ADHD 幼児

落ち着きがない!は時間が解決することではありません。子どもと一緒に今日からできる実践編!

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絵本を読み聞かせても、おもちゃで遊んでいてもどこかソワソワして落ち着きがない子どもに、不安と焦りを感じていませんか?もう少し大きくなれば落ち着くかしら?と考えているお母さん!不安があるのならば今すぐできる対処をして安心を手に入れましょう。
 

【目次】

1.落ち着きがない子どもの問題行動の原因
2.「聞く力」の大切さ
◆集団生活の中でのルール
◆子どもに届く指示の出し方
3.お家でできる褒め&指示の〇〇作戦!

 

1.落ち着きがない子どもの問題行動の原因

 
 
子どもが小さな頃、絵本を読み聞かせてもじっと座ってられなかったり、今はこれで遊んでいたと思ったのにもう違うおもちゃで遊んでいたり…といった落ち着きの無さが目立ち、心配されたことはありませんか?
 
 
誰かに相談しても、そのうち落ち着いてくるから大丈夫、まだ小さいのにそんなに心配しなくて大丈夫だよ!と言われ、なんとなく不安が解消されぬまま悶々と日々を過ごしていませんか?
 
 
私が勤めていた保育園の子どもたちも2、3歳の頃はまだ語彙力や経験値も少なく、初めて見るものや触るものに興味が湧き、じっとしていられないことはよくありました。
 
 
4、5歳の頃になってもまだまだ、自分の意見が通らず、ケンカになったり、落ち着きがなく何度言っても言うことを聞けなくて、怒られてしまうこともあります。
 
 
この頃、子どもたちはたくさんの経験を通し、お互いの意思疎通のための手段を駆使し、コミュニケーション能力を培っていきます
 
 
そして、だんだんと色々な体験を通し、自分の意見をしっかり伝えられるようになり、お友だちの意見も聞け、先生のお話を聞いて、答えたりすることができるようになっていきます。
 
 
しかし、発達障害の中でも注意欠陥多動性障害(ADHD)や、自閉症スペクトラム(ASD)の子どもたちは、目からの情報の刺激を受けやすいので、落ち着きのなさが目立ちます
 
 
焦点が定まらず、集中することが苦手で、落ち着いて座っていられなかったりこだわりが強く、切り替えができなくて先生のお話をきちんと聞けない場合があります。
 
 
また、一方的に喋ってしまったり、お友だちのものを勝手に持っていってしまったりすることがあり、同年代が生活する保育園や幼稚園では、トラブルになってしまうことも多いように感じます。
 
 
しかし、その一見問題に思える行動は、しつけができていないことが原因ではなく、実は脳が未発達であることが原因で起こる行動だと言うことが徐々に知られてきました。
 
 

 
 

2.「聞く力」の大切さ

 
 
そこで私たちは、未発達な部分を発達させていくために、まず「聞く力」に焦点を当てて考えていきました。
 
 

◆集団生活の中でのルール

 
 
私が年中さんで受け持っていた子どもたちは、落ち着きがない子が多く、何をするにも大騒ぎになってしまい、活動が途中で中断されてしまうことがあるようなクラスでした。
 
 
特に、プールやどろんこあそびなどは楽しくなりすぎてしまい、せっかく集中して遊んでいるのに、行き過ぎや、やりすぎになってしまい、危険が伴うため、注意せざるを得ませんでした。
 
 
思いきり遊ばせてあげたいけれど、嫌がるお友だちに水をかけてしまったり、水の中でふざけ合いっこをしてしまう。
 
 
注意すべきか見守るか、その見極めはとても難しかったです。
 
 
そこで、なんとか注意をせずに子どもたちと楽しく活動できる方法はないか、話し合いを重ね、子どもたちと一緒にルールを決めることにしました。
 
 
子どもたちとの話し合いの結果、先生がお話ししているときには「先生を見て・お話をしないで・良い耳で聞く」と言うルールを決めていきました。
 
 

◆子どもに届く指示の出し方

 
 
聞く姿勢ができたら、「聞いてください」と聞くことを意識すること伝えます。
 
 
特に集団の中では、こちらが全員に話していても、落ち着きがない子は、自分に言われていると気づかないこともあるので「〇〇君も聞いてください」と意識を向けます。
 
 
そして、先生が話すときや聞いて欲しいときには、「これから3つのことを話します!」とあらかじめお話の個数を伝えます
 
 
静かにでき注目を集められたら、1つずつ説明していきます。ホワイトボードにやることリストを書いて、見える化していくことも効果的でした。
 
 
そしてできている子に注目し、「〇〇君ちゃんとお話聞けてて素敵!」「△△ちゃんは背中が伸びていて、聞く姿勢がいいね」とグッジョブサインを出します。
 
 
こうして指示が通ったら「お話が上手に聞けた人から呼ぶね」と伝えると、頑張って待っていることができるようになっていきました
 
 

 
 

3.お家でできる褒め&指示の〇〇作戦!

 
 
保育園ではこのように落ち着きがない子には、1つずつゆっくりとやることを伝え、対応をしてきました。お家でも同じように、お母さんができることがたくさんあります。
 
 
まずは今、子どもが「聞く耳」をもっている状況にあるかを観察してみてください。もしもテレビに夢中になっているようであれば、テレビが終わって落ち着いているときに話してみてください
 
 
そして伝えたいことがあることを、子どもの視界の中に入ってから話し始めます
 
 
何度言っても言うことを聞いてくれない場合でも、強く言えば言うことを聞いてくれると言う考えではなく、決してイライラせずに同じ声のトーンで話すことが大切です。
 
 
ついつい、注意を引こうとすると大きな声で言ってしまいがちですが、逆に聞こえるか聞こえないかぐらいの小さな声で話すことも、子どもがなんだろう?と思ってくれてとても効果的です。
 
 
聞くことに注目できたら、やることを短い言葉でシンプルにストレートに伝えます。こうすることで「聞く耳」が育ってくるのです。
 
 
落ち着いて話を聞けているときに
 
「カッコよく座れたね!」
「じゃあ、好きな絵本選んできてね」
「ママのお話聞いてくれて嬉しいな」と
 
できたことを褒め、指示を出し、また褒める。つまり、褒める・指示・褒めサンドイッチ作戦で伝えると子どもがスッと動くようになるのです。
 
 
お母さんがあれもこれもと思わずに、ゆったりとした気持ちで子どもを観察し、行動を褒めていくと、子どもも落ち着いていきます!
 
 

 
 
毎日を笑顔で過ごすために今日から挑戦してみてはいかがでしょうか?
 
 
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執筆者:古関ときこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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