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梅雨入り前の「雨の日」対策で発達障害・グレーゾーンの子の不安が安心に変わります!

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もうすぐ梅雨。幼稚園や保育園では保護者が一緒に送迎するかバス送迎など、周りの大人が対応してくれていました。小学校は、子どもたちだけの登校になります。発達障害の子どもはいつもと違う状況が不安になります。今から雨の日の練習をしておきましょう!
 

【目次】

 

1.梅雨の始まる前に、なぜ必要?発達障害・グレーゾーンの子の雨の日準備

 
 
幼稚園や保育園には、お母さんやお父さんなど保護者の方が一緒に送迎していたと思います。幼稚園によっては、先生がバスや徒歩で送迎してくださることもありますね。
 
 
どちらにしても、周りの大人が子どもたちをフォローしてくれる状況です。
 
 
それが小学校に入ると、子どもたちだけで登校するようになります。
 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもはいつも違うことが苦手です。とくに雨の日の登校はいつもと違うことだらけ!
 
 
いつも通りにならないことでパニックになったり、不安から急に学校に行きたくないと言い出したりする子もいるかもしれません。
 
 
今年は、コロナによる臨時休校のため、6月から本格的に学校に通い始めることになるお子さんも多いと思います。
 
 
学校に慣れる間もなく、梅雨の季節到来です。ですから、梅雨入り前にいつもとは違う日である雨の日の練習をしておくと安心です。
 
 
 
 

2.発達障害の子のレイングッズのポイント

 
 

◆どうして傘を壊しやすいの?

 
 
うちには2人の男の子がいます。この2人の兄弟は小学校に入って、いったい何本の傘を壊してきたことでしょう…。
 
 
あまりにも傘を壊すことが多いので、私はある雨の日、次男がどんな風に登校するのか後をつけて観察してみました。
 
 
次男は電柱と壁の間を、傘をさしたまま通っていました。晴れた日なら普通に通れるんでしょう。でも、傘をさしていたら通れないよね!って普通に考えれば分かることですが…。
 
 
発達障害やグレーゾーンの子は感覚の情報処理が独特なため、通れないところをやたらと通ろうとしたり、無理に通り抜けようとしたりすることがあるのです。
 
 
うちの長男の場合は、傘を持って帰ってくるときに、下水道の側溝の穴に傘の先を入れてしまい、傘の骨を曲げてしまいます。
 
 
「中学校になってもまだ、傘の骨曲げて帰ってくるよ〜」とママ友に話すと、
 
「うちも、うちも!側溝の穴に傘の先を入れながら歩いてるんだよ」という返事が帰ってきました。
 
 
男の子あるあるなのでしょうか?「穴に傘の先を入れないようにね!」と言っても、子どもはダメだということほどやりたくなるもの。
 
 
こんなとき「また、傘の骨曲げてきて!!」「もう〜何本傘壊すの?!」なんてついつい言いたくなってしまいますが、そこはグッとこらえください。
 
 
「おかえり」の一言ともに
「傘忘れずに持って帰ってきてえらい!」
「雨の中、大変だったね!頑張ったね!」
と、笑顔で子どもを迎えてあげてくださいね。
 
 

◆傘選びのコツ

 
 
発達障害・グレーゾーンの子にとって、雨の日は晴れの日には起こらない事態が発生する日です。
 
 
傘はワンタッチで開くものが多いと思いますが、手動のものありますね。
 
 
次男はやたらと壊すのでいろいろな傘を使ってきました。ワンタッチのものは開けられるのですが、手動の傘は「指が痛い」と言って開くことができません。
 
 
発達障害・グレーゾーンの子は、手先が不器用なことがあります。また、感覚が過敏なこともあり、ちょっとした刺激にも過敏に反応することがあります。
 
 
うちの次男は、微細運動(手指の細かな動き)が苦手なので、手動の傘の手元の「ハジキ」を押すのが苦手。
 
 
また不安が強いため、傘を開けるとき指が「ハジキ」に挟まれるんじゃないか、と異常に怖がっていました。傘を閉じるときも指が痛いので、手動ものを使うときは手袋や軍手をさせています。
 
 
発達障害・グレーゾーンの子、大人は見過ごしがちなそんな細かいことが気になったり、不安になったりするのです。
 
 

◆タオルとビニール袋は必須

 
 
子どもたちは傘のさし方も適当なので、ランドセルはビチョビチョ!ランドセルは雨に濡れても大丈夫なものを選ぶことをお勧めします。
 
 
雨が本人にかかっていなければ良し!タオルを持たせ「学校に着いたら濡れたところを拭こうね!」と伝えています。濡れたタオルを入れるビニール袋必要ですね。
 
 
幼稚園の頃には、レインコートを着ていた子も多いと思います。小学校によっては、レインコートを置く場所がありません。やはり雨の日は傘に頼ることになります。
 
 
レインコートOKの学校でも、特に男の子は小学校になった途端にレインコートは着たくないと言い出す子が出てきます。
 
 
大きくなるにつれて「着るのは面倒だから」とか「みんな着てこないから」とか言い出すのです。
 
 
大人は心配で色々と言いたくなりますが、ここは成長を見守りながら、子どもの選択を尊重しましょう。
 
 
 
 

3.雨の日の不安は、梅雨入り前に通学路のチェックで解消!

 
 
晴れた日には気にならないことも、雨の日には気になることがありますね。例えば、雨の日のマンホールのフタはとっても滑ります
 
 
「ぬれているときは滑るから、マンホールの上じゃないところを通ろうね!転んだら危ないからね!」と教えておくことも必要ですね。
 
 
傘をさした子どものそばを車が通ると、とても危ないですね!狭い道の場合にはなおさらです。大人はよけられても、子どもは大人よりも視界が狭いため、うまくよけられないことがあります。
 
 
そこで、お休みの日が雨だったら、お子さんと一緒にチェックすることをオススメします。
 
 
「ここで車が来たらどこによけたらいいかな?」と質問しながらお子さんと一緒に通学路を一度お散歩してみてくださいね。
 
 
お子さんの不安も解消されるし、意外な発見や注意箇所が見つかるかもしれません。
 
 
また、行きは雨が降っていても、帰りは雨がやんでいることがあります。下校のときには開放感でいっぱいの子どもたち。
 
 
持っていった傘を学校に置いてきてしまうこともありますね。うちの子は絶対に忘れてきます。目の前のことで頭がいっぱいになるのも、発達障害・グレーゾーンの子の特徴です。
 
 
梅雨に入ると毎日雨が降ることもあります。あらかじめ、お母さんは傘を何本か用意しておくと安心ですね。
 
 
 
 
そして雨の日、お子さんが学校から帰宅したら、笑顔で「おかえり」「雨の中、よく頑張ったね!」と迎えてあげてください。
 
 
いつもと違う一日を頑張ってきた子どもたち、お母さんのハナマルをもらえたら雨の日ももう不安はありません。
 
 
不安になりやすい発達障害・グレーゾーンの子は、梅雨の始まる前に準備をしておくと「雨の日」も安心して学校に送り出せます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
 
 
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執筆者:深井淳子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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