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「宿題しなさい」はもう言わない!発達障害の子が自然に勉強できる環境づくり

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発達障害・グレーゾーンのお子さんは、勉強や宿題をやり出すのに時間がかかったり、集中力が続かなかったりします。お母さんはそんな様子にイライラしてしまいますよね。子どもが集中して自然に勉強に取り組むようになる環境をご紹介します。
 

【目次】

 

1.発達障害の子に「勉強しなさい」と言いたくないですよね!

 
 
発達障害があってもなくても、子どもはなかなか勉強に取り組めませんね。
 
 
「勉強しなさい」「宿題しなさい」と言わなくても自分から勉強をしてほしい、と多くのお母さんは思っていると思います。
 
 
発達障害・グレーゾーンの子の場合は、できることとできないことの差が大きいため、お母さんは苦手なことに目がいきがち。
 
 
少しでも同じようにできるようになって欲しいと思って、子どもに「勉強しなさい」と口うるさく言っていませんか?
 
 
発達障害の子は特性として、自分の興味のないことや苦手なものには集中力が続きません。これは、本人の努力の問題でどうにかなるものではないのです。
 
 
頭ごなしに「勉強しなさい」と言われると、かえってやる気を失ってしまいます。それよりも、本人が気持ちよく勉強できる環境に整えてあげることが大切です。
 
 
 
 

2.子どもが勉強に集中できるような環境を整えましょう

 
 
発達障害・グレーゾーンの子には勉強する場所を決めてあげると良いでしょう。
 
 
また、発達障害・グレーゾーンの子はルーティンが得意ですから、一度ルールを決めると行動がスムーズに進み、勉強も習慣化しやすくなります。
 
 

◆小学校低学年

 
 
小学校に入ったばかりの一年生や低学年の子の場合は、学校から帰ってきて宿題をする習慣を作るためにも、リビング学習の方が良いかもしれません。
 
 
リビングに勉強机を置く、もしくは、リビング横のお部屋に勉強机や勉強スペースを作ることがオススメです。うちの場合は、リビングに勉強机を置いて勉強をするようにしました。
 
 
そうするとお母さんの目が届きやすく、わからないときにもすぐに教えてあげられます。また、できたところをすぐに褒めてあげられる、といったメリットもあります。
 
 
デメリットとして、リビングやダイニングのテーブルを使用して勉強するとテーブルが散らかったりしてしまい、食事のときには一旦、綺麗に片付けなければいけません。
 
 
勉強の途中で夕飯になったりして、せっかくの勉強へのやる気が削がれてしまいますね。
 
 
リビングのほんの一角を勉強スペースにすると、勉強道具は片付けなくてもOK!そうすると夕食の準備もスムーズですね。
 
 

◆小学校高学年以上

 
 
小学校高学年や中学生になると、静かな場所で勉強した方が集中できるようになってきます。
 
 
リビングでは、テレビの音やきょうだいの声などが気になります。「さあ、勉強しよう」と思っても、リビングがすぐに勉強できない状態かもしれません。
 
 
うちは長男が中3の受験生。さすがに、リビングでは家族がいて集中することができません。
 
 
一人でも勉強に取り掛かれる習慣がついたお子さんは、リビング学習を卒業して勉強部屋で勉強するといいですね。
 
 
 
 

3.発達障害の子の集中力が上がる子ども部屋とは?

 
 
発達障害の子の中には、外からの刺激に過敏に反応してしまう子がいます。部屋を少し変えるだけで、子どもの特性や気持ちが落ち着くことがあります。
 
 
今回は、子どもが集中でき、学びたくなる部屋の環境についてご紹介したいと思います。
 
 

◆カーテンはブルー系で集中力アップ

 
 
色は心理的、生理的に大きく影響を及ぼします。カラーでおすすめなのはブルー系の色です。
 
 
ブルーは一般的に、クールな探究心や自立心とつながりやすく、心を落ち着かせるといわれています。精神をリラックスさせるため、焦りや苛立ちが静まり勉強に没頭しやすくなります
 
 
一方で、時間の経過を遅く感じさせる効果があります。2時間勉強したとしても実際には、1時間くらいにしか感じられません。
 
 
集中力と充実感が得られるので、発達障害の子どもの勉強部屋にぴったりの色です。
 
 
反対に、時間の経過を遅く感じされるのは赤などの暖色系の色。「赤」の部屋の中にいると30分が1時間に感じられると言われています。
 
 
「青」は気持ちを静めて落ち着きを促します。医学的にも、血圧を下げ脈拍を少なくする効果があると実験で確かめられています。
 
 
ですから精神的に疲れているときや、なぜか腹立たしく感じるときは、青空を見上げて深呼吸してみてくださいね。
 
 

◆壁の色はアイボリーやオフホワイトで!

 
 
壁の色は、白をベースにすると、部屋をシンプルにまとめることができますが、真っ白すぎるとかえって疲れやストレスを感じる空間になってしまいます。
 
 
ですから、アイボリーやオフホワイトのような少し柔らかみのある色がおすすめです。部屋も広く感じますし、緊張感を和らげ気持ちを落ちつかせるのには最適です。
 
 
部屋の壁を変えることが難しい場合には、海などのポスターやパステルカラーの絵画などを机の前に飾ってみてくださいね。
 
 

◆勉強机はシンプルで大きなものを

 
 
日本の学習机は、天板の上に本棚がついているものが多いです。しかし、天板はなるべく大きく、シンプルなものがオススメです。
 
 
勉強や宿題をするときには、教科書、ノート、辞書、参考書、ドリル、ワークなどいろいろなものが必要になりますね。
 
 
たくさんの資料や道具を見やすく、使いやすくするには、天板が広い方が使いやすいです。
 
 
また、天板の上に本棚がついているとついつい本棚に目がいってしまい、発達障害の子は気が散りやすくなります。
 
 
勉強机の上の作り付けの本棚には、勉強に必要なものだけにすることをオススメします。
 
 

◆本棚は別の場所へ

 
 
発達障害の子の場合には、物がたくさんあると集中できないという子が多いです。
 
 
勉強をする部屋の本棚は勉強の本だけにして、漫画や趣味の本などは、リビングや別の部屋の本棚に置いておく方がいいでしょう。
 
 
本棚の中身が勉強に使うものだけならば良いですが、勉強に関係ない漫画や趣味の本があると、勉強に集中できなくなってしまいます
 
 
どうしても、勉強部屋に置く場合には、本棚に布カーテンをつけて勉強のときには目隠しをしておくと良いでしょう。
 
 
リビングで勉強をしているときには、勉強している間だけ本棚に白い布をかけておくと良いですよ。
 
 
 
子どもにはたくさん本を読んで欲しいですね。たくさんの本を読むことはとても良いことです。
 
 
ぜひとも、家族の集まるリビングや勉強場所以外の子ども用スペースに本棚を作ってあげてくださいね。
 
 
勉強部屋のインテリアをほんの少し変えることで、発達障害の子どもが意欲的に勉強する「きっかけ」になる環境をご紹介しました。
 
 
勉強しやすい環境を作って、お子さんが自然に勉強できる習慣を作ってあげてくださいね!
 
 
発達障害・グレーゾーンの子の勉強をサポートする方法を多数ご紹介しています。
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執筆者:深井淳子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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