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「9歳の壁」コミュニケーションが苦手な発達障害の子をもつママに伝えたいこと

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9~10歳頃の子どもが直面する大きな転換期でもある「9歳の壁」。発達障害の子どもだけでなく誰しも多かれ少なかれ経験します。この記事ではコミュニケンションが苦手な発達障害の子が、「9歳の壁」を乗り超えるための方法をお伝えします。
 

【目次】

 

1.大きな転換期「9歳の壁」ご存じですか?

 
 
9歳~10歳頃いうのは子どもにとって大きな転換期と言われています。
 
 
「9歳の壁」とは、この転換期のことで、発達障害の子どもだけでなく誰しも多かれ少なかれ経験します。
 
 
これまで順調だった勉強や運動面、友達関係などで、「みんなと何か違う」と差を感じつまづきやすくなる時期といわれています
 
 
この時期からは、親よりも友達との付き合いを優先したり、親に素直に話さなくなったり、友達同士グループを作ったりと少し閉鎖的になる時期でもあります。私たちも通ってきましたよね。
 
 
しかし、発達障害の子どもたちは、人の気持ちや感情をうまく察知できなかったり、自分の気持ちをうまく表現できないお子さんもいます。いわゆるコミュニケーションが不器用な子どもたちです。
 
 
このコミュニケーションが不器用な子どもたちは、仲間意識が高いこの時期、仲間の中で過ごすのが辛くなってしまうことがあります。
 
 
また、お友達との関わりの中でうまくいかず、劣等感を抱きやすくなり、自信をなくしてしまうこともあるのです。 それは、なぜでしょうか?脳のメカニズムから「9歳の壁」についてみていきましょう!
 
 

 
 

2.脳のメカニズムからみる「9歳の壁」とは?

 
 
「9歳の壁」は、人間の脳の中で一番高度な働きをしている前頭葉の発達と関係しているといわれています。
 
 
特にこの頃~15歳くらいは、前頭葉が発達して自分自身を探っていく時期であり、中でも脳の思考を担当するエリアは、10歳以降に飛躍的に伸びていくといわれています。
 
 
この思考を担当するエリアが発達していくと少しずつ、自分自身を客観的に見られるようになっていきます
 
 
だからこの時期になると、友達のことを自分に置き換えて考えらるようになったり、他人の行動から相手の気持ちを予測することができるようになっていきます。
 
 
そして、自分の気持ちや感情に気づくことができ、それを文章や会話で表現できるようになってくるのです。そのため、自分と他人との違いに葛藤したり、思っていたより自分ができなかったことに気がついたりして、自信をなくしたりしてしまうのです。
 
 
発達障害の子どもは、脳の特性により空気が読めず相手の気持ちや意図をくみ取るのが苦手なことが多いです。だから人と関わることや、情緒的なやりとりが苦手だったり、自分の気持ちをうまく言えない場合が多いのです。つまり、「9歳の壁」にぶつかりやすいといえるのです。
 
 
特に、コミュニケーションが不器用なお子さんは、純粋で繊細なお子さんが多いです。
 
 
友達に言われたことを真に受けてしまって傷ついてしまったり…、グループでの会話でついていけなかったり…。また、悪気なく言った言葉で相手を傷つけてしまったり…そして仲間はずれになることも…。
 
 
そうなると、自分がどういう風に発言したらいいのかわからなくなったり、逆に空気を読みすぎたりして、コミュニケーションがうまくいかなくなってしまうこともあるでしょう。
 
 
だから「9歳の壁」で、このままでもなんとかなるとお母さんがなにも動かずにいると、発達障害の子どもたちは、将来、子ども自身が社会生活で困りごとが増えてしまうかもしれません。
 
 
私は、目の前の困りごとだけではなく、将来、お子さんが困らないようにしてあげたい!そう思っているんです。では、お子さんがコミュニケーションが不器用な子どもの場合どうしたらいいのでしょうか?
 
 

 
 

3.「9歳の壁」をコミュニケーションが不器用な発達障害の子どもが乗り越えるには?

 
 
まずは、お母さんが子どものコミュニケーションをリードしてあげてください。コミュニケーションの不器用さを子ども自身が感じる前に、お母さんが感じているのなら、なおさら今!お母さんが動くことが何より大切です。
 
 
お母さんとの1対1のコミュニケーションを成功させる!
 
 
お母さんとの楽しいコミュニケーションを通して「コミュニケーションって楽しいな!」「話が伝わるって楽しいな!」というように、自分の話をして相手に認められる、わかってもらえるという意思疎通の成功体験を積むということです
 
 
すると、自分からどんどん話もしたくなるし、認められるので自信もつきどんどん自分の気持ちも言えるようになっていきます。
 
 
例えば子どもの発言に対して、
「へー、そうなんだ!」
「お母さんもそう思うよ」
「よく、そんなこと思いついたね~」
「話してくれてありがとうね。お母さん嬉しかったよ!」
 
 
日常的に、このようなさりげないやりとりを重ねるだけでも、子どもに成功体験を作ってあげることができます
 
 

 
 
親子のコミュニケーションが成功したからこそ、友達や社会で活かせるコミュニケーション術を使えるようになるのです
 
 
これがコミュニケーションが不器用な子どもの困りごとを解決できる一番の近道です。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
 
 
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執筆者:今村裕香
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 

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