ADHD 幼児

もう問題児とは言わせない!ADHDタイプの子どもの才能の輝かせ方!

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ADHDタイプの子どもたちは多動性や衝動性・不注意と言う特性から何かと問題児扱いされてしまうことが多いです。子どもたちの中に眠っている原石を見つけ、光り輝く才能を発揮するためにできることをお伝えしていきます。

 

【目次】

 

1.ADHDタイプの子どもが問題児扱いされてしまう理由

 
 
発達障害の子の中でも、特に注意欠陥多動性障害(ADHD)タイプの子は、その特性である多動性や衝動性・不注意から
 
・じっとしていられない
・先生のお話を聞けない
・お友だちを叩いてしまう
 
など何かとやってはいけない行動をしてしまい、問題児として扱われてしまうことがあります。
 
 
私が勤めていた保育園の子どもたちの中にも、何人かADHD傾向の強いお子さんがいました。
 
 
保育士はもちろん発達の専門家ではないので診断をすることはできませんが、長年の経験から子どもたちの様子を見てきて、ピンくるところもあります。
 
 
こうした現場の先生たちの経験と、お母さんの協力から療育につながることも少なくありませんでした。
 
 
保育士は保育のプロですので、保育のことはたくさん勉強して現場に立ちます。でも、私も含めまだまだ発達障害の分野を詳しく勉強して、対応している先生は少ないです。
 
 
どうしても月に1回、少ないと1学期に1回ぐらいしか専門家による巡回相談を受けられないケースも多いようです。
 
 
正しい対応をされず、理解しづらいと感じられてしまい問題児扱いされてしまうことも残念ながらまだまだあります。
 
 
発達障害と言っても、本当に1人ひとり様々なタイプの子がいて(これは障害があってもなくてもなのですが)その個性には光る原石が必ず隠れています。
 
 
その個性を見つけ出し、その才能を輝かせていくことが保育士としての生きがいであるのです。
 
 
しかし、どうしても集団で行動しなくてはいけない風習が根強く、なかなか1人ひとりにしっかりと専門性を持ち対応し切れていないのが現状です。
 
 
私のクラスのADHDと自閉症スペクトラム(ASD)を併せ持っていた男の子は、
 
・気になるものがあるとすぐに飛んでいってしまう
・喋り始めると止まらない
・自分の言っていることが正しいと譲れない
・すぐにお友だちと喧嘩になる
 
 
など癇癪やパニックがひどく、とても手に負えない子でした。
 
 
しかし逆を考えると、
 
・何にでも興味があり好奇心旺盛である
・その場で質問でき、すぐに解決することができる
・とても正義感あふれる子
リーダーシップを発揮できる子
 
 
と言う見方もできます。
 
 
つまりその子の才能を生かすも殺すも大人次第と言うことになのです。
 
 

 
 

2.才能を伸ばせる遊び

 
 
いつからでしょうか、走ることが得意、絵を書くことが得意、せっかくの「得意」を大人の目線で「上手下手」に変えてしまっていることはありませんか?
 
 
「評価」するということはその子の才能、つまり可能性を奪ってしまっていることになるのかもしれません。
 
 
子どもは繊細でありながら、ときとしてダイナミックな行動をすることもあります。
 
 
年中さんの夏に絵具の活動をしたことがありました。
 
 
使う色は赤・青・黄のいわゆる3原色と呼ばれるもの。
 
 
ホールいっぱいの大きな紙を用意し、手でも足でも書いてもいい、触るのが苦手な子は筆を使ってもいいし、机の小さな画用紙に一人で書いてもいい。
 
 
これだけの環境が揃っていると、全員が思い思いの場所で描くことを楽しむことができました。
 
 
特にADHDタイプの子どもは真っ先に飛びついてきてくれました。
 
 
もうそれはキラッキラの目を輝かせ一番乗り。
 
 
はじめは筆で描いていましたが、どんどんダイナミックに膨れ上がり、両手両足、さらには肘や膝など全身を使い描いて楽しんでいました。
 
 
それはもう芸術作品そのもの。
 
 
描いているときは体のどこは使っちゃダメ、洋服が汚れるから、お友だちが描いた上には描かないでなどの否定は一切しません。
 
 
いつかその子の行動を見て、みんながそれいいねと思い、思うがままに描くことができるようになっていきました。
 
 
一つ一つの線や点、動きの行動を褒めていく。こうすることで思いきりクラス全員が楽しめる活動へと繋がって行ったのです。
 
 
もちろん、端っこでずーっと同じ色の筆で描いた子もいました。
 
 
そしていよいよ完成した作品を見て、みんなで褒め合いました。
 
 
「ここの線が真っ直ぐでかっこいい!」
 
「ここはお花の形みたいで可愛い」
 
「この色とこの色がくっついて綺麗な色になってる!」
 
 
などなど、どんどん子どもたちから褒めの言葉が出てきました。
 
 
普段、どうしても誰かと比べてしまったり、得意不得意を潜在意識の中に植え込んでしまうと、どんなに才能があるADHDの子どもも「どうせ僕なんて」と思い絵を描くことや運動することが嫌いになってしまうのです。
 
 
そして嫌いになってしまったもの、苦手になってしまったものをなんとか克服させようと、一生懸命大人は努力させようとします。
 
 
しかしそれは逆効果なのです。
 
 

 
 

3.〇〇を伸ばせば、苦手は克服しなくていい!

 
 
あなたはお子さんのどこを伸ばしてあげたいと思いましたか?
 
 
もう苦手を克服しようとしなくて良いのです。伸ばすところは得意なところなのです。
 
 
これからの時代は個性の時代。
 
 
いかに人と違う才能を出していけるかが勝負になってきます。発達障害の子どもたちはその光る才能を持っているのです。
 
 
ぜひお子さんの才能を輝かせてあげたいのならば、たくさん褒めてあげてください。 もし子どもたちが、今日作ったものを持ち帰ったら、それについてお話しする時間をとってあげてください。
 
 
「今日これ作ったんだね」
「ここの色がいいね」
「こんな形もいいね」
 
 
上手下手ではなく、具体的に見えたもの伝えてあげてください。
 
 
こうすることで、ADHDタイプのお子さんは、自分ができたと言う達成感を沢山味わうことができ、癇癪やパニックが少なくなっていくのです。
 
 

 
 
お子さんの輝く才能をぜひじっくりと見つけてみてくださいね。
 
 
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執筆者:古関ときこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 

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