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今すぐ実践!発達障害キッズの「コロナ休校明け」問題、家族の声かけで解決しよう。

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緊急事態宣言が解除され、長い休校もいよいよおしまい。休校タイムをマイペースで過ごした発達障害キッズが学校生活についていけるか不安なお母さんも多いでしょう。コロナ休校明けをスムーズに迎えるために、家族の声かけをちょっと工夫してみませんか?
 

【目次】

 

1.いよいよ学校再開!発達障害キッズの「コロナ休校明け」はどうなる?

 
 
世界中で猛威を振るうコロナウィルス
 
 
日本ではようやく感染者数も減り、明るい兆しが見えてきましたね。
 
 
国が出していた緊急事態宣言も徐々に解除され、2月から長期にわたって続いてきた「コロナ休校」も終わりを迎えようとしています。
 
 
長い間、制限された生活の中でおうちで過ごしてきたお子さん、そのお子さんのお世話をしてきた家族の皆さん。本当にお疲れ様です。
 
 
まだ完全に安心できる状態ではないものの、少しホッとしている方が多いでしょう。
 
 
しかし、平常時では考えられないほど長期間にわたり、学校から遠ざかっていた発達障害キッズにとってはここからが正念場。
 
 
家でのマイペースな生活にすっかり慣れてしまったお子さんにとっては、学校再開によりいつもの日常が戻ってくることを喜ばないかもしれません。
 
 
また、今年度入学を迎えたお子さんは、まずは学校に慣れることから始まります。
 
 
学校が再開になって、うちの子、ちゃんとついていけるかしら?と不安なお母さんも多いでしょう。
 
 
さらに、これからの季節はじめじめして過ごしにくい時期。
 
 
長期間の休校で落ちてしまった体力を回復させながら、暑い時期を過ごしていく、これも発達障害キッズにはツライものです。
 
 
また、遅れてしまった授業を取り戻すために、授業のペースが早足になったり、夏休みが大幅に短くなる可能性もありますよね。
 
 
発達障害キッズにとって、学校再開はいばらの道?と心配する皆さんに、「コロナ休校明け」をうまく乗り切れる秘訣をお伝えします。
 
 
 
 

2.コロナ休校中の「プラスの記憶」を家族で共有!

 
 
まず、皆さんに質問です。
 
 
コロナ休校中、お子さんは、そしてお母さんをはじめとする家族の皆さんは、どのように感じながら過ごしていましたか?
 
 
きちんと規則正しく過ごせて、学校の課題もばっちり!という方もいれば、ゆっくり子どものペースで、いつもはできないことを楽しめた、という方もいらっしゃるでしょう。
 
 
もしくは、親子ともども毎日バトルだったという方、親のほうがしんどくて、早く学校が始まってほしかった、という方もいらっしゃるでしょうか。
 
 
我が家には、小学校2年生の注意欠陥多動性障害(ADHD)の長男と、保育園年中の次男がいます。
 
 
両親共働きのため、普段は長男は放課後デイへ、次男は保育園へ通っていますが、コロナウィルス感染予防のため、二人ともずっと家で過ごすことになりました。
 
 
まだ幼い子どもたち。当然自分たちで留守番はできないため、夫のテレワーク、私の時短勤務と、同居の祖父母の手を借りて、家族で協力して子どもたちをみてきました。
 
 
2月にコロナ休校が始まった頃は、「この先どうなるんだろう…。」と不安しかありませんでしたが、時間が経つにつれ、気持ちが変化してきました。
 
 
特に、普段子どもたちと触れ合うことが少ない夫は、ゲームを通じて子どもたちとの距離を近づけることができたようです。
 
 
時にはみんなで夕飯を作り、長男は洗濯物を洗濯機に入れるお手伝いを毎日欠かさずやってくれました。
 
 
兄弟げんかや親子げんかもありましたが、時間が経つにつれ「家族の連帯感」が強くなってきたのです。
 
 
今、3ヶ月に及ぶ休校期間を改めてふりかえってみると、率直な私の感想は「楽しい時間を過ごせた」というもの。
 
 
もちろん、コロナウィルス感染でつらい思いをされた方も多い中、不謹慎かもしれないのですが、家族で過ごす時間の中で、子どもたちの成長を感じたり、夫と協力できたと実感することができたのです。
 
 
緊急事態宣言が解除され、休校の終わりと日常生活の再開が見えてきた夜、私は家族にそのことを話しました。
 
 
驚いたことに、夫も、子どもたちも同じ気持ち。
 
 
この楽しかった気持ちを持って、感染に気をつけながら日々の暮らしへ戻っていこうね、と家族で励ましあえたのです。
 
 
3ヶ月前は、こんな日を迎えることができるなんて思ってもいませんでした。
 
 
家族で協力しあって過ごしたこの3ヶ月は、キラキラした思い出になったのです。
 
 
発達障害の子どもたちは、その脳の特性からネガティブな記憶が定着しやすく、イヤな思い出は頭から離れないことが多いもの。
 
 
ですが、イヤな記憶は、楽しい思い出で上書きすることができます。
 
 
どんなご家庭にも、コロナ休校で得た楽しい思い出は1つや2つあるはず。
 
 
それを家族で話し合い、「楽しかったよね」「みんなで頑張ったよね」というプラスの記憶として、お子さんの脳に上書きしてあげてください。
 
 
そのプラスの記憶が、学校再開後の子どもたちを支えていってくれます。
 
 
さらに、プラスの記憶は親の側にとっても大切。
 
 
これがあると、子どものいいところに注目し、子どものことをほめたり肯定する「発コミュ」的関わりがスムーズになります。
 
 
ぜひ、コロナ休校の時期を振り返り、楽しかった思い出を家族で共有してみてください。
 
 
 
 

3.「アフターコロナ」を見すえた声かけは「〇〇に」がポイントです。

 
 
学校が再開になった後も、今まで過ごしていたような日常はすぐには戻りません。
 
 
学校では感染対策に加え、遅れた授業を取り戻そうと、先生方もピリピリしていることでしょう。
 
 
本当に日常が戻るまで、長い時間が必要かもしれません。いや、もしかすると、今まで過ごしていたような日常はもう戻らない可能性もあります。
 
 
「アフターコロナ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。コロナウィルス感染が収束した後の世界を指します。
 
 
今回のコロナ問題で、今まで当たり前だと思われていた常識が根本からひっくりかえりました。
 
 
例えばテレワーク。会議などは直接会わなくてもできることが分かり、今後は会議のためだけの出張は減っていくでしょう。
 
 
また、子どもたちの学びの場も、可能な部分はオンライン学習に代わっていくかもしれません。
 
 
感染症後の出席停止中や、学校に行けないお子さんも、オンラインで皆と同じように学べるようになる時代は、そう遠くはなさそうですよね。
 
 
これから先の未来、子どもたちが生きていく世界は、私たちが経験したことのない世界になる可能性が高いのです。
 
 
今まであって当たり前、当然と思っていたことが、コロナの影響で、なくても何とかなる、むしろ必要ではなかったことが分かった、と言う方も多いでしょう。
 
 
でも、そんな「アフターコロナ」の時代であっても、家族のありようは変わらないと思います。それどころか、家族の結びつきはますます強くなっていくことが予想されます。
 
 
そんな「アフターコロナ」を見すえた家族のおススメの声かけ。それは「一緒に」という言葉です。
 
 
子どもは、お母さんやお父さんと「一緒に」何かをするのが大好き。
 
 
ですので、「一緒に」という言葉を聞くだけで、お子さんは家族と一緒に何かをしたことを思い出すことができます。
 
 
・この前学校がお休みだったときみたいに、一緒にお料理しようか。
 
・明日一緒にゲームしようね。
 
・お母さん、あなたと一緒に過ごす時間が何よりもうれしいよ。
 
 
というように、「一緒に〇〇」という声かけを増やすように心がけてみましょう。
 
 
発達障害の特性でもある、不安が強い子・自信がない子も、家族と一緒なら安心していろんなことにチャレンジできますよね。
 
 
そして、コロナ感染予防のために我慢してきた、お出かけや旅行。「今度一緒に○○に行きたいね」と声かけをすれば、未来への楽しみも増えること間違いなし。
 
 
「一緒に」という言葉で、家族の結びつきを強めていきましょう。
 
 
 
 
アフターコロナの時代は、今までの常識を捨て、新しい価値観への変革が求められる時代になります。
 
 
そして、子どもたちはすでに、その準備ができているのかもしれません。
 
 
そう、次に変わるのはお母さん、あなたです。
 
 
子どもたちと一緒に、次の世界へ駆け抜けていきましょう。
 
 
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執筆者:森中 博子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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