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中2になったらやって欲しい発達障害・ADHD傾向の子の受験準備!

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中学校で、義務教育は終わります。先の見通しが立てづらい発達障害・ADHD傾向の子にとって、卒業後の進路を想像することは、簡単なことではありません。中3になって焦らないためにも早めに受験準備に取りかかりましょう。

 

【目次】

 

1.発達障害・ADHD傾向の子の中学卒業後の進路選び

 
 
発達障害・注意欠陥多動障害(ADHD)傾向の中学1、2年のお子さんをお持ちのお母さんに質問です。
 
 
中学卒業後の進路を、お子さんと話したことがありますか?
 
 
ただ漠然と、「中3になったら受験があるけれど、うちの子は大丈夫かしら?」と考えているだけの方が多いのではないでしょうか。
 
 
義務教育は中学校で終了です。その先の進路は、本人が自由に決めていいのです。
 
 
中学卒業後の選択肢は、意外とたくさんあります。
 
 
主なものは、特別支援学校、高等学校、普通科、専門科、総合科、全日制、定時制、通信制、単位制、エンカレッジ、チャレンジスクール、専修学校、専門学校、就職、修行等々です。
 
 
発達障害・ADHD傾向のお子さんは、先の見通しが立てづらく、卒業後の自分の姿がなかなか想像できません
 
 
ですので、中2になったらそろそろ、実際にお子さんと進路について話をしていきましょう。
 
 

 
 

2.中2になったら受験の準備を始めた方がいい理由

 
 
私は、中2になったら進路についての話を、本人と始めた方がいいと思っています。
 
 
理由は2つあります。
 
 

①中2のうちに信頼関係だけでも築いたほうがいい!

 
 
進路や、受験の話ができるようになるためには、親子の信頼関係が必要です。
 
 
まだ親子で親密な会話ができない状態ときに進路の話をしても、なかなか子どもの耳には届きません。
 
 
場合によっては、うるさがられて、反発心を募らせ、親子関係がさらにこじれてしまうこともあります。
 
 
中3になって、進路を決めなくては!というプレッシャーが出てくると、親も子もじっくり関係を築き直すという余裕がなくなります。
 
 
そうならないためにも、中3になる前に、親子のコミュニケーションを整えていくことが大切になります。
 
 
進路の話は、親子の信頼関係ができてからです。
 
 
親子でまだ進路の話が、できないようでしたら、まずはじっくり信頼関係を築くことに専念しましょう。
 
 
反抗してくるADHD傾向の中学生との親子関係を築き直す方法はこちらに書いてあります。ぜひご覧ください!
 
 
 

②スロースターターに合わせて早めの対策が必要!

 
 
ADHD傾向の子でも、勉強が得意な子でしたら、目標の進路に向かってどんどん自分で進んでいけるかもしれません。
 
 
しかし、お子さんが勉強に苦手意識のあるADHD傾向の場合は、「進路、勉強、受験」という言葉に拒否反応を起こし、考えることさえ嫌がるお子さんもたくさんいます。
 
 
そういうお子さんの場合は、じっくりゆっくりと自分の進路と向き合う時間が必要です。
 
 
「今すぐは決められなくても大丈夫!」「中学を出たらこんな進路があるよ」
 
 
「勉強が嫌ならしなくてもいける進路もあるよ」「ゆっくり決めていけばいいんだよ!」
 
 
ということを早い段階で教えてあげることで、拒否反応を少なくすることができます。
 
 
また、そもそも苦手な勉強自体にやる気が入り出すのもとてもゆっくりです。
 
 
中3になってから焦らないためにも、中学2年生の間に少しずつ、卒業後の進路について本人に考えさせる機会を作ってあげましょう。
 
 

 
 

3.発達障害・ADHD傾向の子のやる気スイッチの押し方!

 
 
ADHD傾向の子は、自分の好きなこと、興味のあることには物凄い集中力を発揮するものです。
 
 
ですので、ADHD傾向のお子さんのやる気に火をつけるには、やはり「本人の好きなこと」をうまく使っていくことがポイントになります。
 
 
私の息子はバスケが大好きでしたので、私はまず自分で、バスケの強い高校をたくさん調べました。
 
 
そして中学2年生の夏休みに、息子を「高校の部活体験」に誘ってみることにしました。
 
 
「学校見学」には全く興味を示さない息子でしたが、好きなバスケができる「部活体験」には興味を示し、何校か参加することができました。
 
 
実際に学校に行ったことで、先輩などの様子もわかり、興味のある学校も出てきました。
 
 
「行きたい学校に行くために頑張ろう!」「やりたい部活に入るために頑張ろう!」などと何かしら、本人の動機付けがあると、苦手な勉強にも取り組みやすくなります。
 
 
ですので、できるだけ早めに、「卒業したらどんな進路があるのか」そして、「そこに進むためには、何をしなくてはいけないのか」ということを、本人が自覚するチャンスを作ってあげましょう。
 
 
本人に自覚が芽生えると、気持ちがガラッと変わってきます。
 
 
実際私の息子は、勉強が大大大がつくほど嫌いでしたが、「好きなバスケが強い高校に行きたい!」という気持ちが出てきてから、「絶対に遅刻はしない!」と決め、そして次第に自分で勉強も頑張るようになってきました!
 
 

 
 
目標が見つかった子は、「遅刻だけはやめよう」「宿題だけはやろう」などと、自分から少しずつ頑張るようになっていきます。
 
 
ADHD傾向の子のやる気に火をつけるポイントは、「本人が好きなことをきっかけにする!」です。
 
 
今年の夏はコロナの影響で、例年とは少しイレギュラーなこともあるかと思います。
 
 
実際に見学に行けなくても、インターネットで調べたり、資料を取り寄せたりして親子で一緒に卒業後の楽しいイメージを膨らませてみてください。
 
 
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執筆者:桜井ともこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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