました。自分の気持ちを私にも教えてくれ、ごめんねもできるようになりました。」と伝えるようにしました。
 
 
するとお母さんは「そうなの、そんな気持ちだったなのね」と子どもの気持ちを受け止め、「『ごめんね』できたじゃない!すごいね!」と褒めてくれるようになりました。
 
 
私たち保育士の伝え方もそうですが、お母さんが優しく、笑顔で、ゆっくりと子どもとコミュニケーションをとってあげると子どもたちの発達はグーンと伸びるのです。
 
 

 
 
こうすることで発達障害の子どもたちの友達トラブルは減っていきました。
 
 
おうちでもぜひ、できていることに注目して子どもをたくさん褒めてあげてくださいね。
 
 
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執筆者:古関ときこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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