ADHD 中学生

これで発達障害ADHDの子どもが楽しく高校生活を送れる!お母さんの非常識なサポート法

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勉強が苦手で発達障害ADHDの特性がある中学3年生。そろそろ進路を考え始める時期ですね。特性があるお子さんが、楽しく高校生活を送るためには何をポイントに考えたらいいのでしょうか。私がとった非常識な対応をご紹介します。
 

【目次】

 

1.発達障害ADHDの楽しい高校生活に大切なこと

 
 
全国で緊急事態宣言が解除され、学校が再開しました。臨時休校の影響で今後、教育がどのようになっていくか、高校や大学受験はどうなるのかとても気になるところですね。
 
 
先が見えない時期だからこそ、早めにお子さんの進路について考えていただきたいと思います。
 
 
我が家には、今年受験を経験した高校1年生の息子がいます。
 
 
学習の苦手があり、注意欠陥多動性障害(ADHD)の不注意タイプの息子は
 
・エンカレッジ
・私立高校
・通信制高校
 
の3本柱で受験をしました。
 
 
どの道を選ぶから正解、ということではありません。
 
 
ちょっぴり勉強が苦手で、発達障害やグレーゾーンの子が楽しい高校生活を送るには
 
 
・3年間をイキイキと過ごせる場所であるかどうか
 
・良さを伸ばせる環境であるかどうか
 
・本人が興味を持って進める道かどうか
 
 
この3つが何よりも大事だと思います。
 
 
偏差値とか、評判とか、周りの友達と比べて云々とか、そういうことにこだわるのはそろそろ終わりにしませんか?
 
 
進路や勉強を巡っての親子バトルがまだ続いているのであれば、学校が通常授業に戻る前の今。
 
 
お子さんへの接し方を変えるチャンスにしちゃいましょう!
 
 
お子さんにあった進路の選択肢の探し方に関しては、こちらの記事で紹介しています。ぜひ併せてお読みください!
 
 
 
 
 

2.勉強が困難な原因は○○の不足です

 
 
お母さんがどんなに勉強するように言っても、本人がどんなに勉強をしたいと願っても、勉強を困難にさせてしまっている原因は集中力の不足にあります。
 
 
ADHDのお子さんには、不注意(注意散漫)という特性があることが知られています。
 
 
実は発達障害・グレーゾーンのお子さんであれば、ほとんどの子どもたちが不注意の特性を併せ持っている場合が多いです。
 
 
勉強のやる気がない、というよりは「できない」「やれない」という状態です。それを注意され続けるので結果的に「嫌い」になるわけです。
 
 
では、そういう子に対してどうしてあげるのが良いか? それが、ズバリ、集中力を高める!ことなのです。
 
 
集中力って何も勉強だけに活かされる訳ではありません。
 
 
時間を守る、身の回りを片付ける、整理整頓をする、人との約束を守るなど、生活全般の行動力に集中力は大きな影響を与えます。
 
 
でも、この集中力の高め方を知らない人や間違っている人が多い!
 
 
まだ私が、息子の特性をよく理解していなかったとき、いかに間違った集中力の高め方をしていたかを次でお話します。 
 
 
 
 

3.我が家の学習塾~放浪記~

 
 
我が家の高1の息子がまだ小学校3年生の頃、私も「息子の勉強の悩み」に頭を抱えていました。
 
 
手始めに近所のアットホームなお勉強塾へ通わせました。
 
 
アットホームなところで、先生が複数の子を見ながら1時間ほど学力に合わせて勉強を見てもらうそんなところでした。
 
 
ところが我が家の「不注意男子」、先生が他の子の問題を見ている間に退屈になり、集中力が途切れます。
 
 
すると、他のお友達にちょっかいを出し、お勉強を妨害するトラブルメーカーと思われてしまいました。最終的には「他のお子さんの迷惑になるのでもう来ないでください」と言われました。
 
 
この先生は「勉強の教え方」は知っているけど、発達障害・グレーゾーンの子どもたちの「集中力が続かない理由」は知りませんでした。
 
 
何をどんな風に取り組ませたらいいのか、どのタイミングで声かけをしたらいいのか、そのコツを知らなければ、発達障害ADHDや・グレーゾーンの子どもたちの学習と向き合うのは実は難しいんです!
 
 
まだその当時、息子の特性を正確に理解していなかった私は、さらに新しい塾探しに勤しみました。
 
 
そして息子は、その後、別の塾に入り直します。
 
 
5人くらいの少人数グループで先生が授業を進めてくれるスタイル。
 
 
ところが… このグループというスタイル、ADHDタイプの息子には不向きでした。
 
 
最初の10分くらいは頑張って聞いているのですが、その後何かの拍子にどこを話しているかわからなくなると、その後は延々と迷子タイムです。
 
 
60分ある授業のうち50分をぼーっと過ごすという大物っぷり!
 
 
しかも、少し「先取り授業」をするのが好きな塾だったので、今、学校で習っていることもよくわかっていない上に、塾では学校とは違う別の内容をやらないといけない。
 
 
たくさんの情報量の処理がうまくできないタイプで、勉強の凸凹もあるのに、処理しきれない量の情報が入ってくるのですからついていけるはずもなく…。
 
 
集団で進むことをヨシ、とするグループレッスンは息子には向きませんでした。
 
 
塾をやめるときに先生からは「今よりも、勉強量が減るのはとても心配です。塾だけでもつづけたらどうですか?」と言われましたが…
 
 
量を担保するためだけに、時間を担保するためだけに続けなくてよかったな、そう思います。
 
 
 
 

4.子どものチカラを伸ばす非常識サポート法

 
 
どこの進学塾に通わせるか?講習を何コマ入れるか?よりも、もっと大事なことがあります。
 
 
それは、発達障害ADHDの子どもたちの集中力を伸ばす「非常識な」やり方にトライしてもらうことです。
 
 
お母さんの非常識サポートはまず、子どもの集中できる時間を知る! ということ。
 
 
どんなにいい教材があっても、どんなに評判のいい塾に通わせても、チカラが伸びない。
 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもたちのチカラが伸びないのには理由があります。
 
 
発達障害の子どもは1つのことにずっと注意を向け続けることが苦手で、集中力にムラがあるのが特徴です。
 
 
だから、すぐに飽きてしまう。別のことをやりたくなる。
 
 
これは決してさぼっているのではなく、脳の発達の問題です。
 
 
ですから、まずはお子さんの集中力の持続時間がどれくらいなのか、一度観察してみてください。
 
 
これは、短いとダメ、長ければイイ、という話ではありません。
 
 
子どもが飽きてきたタイミングで、お母さんが適切な声かけをできるようにするための下調べですからね、肩の力を抜いて考えてみてください。
 
 
東京のとある高校では、授業に集中させるために1時間の授業を「30分」で設定している学校があります。
 
 
どうして1時間集中できないのか?ではなく、何分だったら集中できるのか?どうやったら集中できるのか?を考える。
 
 
この高校の取り組み、私はとっても素敵だと思いました。
 
 
発達障害やグレーゾーンの特性のある子や得意不得意の差が大きい子が自信を失わずに伸びていく。
 
 
力をつけていくには、こういった今までのやり方にとらわれない工夫が必要になってきます。
 
 
できるレベルを見極めて「俺、頑張ってる!」と子どもが思えるかどうかそっちの方が よっぽど大切だと思います。
 
 
 
 
自信がつけば、子どもたちは学ぶ時間が伸びても頑張れるようになります。
 
 
宿題の量が増えてもトライするようになったり、授業中1/3しか聞けなかった話を2/3は聞けるようになったり。
 
 
様々な「成長」を見せるようになります。
 
 
何が何でもたくさんやらせるようなお子さんに合わないスタイル手放しましょう!
 
 
お子さんにとっての「ちょっと頑張ればできる」を発見できるママになり、楽しい高校生活を手渡してあげませんか。
 
 
子どもの集中力を伸ばすコツはこちらにも情報満載です。
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執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 

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