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発達障害ADHDの子どもの学校トラブル解消に「記憶」と「切り替え力」が大事な理由

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発達障害の子どもが学校生活にスムーズに参加するためには、ネガティブな記憶を残さない「切り替え力」が大切です。ADHDタイプの息子にとても効果があった、気持ちの切り替え方法をご紹介します!
 

【目次】

 

1.ADHDの息子が授業に参加できないのは「記憶」と「切り替え力」が関係していた

 
 
まだまだコロナについてのニュースは落ち着きそうにありませんが、学校が再開したときに発達障害の子どもたちがスムーズに学校生活を送れるか不安はありませんか?
 
 
今回は、休み時間の出来事を引きずって授業にうまく参加できなかった注意欠陥多動性障害(ADHD)タイプの息子の経験から、物事を切り替える力を伸ばす方法についてお伝えします!
 
 
うちの長男は友達付き合いもトラブルになることが多かったため、お友達とのトラブルを引きずったまま授業に入り、集中できないということがありました。前に起きた出来事を引きずってしまうということは、切り替えが苦手とも言えますが、どうして前の出来事を引きずってしまうのでしょうか?
 
 
まず、発達障害の子どもはポジティブな記憶よりネガティブな記憶の方が残りやすいため嫌な記憶を長く引きずってしまうという理由があります。そのため、感情のコントロールが苦手だったりするとネガティブな気持ちを切り替えられずに授業に集中できなくなります。
 
 
そして、スッと切り替えて授業に参加できない2つ目の理由としては、
 
 
・先の自分の行動を推測することが苦手
・先がわからない不安からソワソワしてしまう
・周りのことが気になってしまい集中できない
 
 
といった、発達障害の子どもによくある特性から気持ちをうまく切り替えられず授業に参加できないケースがあります。 では、そんな子どもたちが気持ちを切り替えて授業に参加できるように、お母さんに何かできることはないのでしょうか?
 
 

 
 

2.発達障害の子にネガティブな記憶を残さない!家でもできる切り替え方法

 
 
そこで今回はADHDタイプの息子に効果があった、お家でできる気持ち切り替えの練習方法を2つご紹介したいと思います!
 
 
切り替え方法の1つ目は、ルーチンを決めておくこと!
 
 
イライラした時には、
・深呼吸をする
・頭の中で好きな歌を1曲歌う
 
 
など、イライラしたらこうしよう!というルーチンを決めておき、一緒に練習しておくことができます。
 
 
2つ目はタイムアウト!
 
 
この方法は、お子さんが1人で気持ちを沈められる場所を1箇所決めておいて、年齢×1分ほどの時間1人でその場所でクールダウンする方法です。
 
 
・気持ちが高ぶってコントロールしにくくなったりしたら、タイムアウトしようということ
・クールダウンする場所や時間を決めておくこと
 
これらを、事前に、お子さんと決めておきます。クールダウンする場所はクローゼットなどの狭い空間が落ち着くというお子さんもいるようです。落ち着いて居られる場所はお子さんと相談しながら決めてあげてください。
 
 
何か嫌なことがあったりして、お子さんがクールダウンが必要な状態になったら「タイムアウトしてきたら?」と言って穏やかに促してあげます。
 
 
そして、タイムアウトが終わったら何も言わず、静かに次の活動に誘ってあげてくださいね!
 
 

 
 
お家で過ごす時間が長い今がチャンスです、今回ご紹介した「切り替え上手になる方法」はどれも家ですぐにできるものばかりなので、ぜひチャレンジしてみて下さいね!
 
 
ネガティブな記憶を引きずりやすい発達障害の子どもたちは、気持ちの切り替えが上手になるだけで授業に集中して参加できるようになります。しかも、授業参加だけではなくお友達トラブルなど様々なところで気持ちの切り替えを使えるようになっていきます。
 
 
そして最後に、気持ちの切り替えはお母さんにとっても役立ちます。休校続きでイライラ!ストレスがたまる!!そんな時はぜひ、お母さんもお子さんと一緒に切り替え方法を試してみてくださいね。
 
 
コロナ禍でストレスがたまる時期だからこそ、上手に気持ちの切り替えをして頑張っていきましょう!
 
 
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執筆者:水本しおり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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