ADHD 発達障害

思春期以降の発達障害ADHDの子が輝き出す!「絶対に身につけさせたいコミュニケーションスキル」とは?

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発達障害があると、親はどうしても苦手の克服に目がいってしまいます。親の目も手も届きにくくなる思春期以降に、発達障害ADHD傾向の子が、自分の未来を輝かせるために「絶対に身につけておきたいコミュニケーションスキル」についてお話しします。
 

【目次】

 

1.苦手のサポートに必死だった過去

 
 
発達障害・注意欠陥多動障害(ADHD)傾向の子は、特性のために苦手なことがたくさんあります。
 
 
特に不注意傾向のあるADHD傾向の子は、単なるうっかりミスだけでなく、理解力、思考力もまだ未熟なことが多く、家庭でのお母さんの声かけや、サポートが必須となります。
 
 
お母さんからの必要なサポートがあるかないかは、その子の成長に大いに影響があります。
 
 
我が家でも、小学校低学年の間は特に、何をするにも二人三脚で取り組んできました。
 
 
朝の起床から就寝までの生活面でのサポートに加え、時間割のチェック、忘れ物のチェック、プリントのチェック、宿題のチェック、発達障害ADHD傾向の子どもを持つお母さんは、気を配らなくてはいけないことが山ほどあります
 
 
ときには家庭教師になり、ときには秘書になり、身の回りの監督業務を一手に引き受け、私はただただ必死に我が子をサポートしようと頑張っていました。
 
 

 
 

2.発達障害ADHDの子を持つお母さんが陥りやすい罠

 
 
高学年になるにつれ、私はだんだんと息子に「そろそろみんなと同じようにできるようにしなくては」と思うようになっていきました。
 
 
みんなと同じように「一人でできることを増やしていくこと」が、自立のゴールだと思っていました。
 
 
私は息子に、「あれをしなさい」「これをしなさい」と、たくさんの指示を出し、「あれもできていない」「まだこれもできていないの!」とダメ出しばかりを繰り返すようになってしまいました。
 
 
発達障害ADHD傾向の子を育てていると、「この子ができることを増やすにはどうしたらよいか」「この子の苦手をなくすにはどうしたらいいか」と考えながら日々生活をしてしまいます。
 
 
「できることを増やしていく」ということは、とても大事なことです。
 
 
しかし「できることを増やす」ということは、「全てを1人でできるようになる」ということとイコールではないのです。
 
 
私は「自立」=「なんでも一人でできるようになる」と思い込んで、息子に過度な要求をしてしまっていました。
 
 

 
 

3.絶対に身につけさせたいコミュニケーションスキルはこれ!

 
 
子どもたちが、輝く未来を手に入れるために、絶対に身につけさせたいコミュニケーションスキルはズバリ!
 
 
「人に頼る技術!」です。
 
 
発達に凸凹があろうとなかろうと、人間が一人でできることには限界があります。
 
 
自分のことを考えてみても、周りの人に助けられていることがたくさんありました。
 
 
「自立」=「一人でなんでもできること」ではないんです。
 
 
私はまず息子に、「自分でやりなさい!」「1人でできるようにならなきゃだめよ!」と言うことをやめました。
 
 
そして、周りの人とのコミュニケーションが苦手な息子が、「自分ができないこと」「苦手なこと」「わからないこと」人に頼ったり、聞いたりすることができるように次の作戦に取り組みました。
 
 
「にっこり笑顔で人に甘える!」作戦です。
 
 

①子どもに頼ってみる

 
 
今まで人に甘えたことのない息子は、うまく人に甘えることができず、何かお願いするときも、いきなり「お前がやれ!」「俺に貸せ!」などとトンチンカンな対応ばかりが目につきました。
 
 
そんなお子さんは「人にうまく甘える術」を持っていません。
 
 
そんなお子さんにはまず、「お母さんが子どもに頼る」ということをしていきましょう!
 
 
まずは家庭の中で、お母さんがご主人や子どもに頼ったり甘えたりという機会を増やします。
 
 
「人への気持ちのよい甘え方」「お願いの仕方」のお手本をお母さんが見せていくのです。
 
 
「ちょっとそこの本を取ってもらえる?」「この荷物持ってもらえる?」など小さなお願いを笑顔で、たくさん息子にしてみるようにしました。
 
 
今までやったことがないことをお願いするので、めんどくさがることもありますが、ほんの些細なことでも良いので、できるだけなんでも「子どもに頼る」ということにチャレンジしてみてください!
 
 

②「にっこり、ありがとう!」がもたらすコミュニケーション効果!

 
 
この作戦の隠れたのメリットは、やってもらったお返しに「ありがとう!」と言ってあげられることです。
 
 
「ありがとう!」という言葉は、「誰かの役に立てた!」という喜びになります。
 
 
つまり、お母さんがたくさん頼れば頼るほど、お子さんはありがとうのシャワーを浴びて、喜びをチャージすることができるのです。
 
 
嬉しい気持ちがたまっていった息子は、だんだんと口調が柔らかくなっていき、自らも「にっこり笑顔で甘える!」そして、「ありがとう!」と言えるようになってきました。
 
 
そして次の個人面談では、担任の先生に「最近は、周りの子に上手に甘えられるようになって、周りの子からも優しくしてもらえて、いい関係が築けてきています」と言われるようになりました!
 
 
今までは、人に聞くことすら面倒で、「わからないからできない」「できなくてもいいや」とあきらめていた息子でしたが、周りに上手に甘えられるようになり、周りとのスムーズなコミュニケーションが取れるようになっていったのです。
 
 
ADHD傾向の子は、元々は明るくて、人懐っこい性格の子が多いです。気持ちが安定して自信がついてくると、にっこり笑顔で「教えて!」と人にも甘えられるようになってきます。
 
 

 
 
スムーズなコミュニケーションが取れるか取れないかは、学校生活だけでなく、これからの人生に大きく関わっていきます。
 
 
人に「にっこり、ありがとう!」が言えるようになったことで、人からもだんだんと頼られるようになり、ますます元気で明るい息子の良さが発揮できるようになってきています。
 
 
自分の良さが発揮できるようになってきて初めて、個性が輝き出すようになります!
 
 
人に甘えるスキルを身につけさせたかったら、お母さんがまず子どもに頼ってみる。
 
 
「にっこり甘える!」と、「にっこり、ありがとう!」がポイントです。
 
 
ぜひこのスキルを身につけて、子どもの持ち前の明るさを存分に発揮してあげてくださいね!
 
 
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執筆者:桜井ともこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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